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観光にはクルマが便利

クルマでの移動
広大な北海道を旅行するのにもっとも便利なのは自動車です。
広くて快適な道路交通網が発達していますので、1都市滞在型でない限りはマイカーやレンタカーでの周遊観光をお勧めします。
道内は札幌などの大都市でない限りは渋滞はほとんどなく、道に迷うこともほとんどありません。農道や林道も走れますので観光にもっとも便利なのはレンタカーかマイカーです。
ただし、道内の交通マナーは悪く、交通事故率も47都道府県のトップクラスですから充分お気をつけください。速度違反摘発も随所で行われており、交通ルールを守って観光するのは鉄則です。
なお、観光タクシー・ハイヤーも各所にありますので、必要ならばご利用ください。

東日本高速道路
 北海道および本州東部の高速道路会社。
ドラぷら
 高速道路の渋滞情報や、所要時間・ルート検索。
北の道ナビ
 北海道内の道路状況。

ルート設定のコツ
  1. ファミリードライブ旅行の一日の走行距離は、観光があるなら150km〜200km、高速道路を含めるなら350km程度が限界の目安。
  2. インターネットの地図、グーグルマップはルート検索が可能。旅程を組み立てるのに便利です。
  3. ガソリンスタンドまで距離があるので、給油は早めに。
  4. 林道は魅力だがゲートが閉まっていることもあり、落石や崩壊などの危険もあるので走るなら自己責任。→ゲートの奥で路肩に落ちた車を見ました。
  5. 主要観光地は携帯電話が通じるが、山間部では圏外もある。万一に備え衛星携帯電話のレンタルもある。AquaTec→路肩に落ちてもJAFを呼べず往生していました。私が町まで走って連絡しましたがどうなったでしょう。

家族で北海道をドライブする心得 10ヶ条
Astra
  1. 子供の体調に合わせる。具合が悪ければ断念する勇気を。
  2. 子供の興味は車窓風景を見ることではなく、何かすることにある。時折降りて、遊ばせる。
  3. さまざまな経費の中でも宿泊費が一番かかる。ここをどう工夫するかで費用が変わってくる。
  4. 旅館の食事ばかりでは飽きるので、食事なしのホテルや素泊まりを組み合わせる。
  5. 1週間以上に亘るときは、途中に2連泊する「クッション」を用意しておき、不意の変更に備える。
  6. 子供の体調や天候によって予定を変更せざるを得ないときがある。時刻表や旅館案内、ガイドブックなど、資料は多いほうがいい。
  7. 本土から自分のクルマで渡道する場合はフェリーの世話になるが、夏は早めの予約が必須。JAFなどの割引は積極的に活用する。
  8. カーナビはとても便利。国道以外の空いている道もガンガン走れる。
  9. 交通ルールは守る。子供の前でお巡りさんに捕まることほど恥ずかしいことはない。
  10. お金は大金を持ち歩かず、郵便局に預けて小出しにする。どんな小さな村にも郵便局はあるし、休日でも大きい局ならATMが使える。
フェリー
マイカーで走る北海道は格別です。子供連れで大荷物があっても気になりません。おみやげだってたくさん積んで帰れます。しかし夏はフェリーも混みあいます。多くは2ヶ月前から予約開始ですので、早めに計画を立て、予約開始日に予約してしまうのが得策です。

東京在住の筆者は仙台からの太平洋フェリーを愛用しています。昼前に自宅を出発、東北道をひた走り夕方に仙台港着。20時の便で寝ながら渡道し、翌日昼前に苫小牧港着。昼食を道内で摂って北海道旅行へスタートします。
太平洋フェリーは2005年から新造船<きそ>を投入したので、ますます快適な船旅が楽しめます。

主なフェリー会社
Ferry 津軽海峡フェリー
青森〜函館、大間〜函館

青函フェリー
青森〜函館

新日本海フェリー
舞鶴〜敦賀〜新潟〜小樽、敦賀〜新潟〜秋田〜小樽

太平洋フェリー
名古屋〜仙台〜苫小牧

商船三井フェリー
大洗〜苫小牧

ハートランドフェリー(旧:東日本海フェリー)
道内より利尻・礼文・奥尻・サハリン

陸送
マイカーを自宅から北海道まで陸送してくれるサービスです。空港などで受け取り、あるいは手渡しでき、時間が有効に使え疲れません。
株式会社ゼロ

レンタカー
空港や駅からスタートできるレンタカーは、機動性に富み時間も有効に使えます。
最近のレンタカーはカーナビつきは当たり前。禁煙車やワゴン車、4WDなど多彩なラインナップになってきましたから、これからクルマを買う予定の方が試乗代わりに乗ってもいいかもしれません。

レンタカーはガソリンを満タンにして返すのが通常のルール。幼児が乗る場合はチャイルドシートを忘れずに借りましょう。携帯電話の操作も運転中は禁止です。

道内各所に<道の駅>があり、スタンプラリーを開催しています。物産コーナーがあって地元の名産品も手に入ります。トイレは水洗。道の駅にもぜひ寄りましょう。

北の道の駅
林道への案内板
 道内を初めとする林道の案内。このサイト執筆時と状況が変化している場合もある。走行は十分注意して。


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