[1-2-4] Ver 6.02 2001.7.31 【【目次】】 札幌から出発して概ねR12沿い(1〜8)と、概ねR275沿い(9〜14)の順に 並べてあります。 【0.地図・概要】 【1.奈井江町】 ないえ温泉ホテル北乃湯、三井鉱山奈井江専用鉄道 【2.砂川市】 北菓楼、ハイウエイオアシス 【3.上砂川町】 函館本線上砂川支線跡、上砂川駅跡 【4.歌志内市】 あらまし、うたしないチロルの湯、歌志内線跡 【5.滝川市】 名前の由来、たきかわスカイミュージアム、松尾ジンギスカン、 小林ジンギスカン、チョッちゃんコレクション、コスモス広場、 丸加高原のコスモス、滝川市B&G海洋センター、滝川ふれ愛の里 えべおつ温泉 【6.赤平市】 赤平坑跡 【7.芦別市】 三段の滝、R452 【8.深川市】 イルムの丘YH、雨竜沼ツアー、旭川カムイスキーリンクス 【9.新十津川町】新十津川町開拓記念館、新十津川物語資料館 【10.雨竜町】 雨竜沼、南暑寒別岳、暑寒ジンギスカン 【11.妹背牛町 妹背牛温泉ペペル 【12.北竜町】 町おこし、サンフラワーパーク(北竜温泉)、ひまわりの里、 ひまわり関連のおみやげ 【13.秩父別町】 秩父別ゆう&ゆ 【14.沼田町】 「すずらん」のロケ地・恵比島駅周辺、 SLすずらん号、留萌鉄道跡 【0-1.地図(掲載市町村の簡単な位置関係)】 沼田町 ____ 至旭川 / 北竜町\ 秩父別町 / | / 雨竜町 \ 妹背牛町/ \ 深川市 Y 新十津川町 |滝川市 赤平市 芦別市 | |砂川市 歌志内市 | 上砂川町 | |奈井江町 至岩見沢、札幌 線は石狩川で、中流から上流にかけて位置するエリアです。 【0-2.掲載市町村の概要】 旭川方面から流れてきた石狩川は、深川で雨竜川と合流します。このエリ アは道路も鉄道もなかった時代に石狩川を遡って人が入り、(和人による)開 拓の鍬が最も早くからおろされた地域です。また、山間部の赤平、芦別、歌 志内、砂川、上砂川には炭鉱や鉱山が多数あり、かつては北海道および日本 の発展を支えていました。 歴史、民衆史のファンには見逃せない地味なエリアである一方、夏はひま わりが一躍脚光を浴びます。雨竜沼ハイキングや石狩川でのカヌーなどもあ ります。温泉がたくさんあり、公共の宿泊施設も充実しています。 また、炭鉱や鉱山の閉山と運命を共にした鉄道の多いところでもあり、鉄 道考古学ファンにも見逃せない地域です。([2-6-1]参照。) このエリアには、R12が石狩川左岸、R275が右岸を走っています。道央自 動車道もあります。鉄道は左岸(R12沿い)に函館本線、右岸(R275沿い)に札 沼線、滝川から赤平、芦別を通って根室本線が走っています。 ひまわり以外はツアーバスは通過してしまうことが多いのですが、札幌か らも旭川からも近いですし、ぜひじっくり訪れてみて下さい。 【1.奈井江町】 ○ ないえ温泉ホテル北乃湯 大人500円。やや白濁で硫黄臭のある温泉。つるつる感もありなかなか いい温泉だった。(1999年7月) ○三井鉱山奈井江専用鉄道 [2-6-1]を参照。 【2.砂川市】 ○ 北菓楼(きたかろう) 北海道のお菓子といえば、白い恋人や六花亭のチョコレートなどが定番 ですが、ここ数年で急速に有名になってきたお店です。本店は砂川ですが、 札幌のデパートや大きな町なら大抵お店があります。 国道12号線沿いにお店があります。札幌より滝川方向へ進行中、砂川の 市街を過ぎ、生協を左手に見て少々先、滝川よりの12号線の左側にありま す。美味しいと評判のシュークリームの他、ケーキや和菓子もあります。 店舗の他に喫茶室もあり、静かでゴージャスな雰囲気でなかなかいいです。 シュークリームも食べることができますが、ケーキもおいしいです。グラ ンドピアノがあり、演奏会もやっているようです。結婚式の披露宴をする 人もいるとか。(2000年) ○ ハイウェイオアシス 道央自動車道砂川SA内から、ハイウェイオアシスという土産物屋の様な 施設に行くことができます。そこには「こどもの国」という施設も併設さ れていて、高速からだけではなく一般道からも行けるようになっています。 高速からは… ↑こどもの国 +--------------+ |ハイウェイ | | オアシス| +------------‖-----------+ | | 砂川SA +---‖-----------------------+ | +---+ +-+ 通行チェック | | | | | | --------------+ +---------------------------------------------- ←旭川 道央自動車道本線 札幌→ --------------------+ +---------------------------------------- | | 通行チェック | | +---+ +------‖----------------+ | | 砂川SA +----‖-------------------+ +--------+ 図の様に行けるようになってまして、どちら側の車線からでもSA内にあ る通行チェック場所で高速に乗る時にもらう通行券を差し込んでハイウェ イオアシスに行き、帰りも同様に通行チェックを行って、高速に戻るわけ ですが、このハイウェイオアシスでUターンすることも可能なようです。 当然、通行チェックをしているので、きちんと砂川SAまでの往復料金を 取られます。(1997年5月以前) 【3.上砂川町】 ○ 函館本線上砂川支線跡 [2-6-1]を参照して下さい。 ○ 上砂川駅跡 現在はバス停留所として使用されていますが、TVドラマ「昨日、悲別で」 と、映画「駅・STATION」がロケされた所です。駅の看板に「かなしべつ」 としてあるものがあります。(1996年5月) 【4.歌志内市】 ○ あらまし 歌志内は炭坑の閉山以降人口が減り続け、全国で一番人口の少ない市で す。次に紹介する「チロルの湯」を筆頭に、いわゆる炭住街的な雰囲気の 中にポツポツと"チロル風"の建物が建っており、これに歌志内の明日が懸 かっているという雰囲気が伝わってきます。 (2000年5月) ○ うたしないチロルの湯 道の駅に温泉があります。「チロル」という名称の通り、スイス風の外 壁に斜めの木組みをあしらったこぎれいな建物です。内装は「超」はつき ませんが、豪華です。自治体による温泉施設としては比較的早い時期 (1992年)に作られたものですが、まだまだ綺麗です。 部屋は和室で、2人程度から大人数までいくつか広さがあります。私達 が泊まった部屋には洗面はありましたが、トイレはついていませんでした。 冷蔵庫(自由に出し入れできるスタイル)もありました。 大浴場はいろいろありまして、主浴槽、バブル、ジェット、寝湯、打た せ湯、サウナ、露天。ここの特徴と言えば露天がバブルになっていること ですね。屋内のバブルは常識の部類ですが、露天のバブルは珍しいです。 塀に囲まれていますが、庭が綺麗に作ってあります。 食事はレストランで食べますが、私達は事故があって到着が遅れてしま い、電話で相談したところ、部屋へ運んでおいてくれました。天ぷらやご 飯はさめてしまいましたが、お刺身は冷蔵庫に入れてありました。のんび りくつろげる良いところでした。 料金 和室2,3人用(大人平日) 3645円 夕食 1750円 朝食 850円 暖房料 380円 計 1泊2食で 6625円 (税サービスなど追加料金なし) 宿泊者以外の日帰り入浴 おとな 500円 10:00-22:00 電話 0125-42-5588 (2000年5月2日(宿泊)) ○ 歌志内線跡 [2-6-1]をご参照下さい。 【5.滝川市】 ○ 名前の由来 名前の由来は空知の原名アイヌ語の「ソーラップチ」の意訳です。 「ソー」は滝を表わし、「ラプチ」は掛かる、上から落ちるという意味で、 滝が掛かる川すなわち「滝川」と訳され、それが市名になりました。 ○ たきかわスカイミュージアム 空の散歩が楽しめます。グライダーに乗って石狩平野を上空から堪能し てみてはいかがでしょうか。手続きは特になく、実際に乗る際の体調など で特に制限はありませんが、事故に際して一筆書く必要がある様です。 1〜3名程度あれば、前日、もしくは当日の朝8時半以降に電話して、フ ライトの状況を確認し、予約を入れる事でOKだそうです。 この時に、おおよそのフライト時間を、教えてくれるそうで、それまで に現地へ行けばよいそうです。 大人数(5〜6人以上)の場合には、1週間前に、電話して、人数を含めて 予約を取る事が必要です。 飛んでいる時間は、およそ15分。 料金は、大人一人6,500円。 毎日実施しています。が、休日は地元や北大のクラブの利用も多いので、 土曜日の午前早目が狙い目です。尚、冬季間は休止。 グライダーが混んでいた場合には、モーターグライダーや軽飛行機など には乗せて貰えるそうです。 問合せ先:たきかわスカイミュージアム tel:0125-24-3255 (1995年) ここに滝川スカイビールができました。温泉施設にレストランがついて います。味はまあまあだったかな。通おう!ほどではないものの2回行った ってことは、それなりの味なんだと思います(1999年)。 ○ 松尾ジンギスカン 道内では至る所に、道外でも見掛ける事が出来る、ジンギスカンチェー ン店の本拠地です。ジンギスカンには、肉を焼いてからタレに付けて食べ る方法と、最初に肉をタレに付け込んでから焼いて食べる、二種類の方法 があります。一説には、後者のタレに付け込むタイプは、この松尾ジンギ スカンが発祥とも言われています。因みに前者の付けタレタイプは、札幌 のツキサップジンギスカンが最初と言われています。 (1997年以前) 本店のレストランには生ラム(というかラムチョップ?)がありました。 (1998年5月) ホームページ:http://www.2989.net/ ○ 小林ジンギスカン 地元滝川界隈では、松尾よりもポピュラーなジンギスカンの様です。場 所は、R12を深川方向へ進むと、JA支所のある交差点から旭川よりに数10m 進んだ左側に看板が見えます。 (1998年5月) ジンギスカン用の肉の他にも米飯や惣菜類も色々と置いてあり、その場 で弁当を作ってもらうこともできます。 (1998年9月) 住所:江部乙町西11丁目13-34 ホームページ:http://www1.ocn.ne.jp/~kzingisu/ ○ チョッちゃんコレクション 西洋風の建物の市民会館の中に「チョッちゃんアンティークコレクショ ン」があります。チョッちゃんとは、NHK 朝の連続ドラマ「チョッちゃん」 の原作者である滝川出身の黒柳朝さん(黒柳徹子の母)の事で、滝川市名誉 市民にもなっています。黒柳朝さん本人から寄贈された西洋古美術品600 点余りが展示されています。 滝川市文京町1丁目1番19号 (0125)24-7710 10:00〜16:00 (休館日:月曜日)、入場無料 (1997年5月以前) ○ コスモス広場 空知川河川敷にコスモス畑があります。これは、黒柳朝さんの提唱で作 られました。コスモスは滝川市の花でもあります。約4haの広さに約20種 類のコスモスが咲きます。見ごろは 9〜10月です。 (1997年5月以前) ○ 丸加高原のコスモス 場所は、滝川市江部乙、道央自動車道滝川IC出口より車で20分程度。道 には案内表示が出ていますので、迷わずに行く事ができました。R12側から も同様に案内表示が出ている様です。札幌発の日帰りバスツアーもある様 です。3haのコスモス畑があるという事でした。 現地につくと、最近建ったと思われる、伝習館、焼肉レストハウス、羊 舎、オートキャンプ場管理棟が建並び、その回りは芝生や玉砂利の遊歩道、 ベンチ、テーブル等が配置されていました。駐車場は、伝習館前、及びそ の手前にあり、手前の方には大型バス専用スペースもありました。 伝習館には、ロビー、売店、食堂、簡易休憩室があり、宿泊も可能、風 呂もありますが、こちらは、宿泊者専用の様でした。また、場内の案内地 図などもありました。名産品として丸加高原アイスクリームというのがあ りましたが、買ってくるのを忘れてしまいました(^^;; さてコスモスですが、伝習館から見ると、谷を挟んだ反対側の斜面にあ りました。歩いて5分程度の距離でした。3haというよりは、かなり広く見 えましたが、遠景では、ラベンダーの様に一面コスモスという感じではな く、一面薄緑色の斜面に白、ピンク、赤紫の花の色が散りばめられている という感じでした。 近くに行きますと、花の色の鮮やかさが一段と引き立ち、遠景よりも近 くで見た方がよろしいかと思います。特に立て看板がありませんでしたの で、根を踏み固めないよう注意しながら花の中に入って記念撮影。人物の 良し悪しはおいといて(^^; 花との共演は、いい写真になります。 弁当持参だったので、焼肉レストハウスには入りませんでしたが、伝習 館フロントの方の話では、こちらのジンギスカンは、裏の羊舎で飼育され ている羊なんだそうです。メニューは食べ飲み放題で、3000円前後だった と記憶しています。 裏の羊舎に羊を確認に行くと「放牧中」との案内が出ていたので、放牧 地へ行ってみますと、そこには、頭部が黒くて体が白い羊(サホーク種)が いました。 1999年は9月19日にお祭りがあり、巨大かぼちゃコンクール等と共に焼 肉等が行われた様です。例年、このお祭りに満開になるよう調整して開花 させるそうです。 (1999年9月15日) ○ 滝川市B&G海洋センター 石狩川の旧流を使用?、静水のみ。カヌー、ボート、ディンギー(注:小 型ヨット)を、1人1時間につき、高校生以上250円、小中学生120円で貸し 出す。初心者可。更衣室、温水シャワー有。団体客が多いし天候にもよる ので、事前に確認が無難。財源を気にしなければおすすめ。歩ける距離に、 川の科学館や1996年に出来た入浴施設「滝川ふれ愛の里」あり。 場所 滝川市西滝川10番地 0125-23-4194 営業 5月第2土曜-10月10日 9-17時 休館 祝日の翌日と月曜 (1999年) ○ 滝川ふれ愛の里 新しい施設でとてもきれい。湯船のレイアウトもなかなか考えられてい て好感がもてる。これで泉質がもうちょっと気にいれば最高なのに。 (1997年11月15日) お湯は透明だが、露天のヒバ風呂以外はお湯に湯あかと塩素の匂いを結 構感じた。 (1998年2月8日) 場所 (滝川市B&G海洋センター参照) 電話 0125-26-2000 営業 10:00-22:00、第1月曜休館 料金 入浴600円 付属して、レストラン(とろろ定食650円はお気に入り。滝川SKYビール (だと思った)と言う地ビールあり。)、 貸会議室、貸コテージ、バーべキ ューハウス、直売所、工芸室あり。そば、パン、陶芸、豆腐作り体験可 (要予約)。 (1999年) ○ えべおつ温泉 江部乙駅のすぐ東側にある。大人600円。古いホテルという感じで、脱衣 所は暗かった。浴場に入ると塩素臭がして一瞬がっかりしたが、奥に温泉 らしい湯船があり、そこだけは塩素臭のないちゃんとした温泉だった。お 湯はやや白濁していて鉄分があり、温度はややぬるめ。壁に強食塩泉と書 いてあったが、飲んでみた感じではそれほど辛くはなかった。寝湯もあり、 とりあえず少しくつろいだ。(1999年8月) 【6.赤平市】 ○ 赤平抗跡 廃墟と廃線の好きな人、どうぞ。詳しくは[2-6-1]をご覧下さい。 【7.芦別市】 ○ 三段の滝 富良野から桂沢湖へ抜けるR452の途中にあり、紅葉時期にはとても綺麗 です。その名の通り、滝が階段状に三段になってます。駐車場も広いです。 ○ R452 札幌方面から桂沢湖を経由して富良野へ抜ける便利な道です。山道です が全面舗装で、程良いカーブと上り下りが楽しめます。 なお、R452のほとんどの区間は携帯電話の圏外です。1998年には、三段 の滝で遊んでいた家族連れが水の事故の犠牲となる事故がありました。こ の時は偶然にも衛星携帯電話をもっていた人が通りがかり、119番通報をし たことが報道されました。(このあと衛星携帯電話は会社がつぶれちゃいま したね。) 【8.深川市】 ○ イルムの丘YH いろいろツアーをやっているようです。 ホームページ: http://www.n-create.gr.jp/z/irumu/irumu3.html ○ 雨竜沼ツアー 雨竜沼(詳細は[2-1-3]参照)は雨竜町にあるのですが、路線バスはないし、 行きにくいところです。イルムの丘YHでは雨竜沼へのツアーを実施して います。ホームページによると、2001年夏は毎週月曜開催のようです。興 味のある方は事前にYHへ問い合わせてみて下さい。 ○ 旭川カムイスキーリンクス R12からアクセスも良く、けっこう大きなスキー場です。一時穴場的存在 だったのですが、最近は本州からのスキーツアーも入るようになりました。 でも、大抵旭川空港からの飛行機の時間に合わせて帰りますので、午後遅く なら空いているでしょう。 (1997年) 【9.新十津川町】 ○ 新十津川町開拓記念館 新十津川はの大水害に遭った奈良県十津川村の住民が集団移住して拓かれ ました。母村十津川の歴史(都に近いがとんでもない山の中なので、朝廷と 独特のつながりがあり、特異な歴史がある)にはじまり、開拓の辛苦の様子 や現在の発展までを紹介しています。開拓の歴史に興味のある方なら、入場 料からしてコストパフォーマンスはよいと思います。 新十津川駅から歩くのはちょっと遠いです。R275沿いに市街地に看板が出 ています。 〒073-1103 樺戸郡新十津川町字中央1-1 0125(76)2622 開館時間:10:00-16:00 (ただし、金曜:10:00-13:00) 休館日:月曜 (年末年始・1月〜3月) 入館料:一般 (高校生以上) :105円 小中学生 : 52円 (1998年5月) ○ 新十津川物語資料館 正式名称不明かつ未調査ですが、斎藤由貴主演のTVドラマ「新十津川物語」 に関する資料館のようです。R275沿いに看板が出ていました。 (情報提供1998年) 【10.雨竜町】 ○ 雨竜沼、南暑寒別岳 北海道の尾瀬とも呼ばれます。花の咲き乱れる広大な高層湿原は一見の価 値有り。歩いて片道 2時間はかかりますので、早朝発日帰りか、ふもとのキ ャンプ場 1泊で時間に余裕をもってハイキングするのがおすすめです。詳し くは[2-1-3]を参照して下さい。 ○ 暑寒ジンギスカン 雨竜の道の駅に「暑寒ジンギスカン」というノボリが立っていますが、未 調査です。 (情報提供1998年) 【11.妹背牛町】 ○ 妹背牛温泉ペペル 大人500円。場所柄か空いていて使いやすく、飲泉もOK。 (1998年8月) 黄色透明でやや塩味でややつるつるのお湯。設備もよく旭川近郊ではイチ オシの温泉。露天風呂もいい感じで結構気に入った。500円 (1999年7月) 【12.北竜町】 ○ 町おこし ひまわりによる町おこしが盛んに行われています。町の街頭がひまわりの 形をしていたりします。 ○ サンフラワーパーク(北竜温泉) R275の北竜町(ほくりゅうちょう)碧水(へきすい)と北竜町和(やわら)のち ょうど間くらいに位置する「道の駅」です。ホテル、レストラン、大小研修 室、土産物店とお風呂で構成されています。 大浴槽、寝湯、打たせ湯、バブル湯、ひまわり湯、サウナ、ミストサウナ、 露天風呂があり、露天風呂の横には、イスが用意され、日向ぼっこが出来る ようになっていました。ひまわり湯は、濁った黄色い湯で、種、茎、花など のエキスをお湯に混ぜていると書いてありましたが、特に匂いは感じません でした。 ロビーには、無料のマッサージ器が 3台用意され、ロビー奥には、無料の 休憩所があります。 土産物店は北竜町が一押しのひまわりをテーマにしたものが多く、ひまわ りの種入りお焼きなんかも売っていました。 (1995年) 建物の概観はテーマパークを思わせるようなきれいな建物。特に夜のライ トアップはむちゃくちゃきれい。温泉(大人500円)の方はペペルと同じよう な感じだが少し濃い感じがした。ひまわり風呂というのもある。ここは道の 駅でもあるので、このままここで車中泊した。 (1999年7月) ○ ひまわりの里 サンフラワーパークの近くにある、広大なひまわり畑(?)です。ここには 大人の身長ほどの高さのひまわりを利用した、巨大迷路があります。駐車場 は無料で、開花時季には整理の人が何人も出て誘導していました。駐車場は 国道から近い程、畑に遠いのですが、10分とはかかりません。 お馴染の迷路は入場料 300円(1995年)です。展望台からの眺めは「おぉ」 と思わせるものがありました。かなり奥の方まで、ひまわりの花の形が確認 出来ないくらい遠くまでひまわり畑でした。 大きなひまわり畑の手前に北竜中学の生徒さんが育てたひまわりがありま した。学年、クラス、班毎に色々な世界中の品種のひまわりを育てていまし た。ひまわりと言えば大輪の黄色いものしか知りませんでしたが、黄色の薄 いもの、ワインレッドのものなど、色々ありました。 なお、ひまわりは連作障害があるそうですが、ここでは連作をしています。 連作障害を防ぐコツは「花が終わると結実する前の段階でひまわりを全てな ぎ倒し、それ以上養分を吸わないようにしてます。養分を一番多く吸うのは、 結実の段階です。このような努力でも、土の養分が減りますので、それ相当 の肥料を供給します。」と役場の人の話でした。 ひまわりって太陽の方を向くとか言われますよね。でも、ここのひまわり は、国道のある東を向いています。理由は「成長するにしたがって首を振ら なくなり東に揃って向きをそろえる様です。国道が東側になる位置に畑を作 り、東に展望台を作れば良い訳です。」とこれも役場の人の話でした。 (1998年、入場料のみ1995年) 開花情況 1994年:猛暑の為か、8/14時点で花は殆ど咲いていませんでした。 1995年: 8/5時点で展望台の右側は満開、左側はまだまだという状態でし た。 1998年:咲く時期がずれるように栽培しているようです。「ちょっと手遅 れかも」というタイミングで行きましたが、わりと綺麗なのを見る ことができました。(月日不明) 1999年:8/7時点で満開ちょい過ぎくらいだったが、一面に広がるひまわ り畑はなかなか見ごたえありだった。 ○ ひまわり関連のおみやげ ・ひまわりの種入りお焼き(サンフラワーパーク) (1996年以前) ・ひまわりの種の缶詰(サンフラワーパーク) (1996年以前) 「けっこうおいしいです。ただ種が小さいので物足りないかも。」 ・ひまわりワイン (1998年) 「半年経っても残ってます。」 ・ひまわりソフト(300円)(サンフラワーパーク) 「普通のソフトクリームにひまわりの種をすりつぶしたものが入ったも のらしい。味のほうは普通のソフトクリームとそんなに変わらなかっ た。」 (1999年8月) 【13.秩父別町】 ○ 秩父別ゆう&ゆ 町営。外来入浴500円。宿泊施設あり。とてもきれいな宿です。お風呂は男 湯、女湯それぞれにジェットやサウナなどいろいろあります。さらに2000年 には同じ規模の1日交代の浴場ができ、タワーサウナ(普通なら2,3段の座り 場所が5段もある)、屋根付き半露天風呂(冬は3方を壁で囲う)、電気ぶろな どがあります。この電気風呂、私はからだ中がビリビリして心臓が感電しそ うな気がして、好きではなかったですが、まあ、お好みで。 (2001年1月) 【14.沼田町】 ○ 「すずらん」のロケ地・恵比島駅周辺 1999年に放映されたNHKの朝ドラ、「すずらん」で登場する明日萌(あしも い)駅は、留萌本線の恵比島駅です。ストーリーは、主人公の萌(もえ)は赤 ん坊の時、明日萌駅に捨てられ、駅長が見つけて育て上げ…というもの。 2000年には映画化されました。ストーリーは人物背景だけ借りた外伝で、 心ならずも殺人を犯した青年が明日萌に逃げてきて、駅長がかくまい、そこ に萌を捨てた母親も現れて…とややミステリアスな展開です。 沼田町のホームページに紹介記事があります。映画のラストシーンのねぶ たのような夜祭りは、元からある地元の祭り「夜高あんどん」です。 http://www.town.numata.hokkaido.jp/ARUKU/ASIMOI.HTM 駅前にロケ地が以下のように点在しています。この他、炭鉱の撮影には夕 張が、留萠の繁華街には野幌の開拓の歴史村が使われたようです。 至 留萠+++++++++++++++++++++++++至 深川 | ホーム | □駅舎 □元の駅舎 □ | | ロ 駅長の家| | ケ | | セ 一般民家□| | ッ | | ト −−−−−− −−−−−− □中村旅館 (1) 明日萌(あしもい)駅 この明日萌駅は留萌本線の恵比島駅が使われています。元の恵比島駅は貨 物車を改造した待合室があるだけの小さな駅だったのですが、そのすぐ隣に 明日萌駅舎が地元工務店によって建てられました。ドラマ撮影当時(1999年6 月)は、雰囲気を合わせるために貨車の恵比島駅は古い木材で囲われ、セット の明日萌駅の内部はがらんどうだったそうですが、映画撮影に合わせてでし ょうか、大改装されて内部もレトロな昭和初期風の木造駅舎になっています。 ストーブも入っていますし、普通に駅として使えます。元の貨車の待合室も 使えます。 駅長室もあるし、出札窓口もあるし、ベンチもあるし、列車を眺める少女 時代の萌の人形が座っていたり、壁にはレトロな看板がいっぱいで、古い鉄 道地図や時刻表も貼ってあります。 ドラマや映画の場面を想像したりして 結構浸れますが、おかげで現在の留萠本線の時刻表がなかったりします。^^; 2000年には朝ドラが台湾で放映されて好評だったとかで、台湾からの観光 客も増えたとか。台湾の旅行業者がパッケージツアーに組み込むかどうか、 視察にも来たそうです。レトロな看板に混ざって、出入口上部に「歓迎光臨」 の文字もありました。 (2001年1月) (2) 明日萌駅長の家 駅前には駅舎と同じく、昭和初期っぽい駅長の家があります。私が訪れた 時には玄関が半分雪に埋まっていて、元々あった家なのかロケセットなのか、 中に入れるのかどうかもわかりませんでした。(2001年1月) (3) 一般民家 古い家ですが明らかに昭和初期のイメージではありません。しかし、玄関 には「これはロケセットではありませんので勝手に戸を開けないで下さい」 の貼り紙が。さぞや迷惑してるんでしょうね。 (2001年1月) (4) ロケセット 昭和初期風の町並みなのですが、よくできたもので、撮影に映る壁や屋根 以外は何もありません。壁の裏に回ると、板塀がつっかい棒で支えられてい たり、屋根がちょん切れていたり。がっかりするやら、感心するやら。 (2001年1月) (5) 中村旅館 内部も見学できます(維持協力金:1人100円(任意))。ロケ時の写真など の展示があります。管理のおばさんの話では、もとからここにあって別の名 前で営業していた旅館だそうです。近くに鉱山があった(恵比島から鉱山ま で留萌鉄道も走っていた)ので、こんな立派な旅館がこんな田舎にあるんだ とのこと。だいぶ前に旅館はやめになって、郷土資料館かなにかになってい たそうですが、ロケに合わせて内装に手を入れたとのこと。また、地元の人 に広く呼びかけて、古い道具類をかき集めたそうです。 (2001年1月) ○ SLすずらん号 「すずらん」に登場したSLは、標茶町の桜児童公園で展示されていた C11-171 蒸気機関車です。このすずらん号がJR留萌線、深川−留萌間で 2001年も運行されます。今年は留萌線だけでなく道内の何カ所かで走るよう です。詳細はJR北海道のホームページでご確認下さい。 http://www.jrhokkaido.co.jp/ (2001年7月) 1998年11月にロケのために深川−留萌間をSLが何往復かしたので見物に行 ってきました。雪煙を上げながら走るSLは迫力がありましたね。ニセコのSL は春から秋にかけてだったので,雪景色の中を走るSLを見るのは初めてだっ たし。道外からもたくさん見物に来てたようです。レンタカーが多かった。 恵比島駅に到着するのを見物した後は,車でSLを追い抜いては良さそうなポ イントで撮影しながら終点の留萌まで移動しました。 (1998年11月) ○ 留萌鉄道跡 [2-6-1]を参照。