銀のしずく降る降るまわりに―知里幸恵の生涯
2006.12.03 Sunday 22:07
知里幸恵(ちり・ゆきえ)はアイヌの少女。アイヌ文学研究の第一人者である金田一京助博士の、欠かせないパートナーでした。
大正7年、幸恵の住む旭川市の住まいに金田一博士が尋ねてきます。文字を持たないアイヌの物語を聞くためでした。その相手は老婆ではなく少女の幸恵。彼女はアイヌのユーカラ(叙事詩)をアイヌ語で暗記していただけではなく、それを日本語に訳す能力も兼ね備えていました。
金田一博士に請われた幸恵は東京に出て行き、博士の研究の協力をします。そして幸恵のおかげでアイヌの美しい文学が世に知られることになったのです。
アイヌ神謡集に収録されている自然を神とあがめるアイヌの物語は、その語感もストーリーも、涙が出るほど美しいものです。
しかしその作品が世に出たとき、幸恵はこの世にはいませんでした。わずか19歳で生まれつきの心臓病で世を去っていたのです。
彼女の命をつむいで世に出た本と彼女の短くも美しい生涯を、金田一博士と幸恵の弟、真志保(ましほ)二人と交流のあった藤本英夫氏がまとめたのがこの本です。
読むほどに彼女の短い生涯が惜しまれてなりません。
大正7年、幸恵の住む旭川市の住まいに金田一博士が尋ねてきます。文字を持たないアイヌの物語を聞くためでした。その相手は老婆ではなく少女の幸恵。彼女はアイヌのユーカラ(叙事詩)をアイヌ語で暗記していただけではなく、それを日本語に訳す能力も兼ね備えていました。
金田一博士に請われた幸恵は東京に出て行き、博士の研究の協力をします。そして幸恵のおかげでアイヌの美しい文学が世に知られることになったのです。
アイヌ神謡集に収録されている自然を神とあがめるアイヌの物語は、その語感もストーリーも、涙が出るほど美しいものです。
しかしその作品が世に出たとき、幸恵はこの世にはいませんでした。わずか19歳で生まれつきの心臓病で世を去っていたのです。
彼女の命をつむいで世に出た本と彼女の短くも美しい生涯を、金田一博士と幸恵の弟、真志保(ましほ)二人と交流のあった藤本英夫氏がまとめたのがこの本です。
読むほどに彼女の短い生涯が惜しまれてなりません。
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