青森と函館を結んだ国鉄青函連絡船が、青函トンネルの開通によって廃止され18年がたちます(昭和63年=1988年廃止)。
以後、青函連絡船の写真集は何冊か発行されましたが、これは青函連絡船で働いていた金丸氏が、50年以上の歳月をかけて取り貯めた写真の集大成です。特に昭和29年(1954年)9月の、のちに洞爺丸台風と名づけられた台風のときには、いくつもの写真を警察などに提供したそうですが、そのときの写真は行方不明のまま。本書に収録された洞爺丸台風の写真はそれ以外の秘蔵写真だそうです。
いまや、本州と北海道のアクセスは、飛行機が9割以上、そして次がフェリー、鉄道は青函トンネルがあるにもかかわらず最下位の需要です。
青函連絡船の写真集としてはこれが最後ではないでしょうか。
なお、現在JR函館駅2階の
いるか文庫では、青函連絡船についての各種資料を展示・販売しています。また、函館港には摩周丸が係留・公開されていますので、函館に行かれた際はぜひお訪ねください。