[1-5-4] 十勝   Ver 6.01
                            【サポート範囲】
                                占冠村,士幌町,上士幌町,鹿追町,新得町,
                                清水町,芽室町,中札内村,更別村,忠類村,
                                大樹町,広尾町,幕別町,池田町,豊頃町,
                                本別町,陸別町,浦幌町,
                                足寄町(ただし,オンネトー周辺は道東)

十勝は、北海道の中ではとても気候の良い所で、晴れている日が多いため十勝
平野では農業が盛んです。
旅行者にとっては、雨や雪が少ないので快適な旅行が楽しめるところです。

1-5-4-1 十勝平野の展望台

  十勝平野を見渡せる展望台です。
  これらの展望台に寄って十勝の広さを実感したら、このエリアの自然と味を
十分満喫しましょう。

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                             ____
                            |ナイタイ→
                            |高原    →
                    ___    ̄ ̄ ̄ ̄
                  |扇ヶ原|
  ___            ↓↓↓
|狩勝峠→
   ̄ ̄↓
  ___
|新得山→
   ̄ ̄ ̄
                                                            ___
  __↑                                                  ←まきば|
|日勝峠→                                                ←の家  |
                                    帯広            池
                                                     田


                      ↑↑
                    |嵐山→
                       ̄ ̄  __↑
                         ← 一本山→  
                             ̄ ̄↓
                                          __
                                       ← 丸山 →  
                                          ↓↓

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 (嵐山)
  帯広の南西にあり冬は新嵐山スキ−場としてにぎわいますが、冬以外はとて
も空いています。頂上までは車で 5分ほどですが日高を背にして南から観る十
勝平野もすばらしいです。展望は180度以上あり、とても明るく開けた感じです。

 (丸山)
  帯広の南・忠類に位置し(国道236号線から道道36号線にはいってすぐのとこ
ろの小山)、頂上まで車で行けます(未舗装)。頂上には展望台があり南東西に
展望がひらけてなかなかの眺めです。

 (一本山)
  帯広の南、札内川の西側(西札内あたり)にあり、道路を走っているといきな
り一本山展望台の看板があります。案内どおり丘を回り込むようにダートを2km
ほど走ると、車が10台くらいおけるスペースがあります。
  階段を50mくらい登ると6階建ての展望台があります。展望台は星の形をして
おり、てっぺんには無料の望遠鏡が2台あります。手前には十勝平野が広がり、
後ろには日高山脈が迫っています。

 (新得山)
  サホロYHでしきりに勧められたのが、新得駅の裏山の「新得山」からの景
色です。近くに公園もあるようです。扇が原展望台からの景色をちょうど反対
側から見た感じで、結構穴場だという事です。

 (狩勝峠)
  景色がなかなかいいです。
  汽車でも近くを通りますが、汽車からの眺めもなかなかよろしいようです。

 (扇ヶ原展望台)
  然別湖へ向かう途中にある、十勝平野を一望できる展望台。北海道を十分感
じさせてくれます。十勝平野の碁盤の目状の道がはっきり分かります。

 (ナイタイ高原)
  ナイタイ高原には日本一広い牧場(ナイタイ高原牧場)があり、見学用の道路
があって1周できます(一方通行、反時計まわり)。1周約10kmあります。登りきっ
たところには展望台があって天気が良ければ十勝平野を一望することができま
す。展望台にはレストハウスがあり、ジンギスカンなど味わえます(おいしい)。
広い牧場内には牛が点々として、北海道の広さを改めて感じることができます。

 (まきばの家)
  「まきばの家」からもう少し舗装道路を登ったところに展望台があります。
   (最後の50mぐらいは未舗装です)
  十勝平野を見渡せる所としては、ワイン城の展望台が有名ですが、ここもな
かなかいいです。夕暮れ時はきれいな夕焼けも見られます。ただし、ここはデー
トコースとしても有名な所らしく、カップルの乗った車が何台も来ています。


1-5-4-2 占冠村
  占冠村と言えばアルファリゾート・トマムがあります。スキーにリゾートに
  楽しめる場所です。ただ北海道の人達はスキーにはあまり利用しない様です。
●アルファリゾート・トマムインフォメーションFAX
 勇払郡占冠村字中トマム
 JRトマム駅から無料送迎バスで約5分
 札幌から車で約150Km
 TEL:0167−58−1111
 FAX:0167−38−2015(ポーリング方式)

 また、お祭りとしては、
 占冠村で2月上旬に村民カーリング大会があります。問い合わせは公民館0167-56-2121
 更にこの地区には、
      湯の沢温泉
      赤岩青巌峡
 がありますが、情報収集は今後の課題と言う事で:-p
 
 花はコブシ[辛夷]の花を、ニニウ林道(占冠-福山大橋 のとんでもないダート。
 国道化されるらしく、占冠側のごく一部は舗装されている。)で見る事が可能
 です。


1-5-4-3 士幌町、上士幌町
〔ナイタイ高原〕
  ナイタイ高原には日本一広い牧場(ナイタイ高原牧場)があり、見学用の道路
があって1周できます(一方通行、反時計まわり)。1周約10kmあります。登りきっ
たところには展望台があって天気が良ければ十勝平野を一望することができま
す。展望台にはレストハウスがあり、ジンギスカンなど味わえます(おいしい)。
広い牧場内には牛が点々として、北海道の広さを改めて感じることができます。

〔熱気球フェスティバル〕
  毎年8月上旬と2月中旬に熱気球フェスティバルが開かれ、上士幌の空にたく
さんの熱気球が浮かびます。一度御覧になってはいかがでしょうか。

            ------------  体験談より  --------------

  1992、1993年の夏には12:00〜15:00ころに競技をしていました。100以上の気
球が飛んで的におもりを投げおろす競技をやっていました。的のある競技会場
にはテントが張られて各種の食べ物やみやげものを売っていました。

  1994年2月のフェスティバルへ行きました。冬でも一番寒い時期にやるので、
防寒対策をしっかりとして行った方がいいと思います。行った時は天候に恵ま
れたのですが、やっぱり*しばれて*寒かったです。

  フェスティバルでは有料で熱気球に乗せてくれます。ただし、紐つきですが...。
でも、ふわふわと空へ登っていく感じは体感できます。で、晴れていたせいも
あって雪海原がとっても美しかったです。風が出てきてしまうと中止になるの
で先に並んだ方がいいと思います。

  あと、スノーモービルや4輪バギーにも乗れて(有料)、楽しかったです。食べ
物やみやげものはそれほどありませんでした。

#激寒の季節に遠くからわざわざ見に行く好きものもそういないかも... (^^;
  でもね、冬のパアーン!と晴れ上がった青空に浮かぶ熱気球はきれいだよー!

            ----------------------------------------


〔ヌプカの里〕
            ------------ 読者よりの報告 --------------
  ナイタイ高原に比べると、施設が充実しており、イベントがなければ訪れる
人は少ないのでノンビリとした雰囲気を満喫できます。もっとも静かすぎて不
安になる人もいるでしょうが。

  ここにはロッジ(50名の宿泊も可能:150mm の屈折天体望遠鏡を装備)、コテー
ジ(2階立て:基本料金[二人まで]5,000円、一人増すごとに1,000円)、キャンプ
場(炊事場つき)、バーベキューハウス(予約が必要)、高山植物園などの施設が
あり、夏場なら隣接のヌプカ牧場ですごす牛や馬を(無料の望遠鏡で)みること
もできます。運の悪くない宿泊者によれば、星空は実にきれいだとのことです。
  時間に追われた旅行でなければ、放牧された牛や馬をただ眺めるのもよし、
散策コース、MTBの公式戦コース、白雲山(然別湖)への登山道などを利用し
て、汗を流すのも悪くありません。これで温泉があれば、あえて注文をつける
ところは全くないでしょう。
          注:月曜日休み    TEL: 01564-5-4274

展望台でUFO(未確認飛行物体)のビデオ撮影に成功したようです。
記念の看板(?)も有りました。

この静かなヌプカの里は、開発か環境(なきうさぎ生息地)保護かで揺れた「士
幌高原道路」建設問題の最前線でしたが、1999年、道の「時のアセスメント」
(時の経過を踏まえた事業・政策の再評価)によって、未開通部分約2.7kmの
建設中止が決まりました。

この「士幌高原道路」のゲートは展望台のすぐ先にあります。この展望台は、
行き止まりの割に、分岐点から結構ありますから良いところの割に大変空い
ています。
            ----------------------------------------

〔上士幌そば  さつき食堂〕
  上士幌市街JA上士幌の横のお店です。
  上士幌のそば粉を使っており麺が太く非常においしいです。ひやしやまかけ
そばがお薦めです。うどんや御飯ものもあります。日曜定休です。
(1995年夏、読者Iさん)

〔糠平湖〕
  ダムによってできた人造湖。南湖畔には糠平温泉がある。人造湖ですがきれ
いです。道沿いに駐車スペース(ただし、未舗装)がありました。

            ------------ 読者よりの報告 ------------

  この湖面へは、ボート乗り場を目指して行きます。ボート乗り場の手前には
十数台分の駐車場があるので、あとは湖面まで歩くだけです。目の前にあるレ
イクハウス(ログハウス)では、軽食等をゆっくり楽しむことができます。
  湖の水位は時期によってかなり差があるようで、台風シーズン前の1996.7.21
は水位が低く、湖底の一部まで下りて行くことができました。むき出しの白い
湖底は草で覆われはじめており、朽ちた白い幹が何本か残されていました。夕
暮れに訪れたこともあって、そこではタルコフスキーの映像のような幻想的な
光景を感じることができたのです。

  またガイドの主旨に反しますが、パンフレット(1992年版)によると温泉広場
で熱気球に乗ることもできるようです。実施期間は4月下旬〜9月下旬、開始時
刻は6:00、料金は大人1,000円、小人600円、問い合わせ先は各ホテル旅館へと
なっています。なお熱気球に乗りたいのであれば、上士幌町の熱気球観光公社
に問い合わせるのも一つの方法でしょう。  TEL: 01564-2-2339

            ----------------------------------------

〔ひがし大雪博物館〕
  糠平湖の手前にあります。北海道の動物、鳥、魚のはくせいや、世界の昆虫
を展示しています。虫好きの人にはいいかもしれません。
  月曜日休館。大人300円。なお、ここと鉄道資料館(大人100円)とのセットの
入場券があり、合わせて350円です。鉄道資料館の方では売っていません。

〔Chironnup〕
  のんびり、ゆっくり派の宿  ちろんぬっぷ・・・・
  オーナーは中島みゆきの大ファン。部屋の名前は全てみゆきさんの歌のタイ
トルになっており、家中に彼女のポスターが貼ってあります。気が向くとギター
を弾いて、歌を唄ってくださいます。リクエスト大会とか合唱とか...

  オーナー夫妻のお人柄は、そこにいる人をのんびりさせてくれます。初めて
泊まっても、まるで何年も一緒にいるような安心感を与えてくれる、本当に居
心地のいい宿です。
  お風呂は、「ふれあいセンター」(後述)に入りに行きます。休館日は別な温
泉に行くと思われます。

  ちなみに「ちろんぬっぷ」とはアイヌ語で「どこにでもいるもの=キタキツ
ネ」の意味で、現在に当てはめると「どこにでもいるもの=人間」転じて「旅
人」ということだそうです。

定員 5室17名 (布団がとても良い)
料金 1泊素泊り 2300円(1995年)
     1泊2食  3500円
電話 01564-2-3753 (TEL/FAX共通)

〔ふれあいセンター〕
  上士幌町の中心(chironnup)から徒歩3分にできた町営の温泉センターです。
1997.7.10に開館したばかりです(当初は春にできる予定だったんだけどな)。
  設備は、サウナ、岩風呂、打たせ、ジャグジーなどがありますが、露天風呂
はありません。桧風呂もどきが笑わせます。

  営業時間 14:00〜22:00(冬季)
           14:30〜22:30(夏季)
           13:00〜22:00(上記にかかわらず休日)
  休館日   毎月第一・第三月曜日
  料金     340円
           毎月26日(風呂の日)は無料!

〔ナイタイ高原温泉(亀の子温泉)〕
  ナイタイ高原の近くにあります。是非お勧めというわけではありませんが、
400円(1995年)ですので、ナイタイ高原の帰りにでも寄ってみては。男女別内湯
の仕切りはかなり低く、物(シャンプー等)の受渡しは可能。1994年には露天風
呂も完成しました。お湯は透明な単純泉です。
  1988年夏には、「亀の子」というライダーハウスを併設してありました。温
泉を利用した人は無料でした。(要確認)


〔上士幌町鉄道資料館〕
  糠平−帯広間の国道273号線を糠平の中心部から少し帯広方面に戻ったとこ
ろ。国道から坂道で下ったところにあり、坂道の入り口には大きな「鉄道資料
館」の標識があります。ここは、旧糠平駅があったところです。線路と信号機、
慰霊碑が残っていて、すぐわかります。

  士幌線の歴史、使われていた道具、切符など、他の廃線記念館(広尾線、相生
線)と似た内容。ただし、他と違って入場料とるだけあって、かなり詳しい説明
がしてあります。十勝三股はもともと木材切り出しのために栄えた町で、最盛
期には1500人住んでいたとか。また、木材を満載した貨車が暴走し、死亡事故
がたびたび発生したとか、鉄道ファンだけでなく、一般の人も北海道開拓の歴
史に触れることができます。1m角ぐらいの大型スクリーンで運転席から撮った
車窓風景(帯広−糠平の全区間)を見ることができます。CRTタッチパネル方
式(銀行のCDでよくあるやつ)のクイズコーナーもあり、けっこう楽しめます。

#そこで売っていた本(「北海道鉄道跡を紀行する」[2-6-1]参照)に、北海道
#の廃線を捜し歩いた本がありました。国土地理院の地図を明治からずっとチェッ
#クし、廃止路線(長いものに限らずちょっとした変更も見逃さない)を捜しまわっ
#たものです。例えば函館本線の目名付近での線路変更跡をたどって、朽ちた鉄
#橋跡とそこに立つそとばを見つけ、役場の記録をチェックしてその鉄橋で列車
#の転落事故があったことをつきとめたり。鉄道ファンにもいろいろなジャンル
#があることがわかります。

入場料
  大人100円
  小人  ?
月曜日休館

〔士幌線跡〕
〔旧幌加駅〕
〔旧十勝三股駅〕
などの鉄道に関しては[2-6-1]に詳しく記述してあるのでそちらをご覧くださ
い。

〔三股山荘〕
  三国峠から糠平にいく国道273号線の、三国峠と幌加温泉の中間あたりにある
軽食喫茶店です。(宿泊ができるかどうかは不明)
  ログハウスの明るいきれいなレストランで、じゃがいも料理がおいしいです。
「畑のランチ」800円(1992年)は、手作りのソーセージとじゃがいもふかしたや
つとその他で、美味。ライスが無いけど、芋だけでもわりと量あったので十分
と思いました。メニューではソーセージが手作りである事を強調してあって、
実際美味でした。

  ここのおすすめは「畑のランチ」とならんで「牧場のビーフライス」が美味
です。ソーセージ風ビーフがご飯のうえに、のり・わけぎと一緒に載っていて
醤油味でとてもおいしいです(1000円)。ボリュームもあり「畑のランチ」に物
足りない人も満足です。

  自家製のチーズケーキもあって、とてもおいしいです。おすすめです。他に
絵はがきや木彫りのアクセサリーっぽいおみやげが少しおいてあります。

  それから、国鉄ディスカバージャパン時代の十勝三股駅のスタンプが保存し
てあります。頼むと押させてくれます。

〔喫茶&ライダーハウス  TEEPEE(ティーピー)〕
  国道273号線沿い、糠平湖から上士幌市街方向に約10kmの所にログハウスの喫
茶&ライダーハウスがあります。ライダーハウスは1泊1000円ドリンクつき・寝
袋持参のこと。(1993年5月)

  喫茶店の方はハーブティーをメインとしていて、20数種類のハーブティーが
ありました。ほとんど自家栽培とのこと。店内にたくさんのドライフラワー
(ハーブ)が飾ってあって、なかなかよい雰囲気です。50代のマスターがとても
喋り好きで雰囲気のある方で、つい長居してしまいます。見た目やしゃべった
感じでも、50代にはとても見えません。渡道時のエピソードや、周辺の案内な
ど、とても楽しそうに話してくれました。

  なんでも以前はドリンクなしで500円でやってたけど、ライダーたちが全然喫
茶店側に入ってくれなくてやっていけなくなったので1000円ドリンク付きにし
たとのこと。

河東郡上士幌町字上士幌93
TEL: 01564-2-2518

〔のぼりふじ〕
  十勝三股の旧駅ふきんに「のぼりふじ」(洋名はルピナス、藤の花を逆にした
ような花が咲きます)の群落があります。なぜ群落となっているかは知りません
が、一説によるとかつて農家が生産していたのが種がこぼれて増えたとかいう
話を聞きましたし、上士幌町があの国道沿いにルピナスを植えて売り出そうと
かいう話も聞きました。7月上旬で満開です。

〔十勝ダム〕
  ダムが喋るというので有名(なわけない:-))。
  ダムのそばにある広場で、あるボタンを押すと十勝ダムの説明をしてくれま
す。BGMの流れる中、低い声で「私は十勝ダムです。皆さん、ようこそ。・・」
一見、でなく一聞の価値は・・・あるかな?

〔国道273号線〕
  上士幌から上川方面へ抜ける国道273号線はオフロードのため冬期閉鎖になっ
ていました。少しずつ舗装区間が延長されていたのですが、とうとう1994年中
に全区間舗装され、年中通行可能となりました。

〔ノースライナーみくに号〕(都市間バス)
  三国峠が通年通行可になったことで、旭川−帯広間のバスに新ルートが開設
されました。旭川始発で、層雲境、三国峠を通り、糠平温泉・上士幌・帯広の
3ヶ所に停留所があります。旭川から糠平に行きたいとき、今までは帯広に出て
からバスに乗るしかありませんでしたが、やや便利になりました。私の利用し
たのは旭川−糠平温泉間で、2300円、約3時間でした(これは時刻表をみればわ
かることかもしれませんね)。一日2往復、バス会社は道北、拓殖、十勝の3社。

〔十勝三股−糠平間のバス〕
  三国峠が通年になったためかどうかわかりませんが、十勝バスの車両がすっ
かり新車になってますね。とくに三股−糠平間のバスが背の高いマイクロバス
みたいな白いかわいいやつになってます。なんだかイメージあわない・・
#そういえばこのバスの運転手って三股山荘のだんなさんってうわさですけど、
#だれか知りません?

〔幌加温泉〕
  然別湖の奥の糠平湖の更に奥にあります。旅館は2軒。「鹿の谷」ともう一
軒。「鹿の谷」は、お風呂は内風呂(女性用内湯船1・混浴湯船3)と混浴の露
天風呂が1つあります。源泉がいくつかあるようで、泉質の異る浴槽がありまし
た。露天風呂は内風呂の奥のドアを空けて外に出たところにあります。ちょっ
と熱めの硫黄泉だと思います。3、4人入れる程度の広さで、見晴らしはなかな
かよいです。内風呂の入浴料は400円(1995年)、露天は無料です。

  もう一軒のほうは分教場風の建物でなかなか風情があります。こっちはたし
か男女別浴で、250円(1992年)。硫黄泉の岩風呂と食塩泉の湯舟と打たせ湯の
ある渋い風呂です。なかなか気分がよろしい。他に、露天風呂もあるようです
(未確認)。

〔糠平温泉〕
  旅館・ホテルが何軒もある温泉場です。「湯元館」では400円(1992年)。
銭湯みたいな内湯と、こじんまりした露天風呂(混浴)です。天気が良かった
ので気持ちは良かったのですが、ちょっと高いかな、というとこ。

〔熊谷温泉(さわと温泉跡)〕
  糠平湖の湖畔にあるしぶい無料露天風呂が昔ありました。行政が湯船撤去し
たため源泉のみ噴出しています。

〔岩間温泉〕
  幌加温泉より更に北側(十勝三股付近)の国道273号線に入口があり、「石狩岳
登山口」という看板が立っています。ダートを12kmほど入った所にあります。
最近まで、林道の途中で7回も川を渡らなければ行けない所だったそうですが、
今は林道が整備され、路面はいわゆる「簡易舗装」というやつで、ちゃんと踏
み固められていて凹凸は少ないです。最後の2km程が若干荒れていますが、普通
の乗用車でも問題は有りません。途中何カ所か分岐がありますが、「岩間温泉」
とか「石狩岳登山口」のほうに進んで行けばOKです。

  ダートの終点まで行くと岩間温泉まであと300mのところに8台程度の小さな駐
車スペースがあります。ここから先もいちおう道はありますが、路面が荒れて
いるし川を横切らなければならないので車高の高い四駆など以外はここで車を
止めて歩いたほうが無難です。道沿いに歩いて2回丸木橋(落ちないように‥)を
渡っていくと温泉に着きます。

  以前はビニールシートにお湯を溜めるだけだったそうですが、今は岩とコン
クリートで造られた4〜5人がゆったり入れる広さのちゃんとした湯船が有りま
す。川から水がホースで引かれていて適温に保たれていました。それ以外、囲
い等の設備は何も有りません。ベニヤ板が数枚敷かれていたのでその上で着替
えました。

  川のそばで広々としたところにあるので開放的でなかなか良かったです。こ
こも透明。硫黄の香りがしたような気がする。

#1998年の豪雨で道が流されてしまい、途中までしか行けなくなってしまった
#そうです。
#その後、林道の方は、復旧したみたいで以前あった川沿いの駐車スペースま
#では行けるそうです。(温泉まで歩いて5分ぐらいの一般の車が行ける場所
#まで)ただ川にかかっていた丸太の橋が流されたままの為、川を自分で渡ら
#ないと温泉には行けないのですが、今年は雪解け水が多い為、川を渡るのは
#困難な状況だそうです。(1999年6月頃の状態)
※岩間温泉に行かれた方は、情報をください。

1-5-4-4 鹿追町

〔扇ヶ原展望台〕
  然別湖へ向かう途中にある、十勝平野を一望できる展望台。北海道を十分感
じさせてくれます。十勝平野の碁盤の目状の道がはっきり分かります。

〔然別湖〕
  天然記念物のオショロコマで有名。
  然別湖畔温泉ホテルなどでオショロコマの料理を食べることができます。ま
た、この然別湖・東雲湖の辺りにはナキウサギの生息地があって、運が良けれ
ば鳴き声を聞くことができます。もっと運が良ければナキウサギを見ることが
できるかもしれません。

  ナキウサギは駒止湖の近くでもよく見られるところがあります。じっと待つ
根性が必要ですが、どうしても見たいという方にはいいでしょう。地元のカメ
ラマンの人が結構います。くわしい場所はサホロYHなどでこっそり聞いてく
ださい。

  然別湖の周辺のホテルは駐車場が狭いらしく、夜間には宿泊客の車が道沿い
にずらりと並びます。夜間の自動車 or バイク走行には注意が必要です。

  冬期(??〜4/28)は、新得駅、帯広駅<->然別湖畔温泉ホテルのバスが無料
(普通は1600円、1993年)で、湖上に凍結氷上温泉が作られます。

〔凍結氷上温泉〕
  然別湖が凍った冬に作られる湖上の温泉です。
  詳しくは 「温泉ガイド」 を御覧下さい。


☆オショロコマ
  北海道にしか生息していないサケ科の魚。然別湖にいるのは亜種。川で生ま
  れて然別湖で成長する回遊型と川に降りず一生川で生活する残留型がいる。
  なぜ2種類いるかはわかっていない。

☆ナキウサギ
  大雪山系や夕張岳などの高山地帯にしかいない。氷河期の遺存種。ウサギよ
  りもネズミに似ている。しぐさがとても可愛い。一見の価値あり。

#ナキウサギは空気のきれいなところでしか生息できません。
#上士幌・然別湖を結ぶ道路の建設が予定され、ナキウサギ生息地を一部通過
#する計画になっていましたが、士幌と然別湖を結ぶ士幌高原道路は、1999年
#道の「時のアセスメント」(時の経過を踏まえた事業・政策の再評価)によっ
#て、未開通部分約2.7kmの建設中止が決まりました。
#また、道内の自然保護運動関係者が道を相手取り、道路建設差し止めを求めた
#「大雪山ナキウサギ訴訟」も、このが建設中止によって原告側が訴えを取り下げ、
#終結しました。


〔東雲(しののめ)湖〕
  然別湖の東にある北海道三大秘湖のひとつ。
  東雲湖は将来的に、湖から湿原に変わり、なくなってしまうといわれていま
す。東雲湖と呼んでいますが、実際には東小沼という看板がたっています。地
元の人にはこういった方がわかりやすいところかもしれません。
(ちなみに西小沼は駒止湖)

  アクセス方法は然別湖を1周する遊覧船を使って行く方法と歩いて行く方法が
あります。遊覧船を使う場合には、東雲湖入口で下ろしてもらって15分くらい
歩きます。東雲湖へ行くと言わないと下ろしてくれませんので注意を。帰りに
船を使う時も降りる人がいないと泊まってくれませんから船が近付いてきたら
手を振って下さい。然別湖観光船は東雲湖入口往復1000円、遊覧850円です
(1995年)。遊覧船の本数は7、8月はだいたい1時間に1本の割合で出ています。
6月は2時間に1本です。5月まではもっと少なかったように思います。

#1993年9月には東雲湖入口までのコースが(一時)運休になっていました。
#行かれる方は確認して下さい。

  歩いて行く場合には、然別湖畔を通る道と白雲山、天望山(唇山)を通る道が
あります。ただし、道が整備されていない可能性があるので歩く前に確認して
下さい。白雲山からの景色は素晴らしいですが、天望山から東雲湖までは倒木
や下草などで道がはっきりしないところがあるので十分注意して下さい。白雲
山から降りたあと天望山を通らないで湖畔に抜ける道がありますのでそちらを
通った方が安全です。歩いた場合には(登山を含めて)だいたい2時間半から3時
間くらいかかります。

鹿追方面から然別湖に来た場合、ちょうど然別湖の湖畔に出た然別湖の南端あ
たりの白曇山登山口にスペースがあり車が2、3台止められました。
あと道路の反対側に10台以上止められるような駐車スペースがあった気がす
るけど、あそこはキャンプ場か何かの駐車場だったのかも(未確認です)。
  ここから東雲湖、というよりナキウサギのたくさんいるとこまでは、片道徒
歩1時間弱でした(ゆっくり歩いても1時間半くらいで行けると思います)。
そこから東雲湖畔に降りるのは5分もかからなかったと思います。
遊歩道(?)は、ほとんど平坦で然別湖を左手に見ながら進むことになります。
私が行ったのは夕方だったので、人は2、3人しか会いませんでした。ナキウ
サギを見るなら明るい時間の方がいいみたいで私は1匹しか見れませんでした;_; 
声はいっぱい聞こえるんですけどねぇ。

  東雲湖の景色は、北海道の中でも何本かにはいるくらい素晴らしいですので
ぜひ行って下さい。

〔大草原の小さな家〕
  新得から然別湖へ向かう途中の道沿いに、喫茶とクラフトショップが一緒に
なったような所があります。裏に馬がいたりして、結構人が来ています。

〔菅野温泉・鹿の湯〕
  鹿追から然別へ向かう道道を途中わかれてダートを10kmくらいつっきったと
ころにあります。露天風呂。すぐ近くで鹿が鳴く声が聞こえたり、満天の星空
と川のせせらぎの音が聞こえたりする、そんな温泉です。
  詳しくは 「温泉ガイド」 を御覧下さい。

[神田日勝記念館]
  十勝の大地が生んだ農民画家の美術館です。わずか32歳の若さでで急逝神田
日勝の絵を集めた美術館で、頭から胴体の半ばまで書かれて未完成に成ってい
る「馬」の作品が印象的です。

1-5-4-5 新得町
〔狩勝峠〕
  景色がなかなかいいです。
  汽車でも近くを通りますが、汽車からの眺めもなかなかよろしいようです。

〔玉川菓子店〕
  新得駅前にあり、「柳月」の有名なお菓子・三方六の切り落とし(切れ端)を
売っています。三方六は1本500円ですが、ここでは1kg450円くらいです。おす
すめです。ただし、いつもあるわけではないので御注意を!

〔新得山・増田山〕
  サホロYHでしきりに勧められたのが、新得駅の裏山の「新得山」からの景
色です。近くに公園もあるようです。扇が原展望台からの景色をちょうど反対
側から見た感じで、結構穴場だという事です。

  サホロYHではマウンテンバイクを一日500円(1992年)で貸し出して、この
増田山行きを勧めています。YHから正面側の丘を登るとビートや小豆を作る
畑の中をサイクリングできます。

〔とんかつのみしな〕
  とんかつの店。
  駅前を並行に走る通りと国道の交わる新得山の向かいにあるドライブイン風
の建物。肉がやわらかくて、なにを食べてもおいしい!ボリュームたっぷり、
とんかつソースにおいしさの秘訣がある。

〔新得そば〕
  おいしいのは新得駅構内にあるそば屋。これを食べにわざわざ他町から来る
学生も多数います。値段は300円前後から。あと、ここでは30円くらいで持ち出
し容器に入れてもらえるので、時間がないときでも電車に持ち込んで食べるこ
ともできます。

  あと駅前をまっすぐ国道に向かう途中、「みなとや」という本格的そば屋あ
り。水がいい、ダシがいい。旨い。多数有名人もおとずれたらしい・・・。

〔トムラウシ温泉〕
  ここはもう何も言う事ありませんね。新得町営の国民宿舎「東大雪荘」のあ
るとこです。内湯、露天ともまあまあですが、展望はありません:-)

  1994年に新しい建物になりました。旧建物は跡形も無くなっており、立派な
今風なログハウス風の建物になっています。
  とにかくお風呂には気合いが入っており、確か12億の総建設費の内、お風呂
に3億円(だったかな?ちょっと忘れた m(__)m )というお金を掛けたらしく、と
にかくすごい。なにやら町長が議会で、どうしても豪華な風呂を作るってがん
ばったらしく、さすがにちょっとした高級温泉ホテル並です。

  お風呂の内容ですが、内湯が湯舟2つ+サウナ(湿度の高いサウナと言うので
しょうか?温泉の蒸気ムンムンのサウナです)、露天風呂も湯舟が2つ、男湯と
女湯の境は石を積み上げた壁があり、お湯が滝のごとくちょろちょろと滴下し
ています。眼下には川が流れています。完全に男女別になり、高い壁で仕切ら
れているので、今までのように(脱衣所が風呂場に対して高いため)、女性の方
が、さぁ〜風呂に入るぞ!と気合いを入れて入り口をあけたとたんに男湯から
丸見え!と言うことは無くなりました。(^_^ゞ(露天風呂の奥に子供用通路が有
る。すだれが掛かってるだけですが、覗かないように。)料金は350円。

  施設内に結構広い食堂があり、定食、どんぶり物、そばうどん等を食べられ
るので、お昼時にいいのではないでしょうか。味もまぁまぁで値段もお手頃で
す。天然記念物の噴泉塔は昔の場所にそのままです(あたりまえか)。道も相
変わらずダートです。

  トムラウシ温泉は、源泉が98度と高温で、泉質も良いという事で、一級の温
泉と言われています。その上、自然湧き出しだというのだからすごい。更に
ちょっと奥の河原からも湧き出していて、河原に自分の温泉を作る事もできる
そうです。

〔ヌプントムラウシ温泉〕
  トムラウシの10kmほど手前を右に分かれて12km、河原に湧く温泉です。自分
で湯舟を堀り、湯をひいて川の水でうめて入ります。

  河原に簡単な脱衣場が1つあって、そのすぐ横に、底と壁は石、縁は木ででき
た湯船があります。脱衣場は、前後からかなり丸見えなので、男女交替で着替
えるとか工夫が必要です。湯船の形は、1辺3m弱の正方形です。硫黄泉なのです
が、それほど臭いもきつくありません。色は無色透明でした。(若干白く濁って
はいますが)湯船に入ると、川向こうにそそり立った崖やほんの少し残雪のある
山が見え、とても気持ちいいです。

(ヌプントムラウシ地図)

湯             ____                            \    \崖
の            |      |〜〜〜〜〜(湯溜り)〜〜〜〜 \川  \
吹  湯の通り道|湯船  |                               \    \
き〜〜〜〜〜〜|      |                                |    |
出              ̄ ̄ ̄ ̄                                 |    |
し             _    _                            一本橋−−−−  (駐車場)
              |      |                                |    |
              |脱衣場|                                |    |      避難小屋
              |      |
                ̄     ̄

〔トムラ登山学校 レイク・イン〕
  新得から屈足を抜けてトムラウシ、オソウシに向かう道の途中、右側に看板
があります。登山の学校があるらしいけど、詳しくはわかりません。温泉であ
ることから実は保養施設と化している傾向があります。宿泊は1泊2食で5000円
くらいから。入浴だけの場合、350円(1996.09)で立派な温泉に入れます。露天
風呂もサウナありますし、その場所で出ている「屈足温泉」と、トムラウシか
ら運んで来ているらしい「トムラウシ温泉」の2種類の泉質の湯に入れます。と
てもきれいでお勧めです(サホロYHで行った)。打たせ湯(2つ)もありました。
#東大雪荘より40kmくらい手前にあるので、時間のない人、ダート恐怖症の
#人?なんかもオススメです。

〔YORKSHIRE  FARM〕
  Restaurant & Innということですが、今回はレストランのみの利用だったた
め、宿泊の方はわかりません(でももらったパンフレットの写真を見ると高そう
です)。
  ここはすぐ横に牧場があって、そこで羊を飼っています。宿泊しながら、羊
から刈った毛で毛糸を紡いだりするような事もできたと思います。実際店の中
には、そういった手作りの毛糸が置いてありました(オリジナルのTシャツなん
かも置いてあった)。
  このレストランは羊料理がお薦めのようです。十勝産のフレッシュラム(冷凍
しない1歳未満の仔羊の肉)を使っているそうで、私の食べたラムステーキ(2000
円)は柔らかく臭みも少なく(ラムの臭いが嫌いなわけではありませんが)、おい
しいものでした。店内は落ち着いた雰囲気で、値段もさほど高くはありません。
お昼に行くならランチがお薦めです。そのほかにもカレーやスパゲティなどもお
いしいです。(住所:新得町北新得、TEL: 01566-4-4181)

〔サホロYH〕
  以前帯広にあった帯広YHのペアレントの息子さんが最近はじめたYH。
  新得駅徒歩7分。建物はきれいですが最近多いペンション風の建物ではなく、
また寝るのもベッドでなく布団です。ミーティングは観光案内で、サホロスキー
場、トマムスキー場への近さ、近くでは、新得から狩勝峠を登る根室本線の辺
りへのサイクリング、遠くでは東雲(しののめ)湖とその付近のナキウサギ(結
構な確率で見られる)、糠平湖、然別湖やトムラウシ温泉等の温泉など。

  東雲湖、ナイタイ高原はサホロYHから半日で回ってこれます。前夜YHで
観光ガイドをしたあとでレンタカーの希望をPさんに伝えると翌朝玄関に車が
届けられるシステムになってるので便利。(JRとかで借りるよりやや割安らし
い)

定員 22名
料金 1泊2食 4700円(1995年)
     素泊り   3100円
TEL: 01566-4-6550



1-5-4-6 清水町
〔丸山牧場〕
  清水町にあります。ほとんど360度に思えるような景色が良い、という事で
す。

〔鳥せい(本店)〕
  清水町にあります。からあげ、炭火焼き、串、つくね..なんでもオススメの
お店。堀ゴタツなので座りやすい。アイスクリームを頼むとコーンにダブルく
らいのアイスを持ってきてくれるのがうれしい。(^0^)

〔谷口ベーカリー〕
  清水町「鳥せい」向かいにあるパン屋さん。1個60〜120円くらい。なかでも、
「いちごクリームパン」が大人気! 早く行かないと売り切れてしまう。


〔十勝清水温泉〕
  1995年にできた十勝管内で最も施設の充実した温泉「清水温泉フロイデ」
(TEL: 01566-2-1126)。十勝清水の北熊牛の牧場の中に突然出現します。サウナ
の中ではTVも見れます。休憩室やレストランもあり何時間でも楽しめます。
露天風呂にはリクライニングチェアがあり、温泉に入りながら日光浴できます。
立地的にもとても良い所なので今年の夏には旅人や地元の人でいっぱいになる
でしょう。350円(1995年)。男湯の露天風呂からは日高連峰(だと思う)が眺め
ることができます。ただし、一つ難点なのは、洗い場が狭いことです。


1-5-4-7 芽室町
●芽室裸みこし(芽室町)
  道内各地をはじめ道外からの参加者総勢男女600人。300Kgのみこし
  を担いで市中を練り歩く。
  1/1午前0時  芽室神社、芽室市街地
  芽室町役場商工観光課観光係  0155-62-2611

1-5-4-8 中札内村
〔グリュック王国〕
  グリム童話と中世ドイツメルヒェンの街並を再現したアミューズメントスペー
ス?帯広空港の近くにあります。
  これのおかげで、休日には空港へのアクセスが非常に悪化したという話なの
で、帯広空港を利用の際は注意が必要です。駐車場は無料で、午後3時以降に行
くと各種入場券が半額になります(日曜日などならない日もあるので注意)
(1993年)。

  入場券は今流行のパスポート風です。
  入口にオシャレなホテル(外から覗いてみましたが、ヨーロッパ風の調度品で
綺麗でした)があり、それを回り込むように過ぎると、ドイツ風の町並みを再現
したような建物群があります。ホテルの2F(?)の大広間はみごたえあります。
建物の1つ1つは、土産もの屋であったり、絵本の展示販売をしています。ビ
アガーデンのようなものもありましたが、4/30は閉鎖中でした。あそこは夏場
だけオープンするのかな?

  街の奥が遊園地になっています。ゲームコーナーにカレー屋があって、ソー
セージカレーを出してます。結構辛いカレーでした。

  グリュック王国直輸入のビールやワインも数多くあって、(他の店では手に
入らないということかなぁ??)だいたい500円/本くらい。
  領布会もやってまして、年4回、ドイツ直輸入のワインやビールを送ってくれ
るようです。(4コースあって、例えばビールコースだと、20000円/year 1993年)

〔坂本直行(ちょっこう)記念館〕
  正確には中札内村(帯広市ではない)に1992年4月にできました。入館料500円
(1994年)。誰だか知らない人も多いでしょうが、六花亭の包みの花の絵を書い
た人、と言えば分かるでしょう。坂本直行さんは坂本龍馬の一族で、坂本家の
家督を継いでいます。ここは、六花亭がスポンサーになって作られたものです。
記念館そのものだけでなく、周囲の自然の中を散歩するのも気持ちいいです。
記念館の敷地内一面にスズランが植えてあり、6月中旬には満開(?)となり
ます。記念館のほかにレストランもあり、なかなかセンスの良い建物です。

  本館の館内は、正面に明かりとりの窓とベンチがあり、そこを囲むように壁
の回りに絵が展示されています。六花亭がまだ帯広千秋庵といった頃の包装紙
の原画もあります。
  また、わらび、うど、こごみなど、十勝一帯やこの記念館の敷地の中にも生
えている山菜のサラダやあえ物などを、ビール片手にレストランのテラスで食
べるのも、気持ちよかったです。あ、そうそう、カレーもけっこうおすすめで
す。
 この記念館の柏の森を抜けた畑の向こうに六花亭の売店があります。建物は
古い民家を移築したらしく、茅葺きだったと記憶しています。
 この売店に「どんぐりころころ」というチョコのお菓子があります。
 本店では買えないこの店限定の商品で、どんぐりの形をしたモナカの皮の中
に甘みを押さえた丸いチョコが入っていて、振るところころと中のチョコが転
がります。ぜひおすすめのお菓子です。

なお、モニュメントや遊歩道は旧国鉄広尾線の枕木で作られています。

  開館  10:00-17:00
  入場  500円(ポストカード1枚つき)
  場所  帯広から広尾に向かう国道236号線ぞい。中札内と更別の間です。
  TEL:  0155-68-3003


1-5-4-9 更別村
〔十勝インターナショナルサーキット〕
  正確には更別村というところで帯広から車で1時間のほどのところにありま
す。帯広空港のそばです。

  コース長は、5.1kmほどで鈴鹿サーキットなみの大きさです。高低差はあまり
なくメインスタンドからなら、だいたい全コーナが見渡せます。コースからわ
りと近い場所で観戦できるポイントが多いです。

  参考までにサーキットの1日貸しきりは200万円だそうです。
  あと、サーキットの隣にキャンプ場も設立されたので、そちらに行くのもい
いかもしれません(実はキャンプ場の方が標高が高いためタダ見できる)。


1-5-4-10 忠類村
[忠類ナウマン象記念館](01558-8-2826:9:00〜17:00)
  ナウマン国道(336号線)から帯広方面へ折れた国道236号沿い、忠類のあた
りににあります。その名の通り、忠類でナウマン象の骨が発見された事にちな
んだ記念館です。化石の発掘場所はナウマン国道沿いにあります。
  ナウマン象の骨格標本やジオラマなどが展示されています。建物は非常に奇
麗でちょっとあやしい感じ。中東の宮殿が引っ越して来たようです。
入館料300円。月曜と、祝日の翌日、12/31〜1/5は休みです。

〔ナウマン温泉アルコ236〕
  近所のおじさんやおばさん、果ては、家族連れまでがやってきているようで
したが、レンタルルームがたくさんあって、入浴後、カラオケとかを楽しめる
ようでした。レストランもついているようです。

 内湯は、打たせ湯、寝湯など最近の温泉施設にあるようないろいろなお風呂
があり、楽しめます。
 露天風呂は小さく、しかも壁に囲まれてますので、解放感はそれほどありま
せん。外気にあたり、ゆっくり長湯ができるのはいいのですが。

 ツインルームに泊まりましたが、部屋はかなり広く快適です。ただ、あの広
さなら、もう少しベットを大きくした方がいいのになぁと思いました。
 食事は、食堂でいただきます。わたしが泊まったときは、牛の陶板焼きをメ
インに、烏賊のお刺身など数品がならび、公共施設としては、満足できる充分
なメニューでした。

場所  :国道236号沿い  忠類ナウマン象記念館近く
お風呂:大浴場、露天風呂
宿泊  :70人収容
        (1996年はGWの期間ですが、1ヶ月前くらいで電話予約できました。)
入浴料:中学生以上  350円
        小学生      200円
宿泊料:4400〜5500円(食事別)
問い合わせ:忠類振興公社
            TEL: 01558-8-3111



1-5-4-11 大樹町
〔晩成温泉〕
十勝海岸湖沼群の真ん中にあります。海のすぐ近くで、窓から海が見えます。
国道336号(ナウマン国道)で、生花苗(おいかまない)沼とホロカヤントウへ曲が
る所に看板があります。

  1997年新築されました。古いのを取り壊さないのが土地の安い北海道らしい
というか。泉質は十勝川と同じモール泉でかつ食塩泉となんだかよく効きそう
です。高温・低温の二つの浴槽の他、サウナ、打たせ、ジャグジーがあります。
これで露天があれば...
  あと、テラスがあって太平洋を眺めることができます。が、遮るものがないの
で隣のキャンプ場へ往来する通路から丸見えです。女湯からテラスに出るのはち
ょっと勇気がいるかな。
  セキレイ館のヘルパーによると、「忠類のナウマン温泉ができてから晩成温泉
の客が減った。今年改装して1ヶ月で昨年1年分にあたる利用者が来館したが、予
算の関係で係員を増員できないでてんてこまいらしい。」とのことです。確かに
この設備で350円は安いと思います。
  ちなみに彼女の話では、女湯からテラスに出ている人は見た事がないそうです。
  中にある食堂のラーメンは、かなりいけます。

  営業時間 10:00〜22:00
  休館日   毎月第二・第四火曜日、年末年始
  料金     350円

〔セキレイ館〕
  晩成にあるとほ宿です。なんにもないところにあります(笑)。今年(1997年)
からオーナーが(宿の常連客に)変わったそうですが、仕事の都合で今年いっぱ
いはオーナー不在で、大阪出身の女性ヘルパーとその母親が切り盛りしていま
した。
  交通が不便なのでバイク(特にオフローダー)や自転車客の多い宿です。初夏
には原生花園が非常に奇麗です。
  前オーナーがプロレス好きなのか「闘魂」風呂というのが目を引きましたが、
未調査です。
  ちなみに新オーナーは大阪でタンクローリーの運転手をやっており、いつも
早朝に阪神高速を利用しているそうです。なぜか阪神大震災の日には仕事が休
みで難を逃れたそうですが、ヘタをすると宙づりとなったバスと同じ運命に...

〔勇洞沼〕
  セキレイ館から20キロ。太平洋沿いにある湖です。ここもシーズンには花が
きれいです。が、夏休み(1997.7)ということもあり、キャンプ客と釣り客がた
くさんいました。水上バイクも出ていてちょっと騒がしかったです。


1-5-4-12 広尾町
〔愛国・幸福〕(愛国駅跡と幸福駅跡は実際には広尾町では有りませんがここ
               に分類しました:-p)
  1987(昭和62)年2月に廃止された旧国鉄広尾線。ここには有名な愛国、幸福
の2つの駅がありましたが、現在は駅舎と駅舎近くの線路だけが残っています。
幸福駅の駅舎には名刺や定期などが壁一面にびっしり貼ってあります。また幸
福駅前の土産物屋では愛国から幸福行きの切符がおいてあり(200円、1990年)、
好きな日付を入れてくれます(例えば訪れたその日とか広尾線が廃止された日と
か)。駅には客車などがおいてありますから、まわりの景色を見ながらお弁当と
いうのもいいかもしれません。

[広尾町海洋博物館](01558-2-5572:9:00〜16:30)
  隣接の「郷土文化保存伝習館(海の館)」、近くにある「海洋水族館」など
と並んで、地域の文化を知る事のできる施設という印象です。
  展示内容は、1Fに「野性動物」「魚、漁業」「広尾の町」等々、細かく8
つのテーマに分かれた展示となっています。2Fには「坂本直行先生記念展示
室」(地元出身の画家で、六花亭の包み紙のデザインでも知られる)がありま
す。北海道開基以来の開拓の歴史には詳しいが、アイヌに関する記述がほとん
ど無いのが残念だとの声が見学者の一人から聞かれました。展示の趣旨もある
でしょうが、今後に期待したいものです。
  帯広から広尾行きバスでシーサイドパーク前下車、徒歩12分。入館料は高校
生以上が300円、小中学生150円です。月曜、祝祭日の翌日、12/31〜1/5はお休
みです。

1-5-4-13 幕別町
〔幕別温泉〕
  幕別温泉にはいくつか温泉宿がありますが、新しくてどでかい「緑館」
(TEL: 0155-56-2121)について。入浴料700円ですが未使用のテレホンカードな
ら金券として扱ってくれます(1995年夏)。500円のテレカを持っていくとプラス
200円で入浴できました。入浴料は高いけど、内湯はしっかりして奇麗、サウナ
あり、展望抜群、そこから展望露天風呂へ出られる、プールも使える、という
事を考えると高くはないでしょう。小高い丘の上にあって、十勝川を含む十勝
平野が一望できます。外から見るとはっきり言って目障りな建物です:-)が、中
に入ると展望はすごいです。
#女湯から男湯が丸見えだという話もあります。

  泉質はモール泉だそうです。
  札内駅(幕別ではない)から幕別温泉行きのバスで終点下車です。詳しくは時
刻表参照。帯広からもバスがあるようです。


1-5-4-14 池田町
  池田町は十勝ワインで有名。町のいたるところでワインに関係のあるものを
見かけます。例えば、駅前の噴水がワイングラスになっていたり、町立の体育
館がギリシャ神殿風、町役場がワイン樽風の建物になっています。

〔ワイン城・レストラン十勝〕
  十勝ワインで有名な池田町にはワイン城があります。ワイン城は丘の上に建っ
ていて眺めがいいです。ここではワインの瓶詰めから梱包までを見学すること
ができます。ただし、毎日作業しているわけではないので見学が目的の人は注
意して下さい。有料ですがワインの試飲もできます。また3Fには町営レストラ
ン「十勝」があり、ワインとステーキが味わえます。ただ、それなりの値段は
します。安く楽しむのであればビーフシチューがお勧めです。オフシーズンな
らばレストランでデザートだけを食べて景色を眺めるという芸当ができます。
レストランからテラスへ出れると思います。

  シーズンオフにはYHの会員証を見せるとワインがグラス一杯サービスされ
ます(レストラン前のカウンタ)。町民還元ワインです。
  また、夏だけのイベントですが、自信のある方はステーキ1kgにチャレンジ!
45分以内に食べればタダです。もちろん、失敗したら8000円ですが。あと、牛
1頭コースというのがあります。
(「十勝」は火曜日定休。夏は火曜日でも営業。ただし、セットメニューのみ)

・「牛一頭コース」 7,900円(2人前)
  オードブル、スープ、サラダ、パンまたはライス、というのは普通ですが、
  メインがなんと、牛の形の皿に、タンシチュー、ステーキ、テールシチュー
  がのってきます。オードブルも量がたっぷりしていて、チーズまでとって頼
  んだりしたので、肉を食べ終わる頃にはすっかり満腹でした。そして、食べ
  終わったらなんと「あなたは牛一頭を食したことをここに証します」と書か
  れた、通し番号の入った認定証テレカがもらえます。

ワイン城前の売店では、十勝ワインやワインを使ったお菓子、チーズ等が買え
ます。当然ですが、ワインはワイン城だけではなく、近くの酒屋でも売ってい
ます。

レストラン十勝
営業  11:00〜16:30(11〜4月),17:30(5,6,10月),18:00(9月),19:00(7,8月)
      火曜定休
TEL: 01557-2-2467

☆町民用ローゼワイン
  町民還元用のロゼワイン。これにはラベルが2種類(真っ赤とピンク)あり、
  民宿等の宿泊施設用がピンク(宿が申し込めばいくらでも買える)で、一般の
  家庭に購入券を配って、その分しか買えないというやつが赤になっている。
  (ピンクのラベルは酒屋で売っている)

☆アムレンシス
  十勝地方に自生している山ぶどうから作った赤ワイン。1本3000円。物産館
  のおにいさんによれば「これぞ十勝ワイン」というものなのだそうですが、
  ここ10年で3ビンテージぐらいしか発売されていないという貴重なものとの
  こと。1995年には入手できませんでした。

☆スパークリングワインブルーム
  シャンパーニュ地方と同じ製法で手作業のおり除去で作ったスパークリング
  ワイン。白、ロゼともに辛口。2500円。

〔ワインソフトクリーム〕
  1994年6月からワイン城で売り出されたワインの入ったソフトクリームです。
3階の売店(レストランの入口手前。上のYH会員に町民還元ワインのサービス
があるとレポートした所)で売っています。

  最初の一口は「ほほう、なるほど!」と思うのですが、それ以降はただのソ
フトクリームになってしまいます(^_^;;
  ソフトクリームとしてはあまりおいしいと感じませんでした。

  一応、宣伝のポスターを写してきました。
(何か表現がおかしいような気がしますが、書いてあるそのままです)

十勝ワイン(シルモ)入りソフトクリーム

    ポートワインとおなじ製法で15年間木樽の中で熟成された甘口ワインを
    入れたやや甘めのサラッとしたマイルドなソフトクリーム

十勝ブランデー(ジュンテール)入りソフトクリーム

    じっくりと熟成を重ねた10年。原酒だけから生まれるまろやかでマイル
    ドなブランデーを入れた甘めで気品ある香り高い究極のソフトクリーム

いずれも250円。
#車の方でも大丈夫です:-)

〔観覧車〕
食博覧会で使われたものをワイン城のとなりへ持ってきました。

〔ワインまつり〕
夏と秋の年2回行なわれるお祭り。
  夏は7月第1週、秋は毎年10月上旬に行なわれ、夏は本祭りのみ、秋は前夜祭、
本祭りがあります。10月は第1日曜日で、本祭りは昼です。

  夏の方ですが1997年は7/13(日)になりました。これまでとスタイルをかえて、
ワイン、ジュースは無料だけども、牛の丸焼き等のたべものは食べ放題スタイ
ルをやめたそうです。
入場料1000円/大人、500円/中高生、無料/小学生以下。雨天中止。

  秋の方は詳細がかわったかどうかはわかりませんので、1996年以前の情報を
のせます。
  前夜祭(18:00〜20:30)は歩行者天国にした通りで行います。どの通りでする
かは、年によって変わっている様です。いろいろなアトラクションがあり(コ
ルク飛ばし(女)、樽転がし(男)、丸太切り競争など)、賞品として池田町の商
店街の商品券がもらえます。本祭り(10:00〜14:00)では牛肉食べ放題、ワイン
飲み放題となっています。時期が合えば行かない手はありません。本祭り料金
は前売り3500円、当日3800円(95年)です。会場から出る時には体
のみえるところにスタンプを押してもらうと出入り自由です。

とほ宿やユースに泊まって、前夜際に出ると楽しいですよ。

〜 複数の体験談より 〜

(前夜際アトラクション例)

空きかん積み:空きかんを1分間で縦につむ。
              10才未満と以上の部があり、優勝者は7、8缶あまり
              つんでいたようでした。
丸太切り    :太さ15cmぐらいの丸太を切るタイムレース。
              女性が1本で男性が2本。優勝者は女性が30秒。
              男性が14秒(2本で)。
              そばでみてたらやたらと優勝した男性ははやかった。
              地元の50才前後の方のようでした。(1994年)
樽ころがし  :3人1チームで、タイムレース。
              1人目が立ってる状態の樽(200kgぐらい)を横にたおし、
              20mあまりを転がす。2人目はうけとった、樽を、樽の底の
              へりをつかって、ころがしていく。2人目はその樽をスタート
              地点までもっていき、樽をたてて終了。
              樽ころがしはなかなかハードでした。私は第1走者でしたが、
              思いきり真剣にころがしていると自分でも妙に楽しくなって笑
              えてきました。
              2人目がなかなかハードそうでした。
コルク飛ばし:道路に作られたステージ(1.5m)の上からシャンペンのコル
              クを飛ばします。優勝記録は30〜40mにもなります。
              飛ばした後のシャンペン(一升瓶)はそのままもらえます。

  いずれの競技もその場で出場受付(無料)しますので、参加しないと損です。
地元の消防団などに混じって妙に盛り上がって商品をもらっているのが、「北
のコタン一団」と「ワインの国一団」でした。

  また最後にステージからソーセージまきがあります。例の行者にんにく入り
ソーセージです。北のコタンではみんなの戦利品(ソーセージや賞金2万円)で
翌日の食卓は超豪華でしたが、シャンペンで酔っぱらって2日酔いになってあ
まり食べられなかった。残念。

(本祭り)
牛丸焼き:ごくごく当たり前の話なんですが、結構あたりはずれが大きい。
          1回目があまりおいしくなかったが2、3回目はうまかった (^^)
          最後の1頭を4回目ももらいに行く。
          全部で11頭丸焼きしたとか。(1994年)
ロゼワイン:今年のとれた奴のヌーボです。なかなか、フレッシュな味わいが
            して、こういう、祭になかなかてきしてるのではないかと
白、赤ワイン:ロゼワインのヌーボを飲んだ後だと、この同じ系列の
              ワインがなぜ、こんなに辛くなるんだろうと思って
              しまいます (^_^;
ジュース:ロゼワインよりさらにあまい。ワインとまぜて、のむとなかなか。
焼き肉:タレに付け込んでいた肉を何十台もある、炭のコンロ(?)で
        焼きます。味はふつうだと思います。
ハンバーグ:魚と他のなにかがまざっている。個人的には食べたくない。
ソーセージ:あまりおいしくはなかったけど、ハンバーグよりはまし。
            但し、一緒にいった人はハンバーグと、ソーセージの好みは
            反対の評価になった。まぁ、どちらが最低かだけど(苦笑)

入ったあと、無料なのは以上。あと、おにぎりや、うどん、そば等は売ってい
ます。

〔Happiness Daily〕
  自家製の牛乳を原料にアイスクリームとドーナツを売っています。場所は、
「ワイン城」から「まきばの家」を目指して行けばわかります。距離にして
1km弱?

  無添加アイス(250円、1992年)の人気があるようです。じゃがいもアイスもお
いしいとのこと。特製ジェラートも Good です。ダブルで400円(1994GW現在)。
チョコチップ、柑橘系などの普通のネタの他に、野菜ものなどが10数種類。ゴ
マ、ライス、アスパラ、あずき、しそ、などなど。5月5日だけ「赤飯ジェラー
ト」も販売されます。
  チーズ工房も同じ敷地内に有ります。

  ちなみに、朝10時開店です。連休などには混みます。で、表まで人が並ぶ事
もたまにある(と言ってもたいした長さではない)ので、ソフトクリームで良い
という方は、並んでいる人の横を抜けて奥の店へ行きましょう。
  また、土曜と日曜だけ、ババロワを限定販売しているそうで左側の正面の入
口から入ったところで売ってます。ミルクたっぷりで、プリンに近い感じでし
たが、確かにおいしかったです(^_^)。

池田町によったら、ぜひここへ。

(Happiness Daily銘柄一覧)
  このうち、毎日12〜20種類が店頭に並んでいます。
  1990年4月の開店以降、店も2倍になりメニューも増えました。
  1995年の新商品は「甘酒」です。1994年登場の「赤飯」は5月5日、6日限定で
す。

○ジェラート
    1.アスパラ                                27.赤飯
    2.アップルパイ                            28.チョコチップ
    3.甘酒                                    29.チョコレート
    4.イチゴみるく                            30.ティラミス
    5.イチゴミルフィーユ                      31.トゥモロコシ
    6.おぐら                                  32.ハスカップヨーグルト
    7.お米(きらら397)                    33.ハスカップミルク
    8.オレンジヨーグルト                      34.ハチミツ
    9.カレッツァ                              35.バナナ
  10.キウイヨーグルト                        36.バニラ
  11.キャロット                              37.パンプキン
  12.クッキークリーム                        38.ブランデーケーキ
  13.クリームキャラメル                      39.フローズンヨーグルト
  14.クリームチーズ                          40.ブルーベリーミルク
  15.グリーンピース                          41.ヘーゼルナッツ
  16.クルミ                                  42.ほうれん草
  17.コーヒー                                43.ホワイトクリーム
  18.ココナッツ                              44.抹茶
  19.ゴマ                                    45.マーブル
  20.さつまいも                              46.マロン
  21.しそ                                    47.ミルク
  22.ジャマイカ                              48.メークイン
  23.ジャンドゥーヤ(イタリアンチョコレート)  49.よもぎ
  24.春菊                                    50.ラムレーズン
  25.新じゃが                                51.わさび
  26.ストロベリーヨーグルト

○シャーベット
  1.青リンゴ            10.ストロベリー    19.ぶどう
  2.アップル            11.千両なし        20.プラム
  3.アプリコット        12.ソルダム        21.ブルーベリー
  4.オレンジ            13.トマト          22.マンゴ
  5.柿                  14.20世紀        23.みかん
  6.カリンズ            15.パイナップル    24.メロン
  7.キウイ              16.バナナ          25.ゆすらうめ
  8.グレープフルーツ    17.パパイヤ        26.洋なし
  9.すいか              18.ピーチ          27.レモン

〔よねくら〕
  池田駅前のレストラン。
  おすすめがステーキ弁当1000円+税(1997.4)。大盛り+300円でご飯が見えな
いくらいの肉になります。あと確か 800円のも存在していたような気もするの
ですが、ただ単に「ステーキ弁当ください」と注文したら1000円のが出てきた
ので、存在するのかどうかはよく分かりません。
  「バナナ饅頭」というものも売ってますが、名物というほどのものではあり
ません。8個入り500円+税、16個入り1000円+税でした。
  お、レストランの営業時間は 9時〜19時、第一、第三木曜日が定休日となっ
ています。
  この「よねくら」は、かつては民宿も営業していたのですが、 3年ほど前か
ら宿泊施設を建て直して、「ホテルよねくら」となっています。開業した頃
(1994年)のパンフレットには、”池田町にはじめて生まれた、ホテル」と、書
いてあります。泊ったことはないのですが、そのパンフレットによれば、
 一泊(ルームチャージ)
  シングル(4室)  6000円
  ツイン (6室) 11000円
  エキストラツイン(14室) シングルユース  7000円
              ツインユース  10000円
  和洋室 (1室) 18000円
となっていました。

〔まきばの家〕
  町営の施設で、キャンプ場・オートキャンプ場を備え、バーベキューなどが
楽しめます(営業4/28〜11/3)。ここには、ゴエモン風呂もあります。釜は四つ
あって、四つとも個室になっています。従って女性でも安心して入れますが、
外の景色は全く見えません(個室内は結構キレイ)。薪を燃やしていますが、自
分で薪割りをやらせられます(いつもそうかはわからない)。宿泊も可能で、ベッ
ド室大人2900円(税別・食事なし、1994年)となっています。
  もちろん十勝ワインを楽しむことができます。また、コテージ村(通年営業)
というのもあります。

  キャンプ場のロッジでは目の前まで車で乗り付けられます。建物はログハウ
ス風の2階建てで、1階にダイニングと台所、冷蔵庫、WC、お風呂、2階が6畳
間+荷物スペースで、備え付けのふとんとゆかたがありました。さらに1階には
テラスもあって、テーブルと椅子もおかれています。鳥の声をききながら外で
食べる朝食のすがすがしいこと!!夜に星を見ながらお酒を飲むのも結構オツ
で、よさそうだな。(たぶん、虫よけが必須ですが(^^;)
  人数があつまって予約がとれればいいと思います。キャンプ場も、水場や調
理場が完備で、キャンプ場管理棟へいけば食糧などの売店や、テント、シュラ
フ、炊事道具のレンタルもあるようです。もっとも、池田の町もそう遠くない
ので、スーパーや酒屋へ買い出しにでたり、清見温泉で一風呂あびるのもいい
と思います。

  この「まきばの家」からもう少し舗装道路を登ったところに展望台がありま
す(最後の50mぐらいは未舗装です)。
  十勝平野を見渡せる所としては、ワイン城の展望台が有名ですが、ここもな
かなかいいです。夕暮れ時はきれいな夕焼けも見られます。ただし、ここはデー
トコースとしても有名な所らしく、カップルの乗った車が何台も来ています。

  ロッジハウス(5人用)     16,000円
  キャンプ場1泊              300円
  オートキャンプ1台1泊       600円
  TEL: 01557-2-2467

〔千代田堰堤〕
  水田に水を引くために作られた堰堤。秋にはサケが登ってくるので、9月、
10月にはサケ漁が見られます。

〔清見温泉〕
  北のコタンではよく行くのですが、池田の駅の近く(ワイン城の隣)にある温
泉です。まあ銭湯なわけですが、広くて、サウナつき、休憩所つきで、風呂上
がりに生ビールも飲めます:-)。地元の人がよく来てます。320円(1995年)。北
のコタンで割引券をもらうといいでしょう。

〔池田北のコタンYH〕
  以前はとほ民宿でしたが、YHになった宿。
  利別の駅から徒歩5分。14人しか泊まれない小さなところですが、あったかい
雰囲気の落ち着く民宿です。宿の名前は、ペアレントの北八さんとコタンクさ
んの名前(ニックネーム)からつけられました。食事は大変おいしいです。民宿
の時はおいていなかった缶ビールが飲めるようになりました。

#食器洗いがあったのですが、1994年、食器洗浄機を購入したため基本的には
#食器洗いはありません。しかし、コタンクさんと話がしたい宿泊リピーター
#はすすんで食器ふきをします。

定員 3室14名
料金 1泊2食 4300円 (非会員5300円) (1995年)
     素泊り   2800円
TEL: 01557-2-3666



1-5-4-15 豊頃町
〔ハルニレの木〕
  国道38号線を幕別から太平洋の方へ向かっていき、十勝川を渡ったところに
初代の「この〜木なんの木、気になる木」のハルニレの木があります。
#実際にはコマーシャルで使われたのではないかもしれません(未確認)。

  車で帯広方面から行く場合、十勝川を渡ったすぐの堤防を右に曲がります。
以前、この堤防は凸凹道でしたが、一部舗装され20台ほどの駐車場ができまし
た。土足厳禁の2階建ての建物がたっています(夕方閉まる)。

  JRでは豊頃駅から徒歩約40〜50分。駅前には「大江商店」というお土産屋
があって、「ハルニレグッズ」があります。
  町では、ハルニレの木を見に行く人のために、無料で自転車を貸してくれる。
                                            ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  貸出・受付は豊頃駅前の「大江商店」で。
  TEL: 01557-4-2211 (豊頃町観光協会)

  駅周辺はお土産屋の前に、ぽつんとひとつ公衆電話があるだけで、そこから
「ハルニレ」の「旗」をたどっていけばいいです。
この付近、風が強いので、荷物は小さいほうがいいでしょう。

  ハルニレの木は樹齢130年(推定)で町のシンボル。3本ならんで立っているの
ですが、一番川に近いのが丸く見えるよく知られた木です。どこから見てもま
ん丸に見えるというわけではないので周りをグルッと歩いてみて丸く見えるポ
イントを探すのがいいと思います。
(私は木に向かって伸びている道から少し右に回った辺りがいいと思います。)

  ハルニレの木は落葉樹ですので、9月ころに行くと、枝ばかりの裸ンボなんて
こともあります。豊頃町役場に問い合わせると情報入手できます。



1-5-4-16 本別町
〔菓子の家〕
  ケーキ屋さんです。利別から足寄に向かって、本別のAコープ(右側)をすぎ
てもうちょっといったところを左折し、ちょっといった右側です。おすすめは
大納言シュークリームかなぁ?あずき入りのシュークリームです。でも、どれ
もおいしいです。

〔岡女堂の工場〕
  本別でお菓子というと、少し池田よりの所にある岡女堂の工場(専用の駅まで
造っちゃうんだからすごいよな)に気を取られて街の中はノーマーク (^^;; 大
納言シュークリームがうまい。
#岡女堂の工場って見学とか出来るのかは未調査



1-5-4-17 陸別町
[りくべつ宇宙地球科学館]
足寄郡陸別町陸別に公開型天文台「りくべつ宇宙地球科学館
(愛称:銀河の森天文台)」がオープン。「教科書的な展示
から脱却−発見・体験・操作」をテーマ(そんなもの、テー
マにするなよ..(--;; )とし、惑星模型や岩石群、大型パ
ネルギャラリーなどの組み合わせで宇宙空間を感じさせる展
示のほか、オーロラ人工発生装置が備えられる。
公開型天文台では国内最大の口径110cmの反射式望遠鏡
も設置される。


1-5-4-18 浦幌町
  大津から厚内辺りの漁港は、北海道でも一番おいしい鮭の捕れるところです。

  厚内側(釧路側)の海岸もいい(ソアラのCMだっけ?)のですが、反対側の海
岸線の湖沼群がまた良いそうなので、車なりバイクなりをなんとか確保して、
両方行ってみるのがいいように思います。

  湖沼地帯は原生花園になっていて、へたに有名な原生花園よりも数段良い(し
かも人が少ない)という事なので、6〜7月頃に十勝へ行く人には是非寄って欲し
いと思います。

〔浦幌森林公園〕
  キャンプ場。釣り堀もあります。アスレチックの施設もあったような。ちな
みに、浦幌市街には何もないと言ってもいいです。

〔待ちぼうけ〕
  とほ宿です。ご主人(30代半ば)が一人で切り盛りしていて、奥さんは廊下続
きの隣家に住んでいます。忙しいと手伝いに来ます。まんががたくさんありま
す。単行本もたくさんあります。ご主人の話は楽しいです。とろろーんとのん
びり過ごすのにいい宿です。

〔留真(るしん)温泉〕
  浦幌から、または池田町から奥に入った所にあります。露天風呂とつながっ
ている内湯とつながっていない内湯があって、時間によって男女交替します。
交替の時間は朝晩9時。通常、平日は昼間男湯が露天側、土日は女湯が露天側
だそうです。一応確認してから来た方が良い、と言われました。

  内湯は普通の銭湯風ですが、泉質はかなり良いようです(ぬるぬるする)。
入浴料は400円(1992年)です。
  ちなみに、両方の内湯は奥の方に数十cmほど壁がなくなっていて、人が通れ
るようになってます。かつては男女の交換をせずに、女湯からその隙間を通っ
て、男湯経由で露天風呂に行くようになっていたそうです。今でもその隙間は
ありますので、油断して奥の方に行くとちょっと見えますし見られます。


1-5-4-19 足寄町
北海道(日本)で一番広い町。大阪府とほぼ同じ面積です。
(ちなみに2位は別海町)

〔松山千春〕
  足寄といえば松山千春でしょう。というかこれしかないのではないでしょう
か。松山千春の実家があって大きな看板が掛かっていています。ただそれだけ
です。ファンの方は行ってみてもいいかもしれません。

〔道の駅 足寄湖〕
  大きな駐車場に自動販売機しかありません。隣にチーズ工場があります。こ
のチーズ工場も道の駅に含まれてて(上にも駐車場あり)、スタンプラリーのス
タンプはチーズ工場にあります。チーズ工場の隣にはレストランがありました。
こちらもすぐ隣に駐車場があります。
#というわけで、駐車場は3カ所に分散してあります
  おすすめは、鹿肉のシチュー980円(サラダ、ライスorトースト付き)鹿肉マン
ってのもあるらしいのですが、残念ながら売り切れでした。(;_;)
  またチーズカレーもお勧めです。ちなみに、"チーズの雫"(200円?)なる
清涼飲料(チーズ製造途中に垂れてくるモノ、名前そのまんま)も飲みましたが、
味は苺ガリについてくるコンデンスミルク?にそっくりで、・・・です。

  チーズ工場の方では「オンネトーブルー」というものが売れ線らしく店に出
すそばから売れてしまうそうです。で、いまはしかたなく熟成前のものも店頭
に並べています。(1996年)
  これはブルーカマンベールという、ものだそうで、切る前の外観は普通のカ
マンベールですが、切ってみると饅頭の餡(程ではないが)のように芯の方に青
かびが生えております。お味の方はカマンベールに控えめにブルーチーズの風
味を加えたような、見たままの味で(^^;、ブルーチーズがだめな人でも大丈夫
だと思われます。ただし、熟成過程でアンモニアが発生するので、あまり熟成
させるとアンモニア臭くまいります。ブルーチーズ初心者は、食べ頃初期に、
上級者は、自分の好みに合わせて食べる時期を調整すると良いでしょう。

〔足寄駅〕
  駅と町民ホールが合体して、あしょろ銀河ホール21として生まれ変わりまし
た。
  正面向かって左側にレストラン(確かカレー屋だったような)がありまして、
2階に上がると、松山千春記念館みたいなものがあります ^^;;  駅舎には塔が
ありまして、2階から更に階段を上に上がっていくと塔の最上部まで上れます。
何階に相当するのかは忘れましたが、相対的にかなり高いところにあるので、
足寄の市街地はほぼ一望できます。

〔足寄駅で売ってるお菓子〕
  足寄駅の売店で売っているお菓子「アショロン」はおいしい!
千春の家に行く途中のお菓子やさんで(確か亀屋さんだったかな?)でつくっ
てます。

〔芽登温泉〕
  上士幌のちょっと奥です。上士幌から足寄に向かって国道241号線をいき、下
り坂の途中(終わったあたりだったかも)左側に「芽登市街入口」という、小さ
な看板があるT字を左折します。看板の位置が目の高さくらいで、緑に埋もれ
て見落としやすそうなので下り坂が始まったあたりから注意しといたほうがい
いです。その後数百mでT字のつきあたりをまた左折します。そのまま美里別川
ぞいの舗装路を十数kmいくと、芽登温泉の看板があるので、左折するとダート
になり、さらに数kmいくと右手にあります。

  紹介してある足寄のほうからいく道以外にも、清水谷のほうからダートをい
く道もあるらしく、上士幌のほうから来たときは早いらしいのですが、経験が
ありません。結構わかりにくいようです。

  一軒屋の温泉で、露天風呂があります。入浴料は400円(1995年)です。内風呂
は男女別でまあまあの広さです。シャワーがあります。

  露天風呂は混浴で、内風呂から扉をあけてそとにいくと目の前にあります。
岩肌の浴槽で形は円形です。直径4、5m位。中央に直径1m位の石集合体が
どん、てなってます(つまりドーナツ状の浴槽ってことで。表現が難しい)。
透明なお湯で、泉質は硫化水素泉。温度はやや熱め。緑の林に囲まれ、とても
気分がよいです。

  数mのそばにヌカナン川(たぶん)が流れています。露天風呂から、内風呂から
離れる方向に歩くと川に入れます。当然冷たいのですが、そのまま十数m川のな
かを歩くとだんだんぬるくなってきて、あるポイントだけ暖かくなってます。
川の真ん中から温泉が涌いているらしいのです。深さは腰くらい。泳げます。
川にはいるまではわりと楽にいけるのですが、川に入ってからの川底の石がこ
けですべりまくるので気をつけましょう。
  芽登にいったら、この川の中の湯にも入ってみることをお奬めします。夏し
か出来ないかもしれないけど。なかなかワイルドな気分にひたれます。

#足寄町の東の端に北海道三大秘湖のひとつオンネトーがあります。これはエリ
#ア的に阿寒湖に近いので、[1-6-1]:阿寒国立公園とその周辺に記述していま
#すので、そちらをご覧下さい。

1-5-4-20 音更町(本当は[1-5-3] 帯広近郊に入るのだが……)
〔そば盛〕
  十勝のそばというと、新得・鹿追が有名ですが音更にも、とてもおいしいそ
ば屋がありました。音更市街の南よりにあり、きれいなレンガ造りの町役場の
2軒くらい北側にあります。ちほくうどん・そばの看板がかかっています。店の
正面は割とちいさくて、私たちの入った時(11:30)にはのれんもかかっていなく
て、「本当に営業しているのかな?」という感じでした。店の中は意外奥に深
く、テーブル席が6つに座敷2つ。そばも熱もの・冷やしもの・ざるとあり、メ
ニューも豊富です。だしにはかつおがきいており、はっとするおいしさです。
私がざるなっとうを友人がおろしざるを食べましたが、2人とも大満足でした。
私たちが店をでるころ(12:00)次々とお客がやってきました。やはりおいしくて、
有名なようです。

〔道の駅・音更〕
  音更にも道の駅ができていました。
  アイスとジュースをかったのですが、このジュースがなかなか。「コクワ」
のジュースです。一度おためしあれ。

 (十勝川温泉)
  池田と帯広の真ん中あたりにあります(正確には音更町)。ここの泉質は世界
的にも珍しい植物性モール質温泉。地下に堆積した太古の木や植物が地熱で温
められ、発酵熱を伴って吹き出したもので、不透明な茶色をしています。入浴
のみの利用ができる旅館やホテルがあるのでそこを利用すれば良いでしょう。

  例えば、バス停からまっすぐ川の方へ入ったあたりにある「十勝川温泉ホテ
ル」は400円(1996.9)で男女共に別浴の露天あります。
#北のコタンYHでは回数券を用意していて、350円でわけてくれます。(1996.9)
#また、ホテルのフロントでは回数券5枚つづり1600円です。(1996.9)
  「国民宿舎ホリデーイン十勝川」は露天風呂なし、350円?タオル付550円
(1994年)、「雨宮館」はサウナ・露天風呂・プールがあり700円(1996.09年)。
  川沿いのホテルだと、十勝川を眺められる露天風呂がついている所がほとん
どみたいです。大平原だと600円で、露天に十勝開拓風呂(五右衛門風呂)があ
ります(^^) 露天は5〜6人が一度に入れる程度の大きさで、風呂の半分にあず
ま屋というか屋根がかかっています。

#蛇足ですが、ここにはコインランドリーがあります。

  十勝川温泉は、一般ガイドブックによると、他のホテルを紹介しているもの
が多く、日帰り入浴は1000円前後です。十勝川温泉ホテルは段違いに安い。写
真によれば、これらのホテルは確かに豪華ですが、十勝川温泉ホテルも遜色な
く、十勝川にかかる橋のライトアップを眺めながらの露天風呂は最高です。内
湯にも浴槽がたくさんあり、打たせ湯、寝湯などもあります。コストパフォー
マンス抜群の温泉の1つです。

#男性の露天風呂は女性との間の塀に登れないよう、鉄条網が張ってあるそう
#です。^^;

〔モール質温泉〕

  モール湯の温泉なんですが、実は帯広市内にも存在します。場所は旧帯広
YHからすぐの所のあさひ湯です。

  あと、帯広駅から徒歩15分くらい、川に近いところにあるビジネスホテル
「ボストン」も、モール泉の温泉でした。値段は忘れましたが、500円以下で入
浴のみもできましたよ。
#JR帯広駅に広告出てます。
駅近くの「ふくいホテル」もモール泉です。

〔八千代牧場〕
  帯広市郊外にある牧場。上士幌のナイタイ高原牧場に比べて規模は小さいで
すが、帯広市街から行くには近くて便利です。

〔岩内仙峡〕

  岩内仙峡は帯広市街から南西に車で45分くらいのところにあります。
十勝にはめずらしい川によってできた渓谷(というほどたいしたものではない
が)です。



1-5-4-21 十勝の冬のお祭り

十勝支庁
 市町村名 | 開催期間 |       イベント名 主催者       |問合電話番号
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帯広市  |1/27-1/29 |氷まつり              市観光課|0155-24-4111
音更町  |1上-2中  |十勝川白鳥まつり          観光協会|0155-42-5583
士幌町  |2/5    |しほろ雪ん子祭り   町商工労働課観光振興係|01564-5-2211
上士幌町 |2月中旬  |上士幌ウィンターバルーンフェスティバル   |
     |     |                町商工観光課|01564-2-2111
鹿追町  |2/25   |然別湖コタン夜まつり        観光協会|01566-6-2311
鹿追町・ |2/26   |糠平湖〜然別湖横断スキー 上士幌町商工観光課|01564-2-2111
 上士幌町|     |                      |
新得町  |3/19   |第15回サホロ歩くスキーフェスティバル    |
     |     |               サホロスキー場|01566-4-4121
清水町  |2月上旬  |ウィンタートライアスロン     実行委員会|01566-2-2913
芽室町  |2/14   |氷灯夜               観光協会|0155-62-2611
中札内町 |2月上旬  |冬まつり              観光協会|0155-67-2311
更別町  |2月下旬  |どんぐり村の冬まつり        観光協会|0155-52-2111
忠類村  |2/19   |ナウマン全道そり大会         実行委|01558-8-2141
幕別町  |2/12   |まくべつ冬まつりミニスキージャンプ大会   |
     |     |             冬まつり実行委員会|0155-54-2111
池田町  |2/12   |池田カーリング選手権大会     教育委員会|01557-2-5222
本別町  |2/4-2/5  |第13回どさん子寒風まつり    町商工観光課|01562-2-2141
足寄町  |1月下旬  |フリーズランドin足寄         商工会|01562-5-2236
浦幌町  |2/19   |'95ワールド寒風寒けりフェスティバル     |
     |     |                町企画商工課|01557-6-2111
豊頃町  |3月上旬  |'95とよころほっかほっか祭り     観光協会|01557-4-2211

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