[3-1-2] フェリーで行く (ver. 6.10) 渡道するにあたって、最もポピュラーでリーズナブルな方法である、フェリー について、その予約方法や注意事項、本ガイドMLメンバーによる実体験に基づ く嬉しい情報、悲しい情報等を書き並べてみました。皆様の旅のお役に立てば 幸いです。なお、この中で使われているデータは、特に記載が無い限り、1999 年11月現在のものとなります。これ以降、本ガイドに無断(:-)で記載情報に 修正が加えられる事が予想されます(例.運賃)が、あらかじめご了承下さい。 ●今回の主な重要情報 ・東京−釧路のフェリー航路に関する記述を削除 ・苫小牧東港(周文埠頭)<新日本海フェリー:敦賀−新潟−秋田−苫小牧東 港>の項を追加 <<目次>> 1.フェリーの特徴と注意事項 2.出港地別個別情報 3.フェリー会社別個別情報 4.その他あれこれ 5.さらば、近海郵船・東京−釧路フェリー 【1】フェリーの特徴と注意事項 ●1-1 長所 まず、フェリーを使うことの長所をいくつか。 ・安い 飛行機で東京−札幌はエコノミー片道(通常期)で約24,000円。これがフェリ ーだと大洗フェリーターミナル(以降FT)−苫小牧片道で2等が9,750円、2等 寝台でも14,150円です(注参照)。時間に追われていて少しでも早く渡道した い、というので無ければ、リーズナブルだと言えます。たとえば、東京−札幌 を青函航路以外陸路で行った場合、約1000kmで、ガソリン代+高速料金で約 20,000円、青森−函館間の航送料が18,000円程度ですので、4人で行けば、 1人10,000円程度!! 約20時間で到達が可能です。JR北斗星は16時間 23,520円(B寝台)かかります(但し寝られますが..)。 (注:1999年4月6日より1年間、2等6,000円、2等寝台8,200円。JAF会員等は さらに割引あり) ・のんびりできる (揺られ方にもよりますが:)一般的に船旅はのんびりできる、と言えます。 飛行機1時間で着くのがいいか、船でゆったりして行くのがいいか、は人によ って意見が分かれる所です。 ・発着時間に幅がある 長距離(名古屋−苫小牧)になると、おおよそ2日に1便という感じですが、 青森−函館になると、14便/日で、しかもほぼ24時間の中で均等に運航してお り、東京を夕方出発(自車)→青森に未明到着→船内で仮眠→函館に朝着とい った過激なスケジュールも可能です。特にハイシーズン(GW、夏休み)ともな ると、予約、途中の道路共に過密になる事から、こうした「他人と違う方法」 を取るのもトータルでは疲れずに楽しむ為の「逃げ道」として有効かと思われ ます。 ・自家用車の輸送が可能 (ハイシーズンには予約不可能とまで言われている:)カートレインと並んで、 常識的な方法での自家用車による渡道の方法のひとつと言えましょう。自宅か ら荷物満載で出発、途中で友人を拾ってFTへ。現地でもあちこち動き回って帰 りもFTから土産満載で各人を送る、なんていうシーンには最も効果的な方法で しょう。値段もレンタカーが10,000円/日程度と考えると、フェリーでの車の 搬送料金の約39,000円(2等寝台1名分を含む)は、上記のメリットと合わせ て(FT迄運転する体力さえあれば:)充分採算の合う金額かと思われます。また、 大抵の会社の乗用車料金は、『車+運転者1名の最低料金での運賃』がセットに なっているので注意が必要です。ただしこの場合、もっと高いグレード(下記 参照)の席にしたい場合も差額を支払えば可能です。車(バイク含む)のみの 搬送(自分は飛行機:)も可能ですが、この場合の料金は上記の運転者1名分を 含んだ料金になります。自転車の場合、そのまま持ち込む場合と輪行(手荷物 扱い)の場合とでは料金が変わってきます。一般的には前者の方が高く つくようですが、その差はまちまちです。 ・睡眠時間の確保 旅は疲れるものです。そこで、移動に関しては最も疲れない方法を取りたい。 こう考える人は多い事でしょう。移動に体力を使う事は、それだけ現地で遊ぶ 体力が減ることを意味します。フェリーは元々中で睡眠を取る事を前提として 設備が設定されています。 ●1-2 短所 ただし、必ずしもいい事ばかりでなく、短所もあります。思い付くのは、 ・時間がかかる 大洗−苫小牧は20時間かかります。短い休暇を使ってそれでもなおかつ北海道 を満喫したい、という方にはお勧めできません。 ・揺れる → 酔う やはり海の上を行く以上、飛行機以上に揺れます。乗り物には強い、でも船は 駄目、という人も多いかと思います。それなりの覚悟と運(=天候)に依存し ます。 教訓:船に酔う前に酒に酔って寝てしまう その他の予防法としては..... -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 季節的に荒れそうな時期を避ける。台風が多い夏の終り、低気圧が発生し易い 冬。特に冬の日本海側は大シケになることもおおいです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 船内では、船首側の揺れが大きく、中央部から少し後ろの場所が比較的揺れが 少ないです。その代わりこの辺りは下にエンジンがあるのでうるさいのが難点 ですが。また、雑魚寝の 2等より、2等寝台とかのしっかりと眠れる席がいい です。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 酔いそうな人には、売店で酔い止めの薬を売っています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 東日本フェリーの短距離航路では、航海中でも積み込まれた自分の車内にいる ことができますが、車のサスペションが揺れを大きくするので気分が悪くなる ことがあります。 ●1-3 予約から乗船まで ここでは一般的な予約から実際の乗船の手続きについて述べてみます。 ・1-3-1 電話予約 だいたい3ヶ月位前から予約開始となります。 (会社や方法によって前後有り。また、復路は別、といったローカルルールも 有り。要確認のこと) ※団体(新日本海フェリーでは15名以上)は1年前から、というのもあります。 特にハイシーズンについては、別に一斉予約開始日なるものが設定されている 事もあります。注意が必要です。 当然、アクセスは早いに越した事はありません。総じて高いグレードの席から、 また長距離の便から予約が埋まっていくようです。 大抵の場合は、ここで『予約番号』を言われます。これが引換券に相当する場 合が多く、これを忘れると予約を受け入れて貰えない可能性が高いです(デー タ無し)。 また、会社によっては旅行代理店やフェリーの窓口まで予約券を受け取りに行 く必要があります。前者の場合は予約金等の請求はされませんので、キャンセル 料も取られないかと思います(後者に関して予約金の必要の有無は未確認)。 予約が詰まっていなければ(=繁忙期でない)、行く途中で予約の電話を入れ る、というのも可能です。(出港3時間前に途中のSAで電話予約した経験有り) また、予約無しで『キャンセル待ち』というのもひとつの手段です(予約入れ た方が確実なのはわかりきっていますが)。 予約時に必要な事項は(全て当たり前ではありますが:-)、 対象の便の出港日時、人数、ランク(下記参照)、搬送物(車、バイク等)の 有無といった所です。 搬送物がある場合、その大きさ(長さ、幅、高さ)も必要です。車検証を提示 するケースもあるようです。 新日本海フェリーにはドライバー・ルームというのがあります。中身は 2等寝 台と同じで、本来は長距離トラックの運転手用の部屋ですが、盆暮れの混雑し ている時で 2等が一杯になった時に割り当てられることがあります。そのよう な時は大変ラッキーです。なお、ここの船室はその性格上、特に騒いではいけ ません。 新日本海フェリー1998年8月7日(金)、8日(土)乗船分に関して、こんな報告が入 ってきました。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 今年(1998年)は混雑が予想される、6月8日(月)発売 :8月7日(金)、8日(土) 乗船分、6月15日(月)発売:8月14日(金)、15日(土)乗船分に限って*地上*( 富士銀行の前)に並ぶようになっていました。 そうとは知らず、朝6:00前から地下街の入り口でずっと待っていました。 そこの入り口を始め、外の入り口も張り紙ひとつしていないので、 巡回している係の人に教えてもらうまでぜんぜん分かりませんでした。 15日に切符を取りに行こうと思っておられる方、注意してください。 尚、上記の日以外は通常通り、地上に並ばずに、直接チケットカウンタの前に 並ぶそうです。 ちなみにビル内に入れるシャッターが開くのは6:30頃だそうで、どの入り口の シャッターが先に開くかわからないそうです。 また、本日15番目にならんでおられた方は朝4:00からならんでいたそうです。 私は6:30ちょっと前に地上にならんで、50番台でした。 ○参考までに申し込みの手順を 1。並んでいると整理券と申し込み用紙をくれます。 (今日は7:00ごろでした。) 2。申し込み用紙に希望の船を書き、係の人に渡します。 このとき、**日のXX行きですね、1等がとれなかったらどうしますか ?といったように親切に対応してくれます。 (今日ぼくは7:30ごろ、受け付けしてくれました。) 3。これでその場にいる必要はありません。仕事人は任務へ学生さんは勉学に 励みましょう。 4。9:00以降、電話等にて頼んでいる便の予約が取れたか確認します。 このとき、整理券番号で問い合わせることになります。 整理券をなくさないように。 (今日、14:30現在電話が混雑していまだにつながりません。とれたかどう か心配) 5。予約が取れていたら、予約日を含めて6日以内にチケットセンターで清算 してチケットをもらいます。これをほうっておくと自動的にキャンセル扱 いになるので注意しましょう。(1998年6月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 私は新潟−小樽を旅行代理店(JTB)に発売前に予約し、毎年車1台+2等寝台 (最悪でも2等)を GET しています。 #当然、電話が繋がらないと言う事はありません。 お盆の時期もこの手で取れていますが、舞鶴、敦賀航路って、そんなに激戦な のでしょうか? #それとも、私の運が良かっただけ? ちなみにチケットが取れた場合には代理店に手数料を払いますが、数百円程度 です。(1998年6月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・1-3-2 等級変更 空きがあれば、乗船してから案内所で2等→2等寝台などのように等級変更を 行なうことができることがあります。 ・1-3-3 ランク だいたい、1)2等、2)2等寝台、3)1等寝台個室、4)特等寝台個室、 という分け方(呼び名は変わっても実体はだいたい同じです)になっています。 長距離の場合はゆっくりする為にもある程度のグレードが要求する方が多いか と思いますし、短距離(例えば青森−函館の4時間)であれば、高いグレード というのは物見遊山でない限りあまり有効な投資とは思えません。後は各人の 需要と財布で調整しましょう。 1)2等 短距離の運航(例.青森−函館の4時間等)ならこれで充分かと思います。10 〜15m四方位の絨毯張りのスペースがいくつか区切ってあり、そこにそのまま雑 魚寝するようになります。枕(総じて固い;-)や毛布を用意してある便もあり ますが、全員分は用意されていない事も多く、掛け物程度は用意しておくのが いいでしょう。キャンプで使用するようなシュラフ(寝袋)なんかもあると便 利かも知れません。男でも結構冷えたりする事があるので、バスタオル1枚、 上着1枚でも持っていくのがよろしいかと思います。夏でも寒い、との報告も あります。(7月中旬で結構冷房が効いていた等)他に、喫煙者には、灰皿の 確保、というのも忘れてはならない事だそうです。ただ、混雑が予想される場 合、早い時間の乗船→場所の確保が必要になります。また、大人数で行った時 は、常識の範囲内で、スペースを独占し、輪になって宴会、とかいう技があり ます。宴会向きではありますが、混雑時にあまりスペースを取ると顰蹙を買い ます。また、夜間は騒ぐべきはないでしょう(フェリーに限らず、近隣に非 常識に騒ぐ集団がいると最悪です)。長距離トラックの運転手さんなんぞも同 室の可能性があります。プロの人達はフェリーで眠れない事は死活問題ですか ら、ある程度の常識は持っておきたい所です。あと、次に述べる2等寝台につ いても、1部屋に8名とか10名単位で寝台が設置されていますが、ちょうどそ れだけの人数での旅行であれば、その部屋ごと独占してしまう、というのも楽 しいでしょう。 2)2等寝台 いわゆる蚕棚です。2段ベッドの1つでカーテンの仕切りがあって、毛布、シ ーツ、枕、浴衣等が確保されている場合が多いです。長距離になると、この程 度の設備が無いと苦しい、という方も少なくない事でしょう。1部屋が8名と か10名分の2段ベッドが並んでいます。が、一概に快適か?というとそういう わけでもなく、エンジンルームの近くになったが為に、振動と暑さで眠れない、 という事もあります。 3)1等寝台個室 あまり見た事のある人がいないんです(笑い)が、家族向けに個室になってい て、各人の寝台とテレビが設置されている、との報告があります。 4)特等寝台個室 以前はさほど報告はなかったのですが、最近はみなさんリッチになったのか、:) 多くの報告があります。:):) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 見学で一番見たかったのは、やはり普段見ることのできない:-)1等以上の船室 でした。1等はテレビがついているぐらいでそれほど感動しませんでしたが、 特等以上の部屋はくるものがありました。まず、通路の絨毯からして違います。 一歩踏み込んだ途端、体が沈むのがわかります。特等にはバス、トイレがつい ています。さらにスイートルームには冷蔵庫もついているそうです。スイート ルームはリビング(と言うかは?)とベッドルームにわかれていて大変豪華な 作りになっています。やはり一度でいいから泊まってみたいと思いました。 (1995年以前の報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新潟−小樽(新日本海フェリー)の特等船室 普通のホテルのツインルームを想像して頂ければいいと思います。設備的にも ほとんど同じです。異なるのは、ユニットバスの扉が任意の位置で止まること (舟の揺れでバタバタしない)と、部屋のドアの下方に隙間があること(火災 防止?)です。ですからあまり大きな音や声は出せません。照明も、普通の室 内照明以外にムードランプなんかがあったんですが、電球不良で点かないもの が2個所もありました。こういうのは改善して欲しい!バスは、高いフロアに あるせいか、下のフロアにある共同浴場よりお湯の出が悪いです。でも入港1 時間前に体についた塩を流せたのはありがたかった。 特等船室に用意されている設備は、 ・浴衣&スリッパ(特等専用、クルージングリゾートのネーム入り) ・シングルベッド2基+毛布 ・テレビ、ビデオデッキ ・お茶セット ・空調 ・タオル、バスタオル、足拭き、洗面用具一式 なんてところ、通常のホテルとおんなじですね。1等にも浴衣やスリッパが用 意されているようですが、差別化したものを使っています(ただの茶色のスリ ッパと、白のネーム入りスリッパ、というように)。ご承知の通り、特等&ス ウィートのフロアとデッキには、そこの客しか入れないようになっています。 絨毯もふかふかのものになります。客の絶対数(入れる人数)が少ないせいか、 他のフロアに比べていつも静かでした。デッキ部分は、屋根&デッキッチェア 付きで、他の客を見下ろしながらゆったりと、ということが可能です。とって も優越感!ただしデッキチェア御使用の際は注意して下さい。海の塩が結晶化 してザラザラ、日陰の部分は乾いてなくてベタベタの状態です。拭いてから使 いましょう。(マジで食卓塩のビンくらいの量が採れます。)全体として考え ると、特等を使ったのは大正解でした。かなり退屈する、と多くの方に言われ ていたので、ゲーム機(MEGA-Drive)やらビデオカメラ+映画ソフトやらを持 って行った事、ゆったりと日向ぼっこできた事、等により、意外とまたたく間 に着いた、という感じでした。 (1995-1997年の間の報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 青森−函館のスイートルーム 部屋へ入りつらつらと中をながめる。ダブルベッドにテレビ、ラジオも聞ける ようになっていた。それとシャワー&トイレ。丸窓からは海と... そこを歩く 人々の足... が見えた..... (- -# せっかくついているのだからもったいない(あー、お里が知れる... (^^; ) のでシャワーをあび、起きていると酔うので早々に持ち込んだカンチューハイ の栓を開けテレビを見ながらお菓子をぱくつく。そして寝る。到着15分ぐらい 前だったかなぁ、船員が起こしにきてくれました。べつに頼んでおいたわけで もなんでもないが。 (1995-1997年の間の報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 東日本フェリーの八戸−苫小牧の特等 部屋は、船の進行方向左側だったと思います。広さは8〜10畳くらい。ベッド が2つ(つまりツイン)です。ベッドの左には、14形(ぼろい)のテレビが置 いてあり、その前にいすとテーブルが置いてありました(旅館の部屋の窓際に 良く置いてあるようなやつ)。乗船して少ししてからテレビを付けたら救命胴 衣の付け方のビデオをやっていました。 また、風呂とトイレは、ビジネスホテルのようにトイレと風呂が一緒にあるや つが有りましたが、これがまたかなり年代物(^_^; みたいでした。窓が有り外 が見えるようになっているのですが、夜だったためカーテンを開けられないの と、窓の外が汚れていた為何も見えませんでした。 部屋の感じとしては、1泊15,000円位のビジネスホテルツインルームと同程度 の装備といった所です。(一寸あいまいですが(^_^; )設備は多少古いですが まあまあかなといった所でした。 ↑ |−−−−窓窓窓窓窓窓窓窓窓窓窓−|←この窓は? 船 窓 □ | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄| 進 | TV | | | | 行 | | | | | 方 窓 | ベット | | ベット | 向 | | | | | | | | | | 窓 | | | | |○  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄| イス&→| □□ | テーブル | □□ 絨毯張り / | ○ / 入り口 −−−−-入口-−−−−−−−−−− ||~~~| | || |トイレ|←風呂と ||___| | トイレ −−−−−− (1995-1997年の間の報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 今回の旅行はちょいと贅沢をして、帰りの東日本フェリー岩内→直江津は特等 を利用しました。 いわゆるホテルのツイン洋室と同じ作りで、シングルベッド2、机1、机用の 椅子1、鏡1、テーブル&椅子3点セット1、照明数基、テレビ(いかがわし い番組はないよ:p)、バス、トイレ付き。備品は冷蔵庫(からっぽ、氷と製氷 室はある)、アルミパックのお茶、湯沸かしポット(2リットルぐらいのやつ)、 石鹸、タオル、バスタオル、はぶらし、はみがき、かみそり、シャンプー、リ ンスというわけで、もう一度繰り返しますがいわゆるホテルのツイン洋室と全 く同じです。 2等+約10,000円。JAFやYHの会員は10%引です。 高いと思うか安いと思うかはその人次第ですが、昼間中そこにいるわけだし、 利用時間からすればよっぽどホテルのツインより割安。 のおんびりくつろげて、他人のタバコや少々がらの悪いおじさんたち(失礼) の視線を気にせず心ゆくまで飲み食いできて、たまにはこんな贅沢もいいかな ぁ、と思いました。 (1998年5月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※上級の部屋は時刻表には全部載ってないこともありますので、フェリー会社 に確認するのがいいと思います。 ・1-3-4 割引/予約裏技 - 初級編 まず、往復の予約では10%引になる場合が多いです。帰りも同じ便を使う(=出 発地に帰着する)事と帰着日時が確定しているのであれば、使わない手はあり ません。またポピュラーなものとしては、乗用車を保有している場合のJAFの割 引です。これは、JAFの案内に記載されています(毎年送られてくる割引情報の 中)。クレジットカードでの割引もあります。各クレジットカード会社へ問い 合わせのこと。もちろん例外もあります。(住友VISAではブルーハイウェイラ イン以外は使用できず、との情報有り。)また、これらの割引制度の組合せは できない場合もあります。また、行き帰りの港が異なっても使える周遊割引き もあります。(情報提供者・gotoさん) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= JAFの割引について 1999年6月版 東日本フェリー 函館−青森 室蘭−青森 函館−大間 室蘭−大畑 室蘭−八戸 苫小牧−八戸 苫小牧−仙台 岩内−直江津 室蘭−大洗 室蘭−直江津 (10%, 通年、復割重複あり) 川崎近海汽船 苫小牧−八戸 (10%, 通年、復割重複あり) ブルーハイウェイライン 苫小牧−大洗 (7月25日〜8月31日、12月25日〜1月10日 10%、 その他 20%、復割重複あり) 注:2000年3月末までは期間限定割引に加えて JAF 会員割引が効きますので 割引率が異なります。 太平洋フェリー 苫小牧−仙台 (10%、10月1日〜6月30日 復割重複なし) ※いずれも、フェリー会社に直接予約。 ※東日本フェリーと太平洋フェリーはJAF協定日本旅行で予約可能。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 「とほフェリーパック」に関してブルーハイウエイ以外に、新日本海フェリー も利用できるようになりました。しかも、半年前から予約可。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= (株)クルーズシステム とほフェリーパック (1998年4月1日〜1999年3月31日) 連絡先: TEL 03-5276-4231 FAX 03-5276-0053 営業時間: 月曜日〜金曜日 10:00〜18:00 土曜日 10:00〜15:00 <基本料金> 片道乗船代金+とほ宿(素泊まり食事なし)1泊料金 7月20日〜8月23日 航路 右記以外 12月27日〜1月5日 備考 大洗−苫小牧 11,500円 18,000円 2等寝台 十勝−東京 11,000円 18,000円 2等寝台 大洗−室蘭 11,000円 14,000円 2等カーペット 直江津−岩内 8,500円 10,000円 2等カーペット 直江津−室蘭 8,500円 10,000円 2等カーペット 右記以外 4月24日〜5月5日 航路 7月17日〜8月23日 備考 新潟−小樽 8,500円 10,000円 2等カーペット <乗用車航送料金> 1台あたり片道料金(ドライバー運賃含まず) 右記以外 7月20日〜8月23日 航路 5m未満 4m未満 5m未満 4m未満 大洗−苫小牧 17,000円 15,000円 24,000円 18,000円 十勝−東京 19,000円 17,000円 26,000円 19,000円 大洗−室蘭 17,000円 15,000円 24,000円 18,000円 直江津−岩内 12,700円 9,970円 12,700円 9,970円 直江津−室蘭 12,700円 9,970円 12,700円 9,970円 新潟−小樽 12,700円 9,970円 12,700円 9,970円 <自転車・オートバイ航送料金> 1台あたり片道料金 (ドライバー運賃含まず) 航路 自転車 原付 2輪(750cc未満/750cc以上) 大洗−苫小牧 2,200円 4,400円 6,600円 8,820円 十勝−東京 1,870円 3,760円 5,650円 7,530円 大洗−室蘭 2,200円 4,400円 6,600円 8,820円 直江津−岩内 1,560円 3,150円 4,710円 6,300円 直江津−室蘭 1,560円 3,150円 4,710円 6,300円 新潟−小樽 1,560円 3,150円 4,720円 6,300円 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= - 中級編 学割についても、学校で発行する学割証が必要(新日本海フェリー)な場合や、 学生証の提示だけでいい場合等があります。また、コピーも可という場合もあ りますので、要確認と同時に最後まであきらめずに権利の行使に努めましょう。 予約の電話は夏休み分がある日に一斉に予約開始、とかいった場合があります。 (新日本海フェリー、新潟−小樽)こうした場合は、コンサートのチケット予 約と同様、電話がかかりにくくなりますが、予約は地元の事務所に限らず、現 地や各地の予約センターでも可能です。あきらめずに落ち着いて.... (11月1日。スキーの予約開始の日。大手旅行会社の東京営業所は電話が通じな い状態なのに、直後にかけた横浜営業所にはすぐに繋がる、なんていうのはど こにでもありそうな話ですね?) ※新日本海フェリーでは、予約やキャンセル待ちは小樽に電話するのが取り易 いようです。 また、1度かけて駄目でも、必ず「何日前からキャンセル料がかかるようにな るか?」を問い合わせましょう。この日には、「一応取っておいたけど、キャ ンセル料がかかるから見切りを付けてキャンセルしよう」という人/旅行会社 が出る事が多いです。まめに電話する事が勝利への近道です。 また、各社種々の割引サービスがあります。たとえば、ブルーハイウェイライ ンですと、1.往復割引、2.学生割引のほか、3.身体障害者・精神薄弱者割引( 要・手帳提示)、4.勤労青少年割引、5.ゴールドエイジ割引、6.110(ワンワン) クラブ割引、7.スリーレディース割引 があります。季節限定割引などと比べて 賢く使いましょう。http://www.sunflower.co.jp/ryokin/service.htm - 上級編 埼玉県のYH協会を通して予約すると、片道につきYH1泊が付いてきたり(近海 郵船)、旅行会社によっては、運賃+3食+バス、とか自転車/バイク/自動 車と合わせてのパックでの割引というのもあります。この辺り、自分で企画す る旅行であっても、外部の情報に目を向けているとラッキーすることもありま す。会員の方は、地元のYH協会に問い合わせてみるのもよろしいでしょう。埼 玉県民でなくてもOK、電話で頼んで、引き取りは浦和(大宮?)の協会へ行く か、現金書留で。電話等は手元にないので、YHハンドブックを見て下さい。YH 素泊まり券は特に安いわけではなく、フェリーのみの購入もできます。2等以 外の差額運賃も割引になります。フェリー会社によって扱いが違うので注意が 必要です。 ・東日本フェリー 常時 近距離の場合約20%引 長距離の場合無料宿泊券付き、もしくは宿泊券無しで約20%引のいずれか ・ブルーハイウエイ(大洗−苫小牧) 常時 ・その他の会社は扱い無し 協会は浦和に有り、JR浦和駅から徒歩で10分くらいです。 また、こんなのもあります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新日本海フェリー(小樽−新潟、敦賀、舞鶴)の場合です。 通常だと予約は2ヶ月前からですが、新婚旅行だと言えば、半年前から受け付 けてくれるそうです。特に証明書の様なものはいらないとのことです。(電話 確認済み、但し実績は無し)でも、男女二人連れでないとダメだし、新婚旅行 で2等の雑魚寝は無いか ^^;また、往復割引が使えるのは行き帰りの便の間が 14日以内とのこと。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 多くの場合、新婚さんのフライング予約制度はポピュラーなようです(会社に よって予約開始時期は3ヶ月/6ヶ月/1年とバラツキがあるようです)。自 称新婚というカップル/夫婦/兄弟/ご友人の方、ご利用なさってはいかがで しょう?これについては、以下のようなデータがあります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新日本海フェリー ○6ヶ月前から予約 ○証明等不要 ○ハイシーズンの 4月20日〜5月8日、7月20日〜8月31日 は不可 ○特等以上を利用 東日本フェリー ○1年前から予約 ○証明等不要 ○期間制限無し ○使用する等級の制限無し、2等も可 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・1-3-5 予約時の注意(車の場合) 乗船手続きの場合は車を携帯(?)しているので問題無いかと思いますが、予 約の際は、人のスペース以外に車のスペースに関する情報も必要になります。 具体的には、自車の長さ(だいたい1m単位で料金設定が変わります)を車検証 でチェックしておく事が必要です。また、バイクの場合は排気量750ccを境に料 金が変わりますので、予約の際に排気量を聞かれます。ただし、乗船手続きの 際に車検証等の排気量を証明する書類の提出を求められたことはありませんの で、完全な自己申告制のようです。また、125ccが原付扱いかどうかは、会社次 第のようです。 ・1-3-6 FTでの待機 予約した場合には、出港よりしばらく前迄に乗船手続き(下記参照)を済ませ、 またキャンセル待ち(下記参照)の場合も自分の順番までひたすら『待ち』に 入ります。この間、何もせずにボーッとしている、というのも有効な手段です が、館内放送はウォッチしておき、自分の手続きの開始を逃さないようにしま しょう。 その他に、大抵のFTでは、売店等の設備が完備しており、お土産の購入(北海 道限定商品が青森のFTの売店で売られていたりする)や、酒とつまみ(船内用 も含む)を入手したり、といった辺りが当たり障りの無い所です。個々のFTの 個別情報については、別項にて。 車/バイクの場合、到着の場所と時刻によってはガソリンの入手に苦労するこ とがありますので要注意。降りてから営業しているGSの目処が無い場合は、乗 り込む前に補充しておきましょう。小樽港はFTを出てすぐの所に早朝から営業 しているGSがあるそうです。 ・1-3-7 乗船時の注意 各会社によって時間は異なりますが、予約の際は、だいたい出港の30分〜1時 間前までに『乗船手続き』を行う必要があります(時間についても予約時に確 認のこと)。逆に言えば、その時間迄にFTに着けるような旅行計画を立てる必 要があるわけです。その時間になると、館内放送で案内がありますんで、良く 注意しましょう。たとえ予約がしてあっても、この時間迄に乗船手続きをしな いと、自動的にキャンセルとなってしまいます。もしも、ぎりぎりで到着して も係員に話してみると載せてくれることもあります(これは予約が無い場合で も有効だったりします。とにかくフェリー会社は車1台人1人でも多く載せよ う、という努力を最大限払ってくれます)。ただし、出港直前に着いて一番最 後の車両の場合、岸壁からタラップを昇って船内までずっとバックだったりす るとかなり恐いですよ。 ここでは、乗船する人全員の名前、年齢、住所等を記載する必要があります。 これは特にチェックされることはありませんが、事故等の際に使われる事は確 実です。車の場合、自車のナンバー等もここでチェックされますんで、自分の 車でない車の乗船手続きをする場合には要確認のこと(特にレンタカーの場合)。 人間(車の場合の運転者を除く同乗者もここに含まれる)は、この後館内放送 の指示があるまで待機後、徒歩にて乗船します。運転者は自車を乗船させなく てはなりませんのでしばしのお別れです(というケースが多い)。そこで、車 の場合、同乗者はこの時点で必要な荷物を車から降ろしておきましょう。多く のフェリーでは、出港後、車には戻れなくなります。特に船内で必要な酒類、 食料、毛布(2等の場合は重宝する事が多い)等は御忘れなく。船内の売店は 結構高く吹っかけられる事が多いので、特にアルコールについては燃費が悪く なります。また、運転者と船内で無事再会する為にも、個室の場合はその部屋 番号、雑魚寝の場合は、運転者と同乗者どちらが相手を探すか?を決めておく のが無難です。大抵は同乗者が場所取りをしておき、運転者がそれを探し当て る、というパターンでしょう。が、時には運転手の方が先に船内に入っていた りするんで、場所取り等も含めて柔軟性が要求されます。無線等があると船内 での実験として遭遇も容易になるかと思われます。 他に、船内で安く冷たいビール/食料を確保するために、クーラーボックス+ 氷を(中身と共に)持参する、というのも有効です。 以下、場所取りについて。 船によっては、最初から毛布がしいてあって区切られてあるので、それを確保 すればOK。そうでなければ、まずはスペースの確保。荷物などでかこんで、横 たわって、人の動きがなくなるまでじっとしておいたほうがいいです。一般に 船が動き出すと、それ以降はほとんど人の動きはなくなりますので、乗船時の 素早い行動が、自分の居住空間確保のカギとなります。 直江津−岩内、直江津−室蘭では、2等、2等寝台共、場所が番号で指定され ているので「場所の確保」の必要は無いようです。乗船券購入の際に、場所が 書いて無ければ必要、という辺りが正解でしょう(窓口で確認するのがいいか と思います)。 あと、忘れていけないのは、枕の確保です。まず必ず確保しましょう。という のは、一人で2個も3個も使うふとどきものが必ず出るからです:-O。すいてい れば、何個使ってもいいですけど:-)。 《番外編》車はどの辺で乗船すると早く下船できるか? はっきり言って、会社や便によってまちまちです。いくつかのパターンがある ので参考になさって下さい。 - パターン1 乗船順に下船。比較的小さな船の場合? → 乗った順に降りられる。ある意味で平等。 - パターン2 5列位あって左から右へ乗船していくが、下船は中央列から。従って、先頭に 並んでいた車は左端に追いやられ、出るときは最後の方になったりする。 - その他 車のスペースが2階建ての場合、2階から積み入れ、降ろす時は1階から、と いうケースがあります。また、中規模以上の船だとトラックが先に積み込まれ る為、乗用車はいずれにせよ後、というケースもあります。この辺に関しては 裏技は介在せず、その手法はその場の船内案内係がその場の判断で決めます。 ※当然、ぎりぎりまで多く詰め込む為に車間は狭く設定されます。ワゴン車等 では後ろに四角い車(ワゴンや1ボックス)が来ると、リアのドアが開かなく なるケースもありますので注意しましょう(事前に荷物の整理をしておく、の 意)。壁のぎりぎりに詰め込まれた時も同様です。 背の低い乗用車は船底に入れられ、最後にならないと下船できないという例も あります。ルーフキャリアに自転車などを積んでいると船底に入ることができ なくてトラックと一緒に上のデッキに積んでもらえて早く下船できたという例 もあるようです。 港に着いてもすぐには下船できない場合も少なくないのですが、まだ船が着岸 していないうちからエンジンを始動する人がいます。船内の狭い空間で排ガス が充満しますので、できる限り下船の直前まではエンジンをかけないようにし たいものです。 ・1-3-8 キャンセル待ち 予約無しで出かけた場合、いわゆる『キャンセル待ち』になります。これはま ず、予約窓口に行き、正規の予約手続き(上述)と整理券を貰います。この時 に支払いもいっしょに行うケースも多いので注意しましょう。人間のみの場合 は、こうした整理券に遭遇したケースは確認されていません。多くの場合、車 を乗せられるか?がポイントですので、ここで言う「整理券」は車の順番待ち の為の物、になるようです。また、これも当たり前ですが、キャンセル待ちは、 その場に到着していない限り順番待ちの確保はできません。(あと10分後に着 くから、という電話を入れても冷たく断わらわれます)また、キャンセル待ち の乗船案内を聞き逃し、その場にいなかった場合もキャンセル待ちのキャンセ ル、となってしまいます。大まかな時間の確認と共に館内放送での呼び出しに は注意しましょう。 ここで、通常の予約→乗船手続きを行った車が乗船した後で、この札を持った 車を番号順に詰め込めるだけ詰め込む、というのが大抵のルールのようです。 ただし、ここで書いた通り、キャンセル待ちは乗船が通常の予約に比べて大幅 に遅れますんで、席の予約は無いでしょうから、寝場所や寝具の確保がやや難 しくなる、というデメリットはあります。 《キャンセル待ちは果たして有効か?》 もちろん旅行が確定した時点で最善の努力を払って予約を取る事が重要です。 これは、例えばその日の出港N時間前であってもしつこく電話してみる、とい う貪欲さが後で差になる事もありますんで。実際、筆者は8月上旬に夜間東北 道を走って青森に向かい、途中のSAで予約電話を入れた所、現在地と到着予定 時刻から便名を決め、その場での予約を取った、という経験を持っています。 これで、同じ行動をしていながら、上で述べたようなデメリットを回避する等 の特典が得られるわけです。で、そのキャンセル待ちですが、実際にキャンセ ルした人がゼロであっても乗船できるケースは多分にあります。特に大きな船 ほどその可能性は高いように考えられます。理由は、 - 元々予約は目一杯受け付けずに、ある程度の余裕を持たせてある これは、トラック等の長さがマチマチな車を積み込む為には当然取る方法です。 予約を受け付けておいて、後で実際に入れてみたら入り切らなかった、ではシ ャレになりません。必ず余裕を持たせているようです。で、その余裕の分だけ、 詰め込めるというのが実際の所です。 - 予約を複数入れている輩がいる FT迄の距離が遠いほど、到着時間にはバラツキが出ます。そこで、予想できる 到着時間に合わせてその前後に予約を入れておき、着いた時間で早い便に乗る、 という不当(!)な輩がいるようです(良い子の皆さんは真似しないようにし ましょうね)。これによって、余分な方はそのままキャンセル待ちへと流れま す。特に便数の多い航路ではこうしたケースは多いようです。 - 本当にキャンセルの人もいるにはいる 途中の交通事情(事故等による通行止め)や家庭の事情で実際にたどり着けな かった人ももちろんいるでしょう。 筆者の例ですと、青森→函館で朝5:00に青森港に到着し、キャンセル待ちは34 番目。結構絶望的かと思いきや、楽勝で次の便に乗れた、という経験がありま す。尤もこの時は、私らの後ろ(東北道)で事故閉鎖があったようですが。ま た、当たり前ですが、尋常でない数の人や車がこうした方法を取れば、当然あ ふれます。:-) また、このキャンセル待ちの処理の仕方は(時に)アバウトになるようです。 「まだ自分の番号は呼ばれてない」と明言しても「いいから乗れ」と言われて ラッキーした、という報告も受けております。 他にこれに関して受けた情報は.... -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 青森→函館(8月13日) 13:30発を予約していましたが、当日FTに7:30頃に着いたのでキャンセル待ちで 10:00発に乗ることが出きました。このときは1便あたり30から40台位キャンセ ル待ちで乗船できたようです。そのため2便見送るだけで意外と早く乗れまし た。キャンセル待ちは番号を貰うだけでなく、切符を購入して番号を貰うとい う形でした。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・1-3-9 車/バイクだけをフェリーで運びたい場合 日産陸送でこのようなサービス(有償)を行っています。その他、大洗−苫小 牧(ブルーハイウェイライン)でも航空会社とタイアップして行っているとの ことです。 陸送を頼むと、例えば車を自宅で渡して空港で受け取るなど、便利なのですが、 それなりの値段もかかります。 フェリー出航当日に港まで持ち込み、到着日に港で受け取る、無人航送という サービスを利用すれば通常の航送料金と積み卸ろし手数料だけで送ることがで きます。自分で積み込み・卸ろしをすれば手数料はかかりません。 乗用車の航送料金には運転者の二等運賃が含まれるのが一般的ですが、無人航 送でもこの分の払い戻しはなく、若干割高に感じられるかもしれません。 二輪車の料金は運転者の運賃が別になっており、無人航送は車両の料金だけで 済みます。 ●1-4 船内での過ごし方 航路によって出港/運航時間がまちまちの為、その人のスタイルによる所です が、代表的なものをいくつか。 - 寝る(含む仮眠を取る) 長距離(1日以上)便や、夜間/早朝の便では尤もポピュラーな過ごし方です :)。夕方東京を出発→夜間の東北道を北上→青森や仙台から乗船→4〜8時間 仮眠→朝、渡道し、朝/昼食へ、というパターンが例として考えられます。前 述した通り、暑い/寒い等の事態が予想できますんで、「寒い」に備えての簡 単な掛け物の準備(主に雑魚寝の場合)は心掛けましょう。快適な眠りこそ、 旅の基本でしょう。 - 食べる/飲む 概して船内の売店は値段が張るようです。可能な範囲でFTやその周辺で調達す る事を考えましょう。港の近くの市場に出向いて魚を調達、というのも悪くあ りません。北海道限定販売のビールなどというのも一興です。 - 入浴 長距離の便であれば、大抵は入浴の設備があるようです。が、その質の方はか なり格差があるようです。ここで、情報提供者であるS社のJさん(♀22歳元 独身)の報告を抜粋してみましょう。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 大洗−室蘭のお風呂は最高ですよね。3つ、浴槽があって、外が見えて、いい 香りのシャンプー、リンス、ボディーソープがあって、脱衣所の窓際にサマー ベッドがあって。それにひきかえ、大洗−苫小牧のお風呂の惨めさったら・・ ・。あれで同じ値段って、信じられなーい。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 注:大洗−苫小牧には新船就航などで風呂の格差はなくなったという追加情報 があります(1999年6月) 情報提供者(gotoさん)の報告(1998年8月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 室蘭-大畑ではシャワー室が2部屋だけ。 苫小牧-八戸は、便によって展望風呂が楽しめます。岩内便等と比較すれば狭い し、終日営業していない点が残念です。更衣所には貴重品持ち込み用らしいビ ニール袋があります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= また、フェリー内のプールは概して形だけのものが多く、子供の溜まり場にな っていたり、という状況のようです。間違ってもクイーンエリザベスのような 豪華客船のイメージを持っていかないように。:) - テレビ 個室には付いているケースが多いようですが、一般向けにも何箇所かに設置さ れている場合が多いようです。ただ、これも放送時間外は只の箱と化します。 - 船外の景色を眺める 天気の良い昼間であれば、陸側には本土や北海道が見えます(当たり前ですね :-)。また、夜の海の風景というのも捨て難く、冬の夜などに雪の中で震えな がら見る海の風景というのも結構憧れていたりします。 - カラオケ 船によっては、これを設置しているものもあるようです。 - その他 ラウンジで麦酒を飲みながら読書。 腹筋台、自転車こぎで汗を流す。:-) 人間ウオッチング。 船内の売店で雑誌ほとんどはすぐに売り切れるので、買おうと思っている人は 早めに。新日本海フェリーのことですが、バイク乗りの格好てロビーをうろう ろしていると、食堂のバイトに勧誘されることがあるそうです。 【2】出港地別個別情報 ここでは、全国各地から運航している会社や行き先、各船の様子、FT周辺の情 報等について個別の情報を書き並べてみます。場所や便によっては情報が欠落 していたり、情報量に偏りがあったりする場合もありますが、ご容赦のほどを。 (情報提供、誤情報の指摘を歓迎します) 注)ここで、夏休みとは、7月20日〜8月31日を、夏期とは、7月1日〜9月30日 頃を指します(会社によって異なります。要確認)。また、乗用車の料金は、 車体長が4〜5mで運転者1名の2等運賃を含めたものになっています。また、 運航時間については、便や方向によって変動するため、最も一般的と思えるも のを1時間単位で切り上げて表示しています。 <<道外>> ●2-1 新潟県新潟港 東京から関越経由でここに行く場合、関越の渋滞を考慮し、かなり余裕を見て おく必要があるそうです。 《FT情報》 ・アクセス 電車の場合、JR新潟駅からタクシーで15分。 ・周辺情報 コンビニが国道8号線の紫竹山?ランプからFTまでに数軒、FTの前の道を通り 過ぎてすぐ…に1軒あります。が、関東と比べると密度は低いので、「見つけ たら入る」心がけが大事です :-)。あと、FTにISDN公衆電話があります。 《発着情報》 ・To: 小樽(新日本海フェリー) 運航時間は約20時間で、おおよそ1便/1日(夏休み以外の月曜日は休航)。 朝10:30頃出発し、翌早朝5:00頃に到着、というパターンで、こちらは、夜関越 道を走り、早朝に到着という感じでしょうか?料金は、2等が5,250円、2等寝 台が7,030円で乗用車は17,950円。この他に、1等、特等、スイートまでありま す。利用船名は、フェリーしらかば、フェリーあざれあです。 しらかばに関する情報が入っていますので掲載しておきます。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ニューしらかばの設備で気付いたのは(はまなす/しらゆりから変わった点で すが)、風呂が展望風呂になり左舷側の景色が楽しめます。ただ風呂が1つに なったため以前より混雑するような感じです。左舷、右舷にテーブル+椅子の 設備があり景色が楽しめます。フォワードサロンもあります。ビデオルームな るものが(5部屋くらい)でき、ビデオをこっそり楽しめるようになりました。 ビデオシアターもでき、4、5本のビデオの上映をしていました。コインラン ドリーもでき混雑していました。 新日本海フェリーの気に入っている点は分煙がすすんでいて、タバコの煙に悩 まされることが少ないのは助かります。それにくらべて東日本フェリーときた ら。。。。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・To: 苫小牧東港(新日本海フェリー) 運航時間は約18時間で、おおよそ1便/1日(夏休み以外の日曜日は休航)。 23:50頃出発し、途中秋田を経由して、翌18:00頃に到着、というパターンです。 料金は、2等が5,250円、2等寝台が7,030円で乗用車は17,950円。この他に、 1等、特等、スイートまであります。利用船名は、ニューしらゆり、ニューは まなす です。 -=-=-=-=-<<苫小牧東港の情報>>=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= この便の苫小牧フェリーターミナルですが、従来ブルーハイウェイライン、太 平洋フェリー、東日本フェリー、川崎近海汽船などが発着していた苫小牧港と 異なり、苫小牧市街から東へ30kmほど離れたところにあるようです。 厚真ICを降りて国道に向かい、国道をそのまま横切ってちょっとです。 場所は辺鄙といえば辺鄙ですが、日高道が厚真ICまで暫定無料ってのもあって 意外と使いやすそうでした。 (1999/10 MLメンバー) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 後述の、●2-53-2 苫小牧東港 も合わせてご覧下さい。 ●2-2 新潟県直江津港 東京から関越経由でここに行く場合、関越の渋滞を考慮し、かなり余裕を見て おく必要があるそうです。 《FT情報》 ・アクセス 電車の場合、JR直江津駅からタクシー10分。 8月上旬に長岡の花火があり、この時は北陸道上りが長岡JC迄渋滞とのこと。 ・周辺情報 国道8号線から(長野方面からだと国道18号線を走ってきて、国道8号線をま っすぐ突っ切って進みます)FTに向かう道の左側にコンビニがあります。 《発着情報》 ・To: 室蘭(東日本フェリー) 運航時間は約17時間で、隔日1便(火、木、土曜日)で、夏期は日曜日も運航 しています。夜12:00頃出発し、翌夕方に到着、というパターンです。 23:55->16:25 料金は、2等が5,250円、2等寝台が7,030円で乗用車が17,950円。 ※この辺、上記の新日本海フェリーの小樽便と全く同じですが、闇カルテルの ようなものを感じますね....それとも何か料金設定に決まりでもあるのでしょ うか? 利用船名は「れいんぼうべる」「れいんぼうらぶ」。 なお、博多からの九越フェリーがそのまま、室蘭行になります。 博多 → 直江津 → 室蘭 22:00 翌18:30/23:55 翌々16:25 室蘭 → 直江津 → 博多 23:55 翌16:55/22:20 翌々18:30 室蘭・博多それぞれ、月・水・金発運航(直江津発 火・木・土) 「れいんぼうらぶ」の船内レポートが入っています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新造船ではないようですが、前に就航していた2隻(「はあきゆり」「へる めす」)よりは新しく感じました。 2等…すべて窓なしの内側の部屋です。(前の2隻は窓ありとなしの部屋 がありました) 特2等…窓があります。(前の2隻は窓がありませんでした) 喫煙所…喫煙室とロビーのごく少数の椅子に灰皿があるのみで、禁煙と 喫煙の力関係は完全に逆転しました。展望ラウンジ、脱衣所など も前の2隻とは反対に禁煙で、嫌煙家には嬉しいかぎり。 食堂…定食やそば、ラーメンなどは以前の2隻と同じ品揃えですが、 2000円ほどのコース料理(和・洋)が加わりました。お味は試さず、 不明。 展望風呂…以前よりは若干狭いですが、それでも十分な広さ。浴槽は3 つ、サウナもあります。 特等…以前の2隻と同じ。ツインベッド、バス、トイレ、茶器、冷蔵庫 (中は空)、テーブル&イス3点セット、テレビ(無料)。テレビは 昼間レーザーディスクで映画を放映しており、当たりはずれはあ りますが、結構いろいろやっています。ジュラシックパーク、 わんわん物語、ポリスアカデミー2、ネゴシエーターでした。 また、総屯数は前2隻とほとんど同じにもかかわらず、旅客定員が6割 しかありません。つまり、2等と特2等を減らして上級客室を増やし、2 等はすべて窓無し船室にするなど、より差別化が図られているようです。 それから、べる と らぶ の違いは ・二等寝台が一段ベッド(べる)か二段ベッド(らぶ)かの違い、 ・特等室にダブルがある(べる のみ) ことです。帰りは べる の特等でしたので、モノは試し、とツインからダブ ルに変更しました。 室蘭に着くと、停泊中の船は「れいんぼう べる」。往路の姉妹船です。往 路にいろいろ調べて、こっちには特等ダブルがあると調べがついています。乗 船手続きで窓口に並んでいると、奥のテーブルに「特W5,一等1」の走り書 きメモが。きっと空き部屋の数に違いありません。「ダブルに変更できます?」 で難なく変更。 調査結果:部屋の坪数は同じです。ベッドが2つから1つになった分だけ居 住部分が広く、テーブル&椅子3点セットの他、長椅子が1つありました。こ れが寝テレビをするのに丁度いい位置にありましてなかなか快適でした。ただ、 行きほど面白いビデオを放映してくれなかったのが残念でしたが。「必殺!」 「ガメラ」など。 (1999/8 Oさん) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・To: 岩内(東日本フェリー) 運航時間は約18時間で、隔日1便(月、水、金曜日)です。 夜12:00頃出発し、翌夕方に到着、というパターンです。23:55->17:25 料金は、上の室蘭便と同じ。 利用船名は「ばるな」。 乗船レポートがありますので、転載しておきます。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 直江津−岩内は眺めがよく、天気も良いこともあって狩場山・茂津田岬・弁慶 岬・ニセコ連峰・羊蹄山などがよく見え、北海道に来たという実感がわきまし た。風呂からも(男性用ですが)同じ眺めが見られ、なかなか良い気分が味わ えます。 通常の2等はどちらも雑魚寝ですが、2等寝台はカーテンで仕切られた場所で 寝られ、しかも差額が2,000程度円ということで私個人は気に入っていて、空い ているときは使うようにしています。 (1997年報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= →1999/12に入った情報です。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 1999/12/10付・北海道新聞によると、 1999/11/20 - 2000/2/14冬季運休中の岩内―直江津間の長距離フェリー航路に ついて、2000/2/15以降も、当分の間運航を再開しないことを決めたそうです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ●2-3 福井県敦賀 《FT情報》 ・アクセス 電車の場合、JR敦賀駅からタクシーで10分。 バスに関する情報: -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= フェリーの出港、入港時刻に合わせて、1本だけですが、バスが運行されてい ます。340円位だったと思います。以前は歩いて港まで行ったのですが、敦 賀新港に変更されからは歩いていくのはキツイですね。(1998年2月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 敦賀港: http://www.ton21.ne.jp/t-minato-0.html 関西地区から渡道する場合の最もポピュラーな方法でしょう。 ・周辺情報 町まで5kmあるので、徒歩で買い出しは無理。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 車で行くならば、国道8号から敦賀バイパスに入る交差点の近くにファミリーマ ートがあり、バイパスの敦賀新港への降り口に曲がらずにそのまま直進して2km 近く走ると左手に別のコンビニがあります。(1999年1月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 《発着情報》 ・To: 小樽(新日本海フェリー) 運航時間は約21時間で、夏季は毎日、11月9日からは日曜日休航です。 敦賀新港発着になり、パターンが変わりましたので、ご注意ください。 夜23:30頃出発し、翌日の20:30頃に到着、というパターンです。 料金は、2等が7,420円、2等寝台が9,930円で乗用車が28,160円。 利用船名はすずらん、すいせん。 ・To: 苫小牧東港(新日本海フェリー) 月曜日のみ就航。 9:45頃出発し、途中新潟秋田を経由して、翌18:00頃に到着、というパターン です。料金は、2等が6,710円、2等寝台が9,220円で乗用車は25,720円。この 他に、1等、特等、スイートまであります。 利用船名は、ニューしらゆり、ニューはまなす です。 苫小牧東港の情報は、●2-1 新潟県新潟港、●2-53-2 苫小牧東港 をご覧下 さい。 ●2-4 京都府舞鶴 《FT情報》 ・アクセス 電車の場合、JR東舞鶴駅からタクシーで10分。バスは不明。 歩いても、30〜40分。(^^; 敦賀と並んで、関西地区から渡道する場合の最もポピュラーな方法でしょう。 ・周辺情報 FT周辺にはあまりコンビニ等は無いようです。 舞鶴港を夜に出るフェリーの場合、港周辺にガソリンスタンドは無いと考えた 方が無難。僕の経験では、福知山を最後にFTまで一軒も開いていませんでした (夜9:30頃)。 他に受けた報告は..... -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 銭湯を探したが発見出来なかった。(車で行ける範囲で温泉があるようなので 今度は行ってみようと思っています。) 町に行けばスーパーは有るが、19:00には閉まるので買い出しは早めに! -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 《発着情報》 ・To: 小樽(新日本海フェリー) 運航時間は約29時間で、1便/1日(月曜日は休航、火、土曜日出港便は2時 間余分にかかる)です。 夜11:30頃出発し、翌々日の朝4:00頃に到着、というパターンです。 料金は、2等が6,710円、2等寝台が9,220円で乗用車が25,720円。 利用船名はニューあかしあ、フェリーらいらっく、フェリーらべんだあ。 ●2-5 名古屋 《FT情報》 ・アクセス 電車の場合、地下鉄築地口駅からバス20分。名鉄バスセンター18:30発。 関西地区から渡道する場合で仙台に立ち寄る人の隠し技でしょう。 ・周辺情報 FT周辺にはコンビニ等は無いです。地下鉄築地口まで戻れば、コンビニ・ユニ ーなどがあります。 《発着情報》 ・To: 苫小牧(太平洋フェリー) 運航時間は約39時間(仙台港停泊3時間を含む)で、隔日就航です。 1997年は、7月は奇数日、8月は偶数日運航です。 夜8:00頃出発し、翌々日の朝11:00頃に到着、というパターンです。 料金は、2等が15,750円、B寝台が18,900円で乗用車が51,980円。 1999年7月1日〜8月31日(2ヶ月間)、これまで9月〜6月に適用してきた季節 割引運賃を適用。2000年6月までは、名古屋−仙台−苫小牧が約35%引、仙台− 苫小牧が約15%引。 利用船名はきそ、いしかり、きたかみ。 ●2-6 宮城県仙台 《FT情報》 ・アクセス JR仙台駅からバスで35分。 東北南部地区〜関東地区から東北道経由でのアクセスが多いようです。仙台南 ICで降りて、約30分。東京からは約5時間で到着しますね。青森まで行く体力 の無い方におすすめです。仙台では仙台東部道路、三陸自動車道が開通してお り、石巻、松島方面および仙台空港方面から仙台港へのアクセスが改善されて おります。東北道からは、仙台南ICでおりて、仙台南部道路(有料道路)経由 で、仙台東部道路へ入り、仙台東ICで降りるのがすごく早いです。しかも、裏 道が有料道路と並行して走っているので、地元民は走っていないので快 適です:-) フェリーはいずれも夜の出発ですので、日中に仙台市内あるいは松島観光、夕 食後出発、というパターンが考えられます。 ・周辺情報 FT周辺にコンビニ設備はありませんが、多賀城方面1.5kmくらいのところに、夜 9:00まで営業している大型スーパーのジャスコ(ビールなど酒類も販売中)が あります。ここには、割安ガソリン販売施設も併設されています。 車の場合、国道45号線沿いのコンビニなどが便利です。国道へでる裏道もあり ます。以前にくらべ、コンビニの数も増えました。 なお、仙台東部道路は三陸自動車道と接続するため工事中です。仙台東ICを 降りたら、最初の交差点を右折し、県道仙台塩釜線(通称産業道路)を東方向 に5kmほど行くと、仙台港への分岐(右折)になります。この間、コンビニは 2カ所あります。分岐をすぎて、1km弱でジャスコに着きます。ジャスコから 仙台港へ行く道もあります。仙台FTの食堂はあまり品数もないので、産業道路 から右折する前、あるいは産業道路と平行に走っている、国道45号線をご利用 ください。 《発着情報》 ・To: 苫小牧(東日本フェリー) 運航時間は約15時間で、隔日1便(月毎に奇数日 or 偶数日運航と変則的。要 確認)です(1997年7月は偶数日、8月は奇数日運航)。 夜10:30頃出発し、翌日の午後1:00頃到着、というパターンです。 料金は、2等が9,020円、2等寝台が11,120円、乗用車が32,020円。 利用船名は「ばるな」、「ほるす」。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 「ほるす」就航一周年記念割引で、1999年7月1日〜8月31日(2ヶ月間)、これ まで9月〜6月に適用してきた季節割引運賃を適用。2000年6月までは、仙台−苫 小牧が約15%引。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 「ばるな」についてのレポートがあります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= この船の2等寝台はエンジンの振動をもろ受けて大変不快な振動を一晩中感じ ました。皆さんどうでした? 私は東日本フェリーの苫仙はおすすめできませ ん。(2度乗って2度ともでした) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・To: 苫小牧(太平洋フェリー) 運航時間は約15時間で、1便/1日。 夜8:00に出発し、翌日の朝10:45頃に到着、というパターンです。 料金は、ここでも東日本フェリー社と同じ(「いしかり」では寝台がA、Bに 分かれており、A寝台はカプセル型、とのこと)。また、こちらにはスイート (特等22、580円+1室15、000円)が設定されています。一度見てみたいもの です:)。 利用船名は、「きそ」「いしかり」「きたかみ」。 この便の中には、名古屋始発で、仙台は中継地点になるものがあります。 ※季節料金について 仙台−苫小牧には、両社共季節料金なるものが設定されています。これは、上 記の料金はいずれも7〜11月の高い料金を提示してありますが、これ以外のシ ーズンは10%以上安くなっている、というものです(単なる値上げではないと思 います)。通常、30%引です。春〜冬の方がお得、ということでしょう。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ところが、今年は両社とも、1999年7月1日〜8月31日(2ヶ月間)、これまで9 月〜6月に適用してきた季節割引運賃を適用。2000年6月までは、名古屋−仙台 −苫小牧が約35%引、仙台−苫小牧が約15%引。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= さらに1999年9月以降、35%割引を適用! という情報があります(1999年7月1日) ●2-7 茨城県大洗 《FT情報》 ・アクセス JR大洗駅からタクシー5分。 首都圏を夜出て船内でくつろいで夜に渡道、というパターンに使えます。運航 数が2倍(日曜日を除く毎日)になったので、FTビルは苫小牧行きと室蘭行き の2箇所に分かれました。日曜日の夕方到着等の場合、夏場は海水浴で渋滞す るとのこと。要注意。 ・周辺情報 国道6号線とFTの間に「セイコーマート」があります。 《発着情報》 ・To: 苫小牧(ブルーハイウェイライン)、To: 室蘭(東日本フェリー) 運航時間は共に約20時間で、いずれも日曜日を除く毎日運航。 苫小牧行きは1日2便態勢になっています。 朝9:00、夜12:00頃出発し、翌日の朝5:00頃、翌日の夜8:00頃到着予定。室蘭便 は、夜12:00発、夜7:00頃に到着。 料金は共に、2等が9,750円、2等寝台が14,150円、乗用車が34,650円。 苫小牧行は東京−大洗間の運行がなくなりました。 なお、期間限定の情報があります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 大洗−苫小牧で「創立30周年特別割引」なる約40%引きの割引運賃を導入。 期間: 1999年4月6日から2000年4月5日まで 料金: 大人(片道・2等使用)6,000円 乗用車(5m未満)19,800円 備考: JAF会員割引でさらに10%引き !! -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 大洗−室蘭で、1999年4月1日〜2000年3月31日までの間、航路開設15周年記念割 引運賃が適用されています。約50%引き。 乗用車(5m未満) 34,650円→17,400円 旅客2等 9,750円→ 4,900円 JAF会員割引などとの重複割引はありません。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 利用船名は、前者が「さんふらわあ みと」「さんふらわあつくば」、「さん ふらわあ えりも」「さんふらわあ おおあらい」、後者が「へすていあ」 「はあきゆり」。 へすていあについては以下のようなレポートが入っております。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 「びくとり」に比べて、変わっているところは ・2等和室(エコノミー)が、上のデッキ(Bデッキ)になり、船室に窓も付 きました。 ・2等寝台の数が増えました。 ・浴室が改良されました。(洗い場が増えた、排水が良くなった) といったところですが、2等和室がずっと快適になりました。上のデッキ(B デッキ)が、特等船室と2等和室となり、下のデッキ(Cデッキ)が1等船室 と2等寝台になりました。2等和室の隣は(後方)、自販機コーナー・給湯室・ 浴室なので、お風呂にいったり、カップラーメンのお湯をもらったりするのが、 とても便利になりました。ただ、窓のない2等和室(船体中央)も4室(定員 28名?)あり、混雑時はそちらも使用することになるはずです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= また、「さんふらわあおおあらい」についても以下のようなレポートを受けて います。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 今年(1994年7月現在)就航。 ビンボー旅行がしみついている私としては、 2等で十分だと思っていたのです がこの船には、 2等寝台以上しかありませんでした。当初、ドーセ雑魚寝だー としか思っていなかった私にとっては、 6人の蚕棚でも天国でした。海の方も、 べた凪で揺れなかったのも幸いしていました。 1等寝室は、個室で窓付の部屋(アンドン部屋ではないということ)でテレビ がついていて、ビデオもついてるみたいです。売店で貸しビデオも扱っていま した。2等寝台と5,000円弱しか値段は変わらないので、どーせならこっちにす れば良かった。とも思ってしまいました。 船は新しく(トーゼンか)、ラウンジでは、ビールやツマミ、軽食なども売っ ていました。残念ながら、食糧をたくさん持っていた私たちは食堂を利用する ことはありませんでしたが、それらの値段は良心的だったと思います。 また、お風呂ですが、そのきれいさにはびっくりしました。ご存知のようにこ の船は夜中に出発し翌夜8:00に 苫小牧に着くものですが、とりあえずシャワー を浴びてから家をでてきた私たちは、(とーぜんお風呂も期待してなかったか ら)その夜は、使わなかったのですが翌日、夕方入ってみてびっくり!!! すご くきれいなのです。大きな浴槽にはきれいなお湯がたくさんはいっており、シ ャワーも豊富に使え(シャンプー&ボディシャンプーもあった)、窓の外には 海は見えるしサイコーの気分。もう少し早くわかっていれば温泉気分であと2 回くらいは入ったのにーと後悔してました。 欲をいうなら、デッキの方にもう少し楽しめるものがあっても良かったのにな ーと思いました。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 「はあきゆり」についてこんなレポートがあります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 大洗〜室蘭航路で、先日(1999年5月4日 室蘭発)乗船したのは「はあきゆり」 という船でした。 船名を見て百合の一種(葉空き百合?)かと思っていたのですが、あとで船内ロ ビーのパネルを見たらハーキュリー(ギリシャ神話に登場するヘラクレスの別 名 ^^;)でした。 「はあきゆり」の印象ですが、パブリックスペースが少なく、ロビーなどにあ るわずかなソファは喫煙所と指定されているため、煙の苦手な人は居場所に困 ります。二等船室、二等寝台室が禁煙なのが救いですが、船が揺れたためか昼 間も寝ている人が多く、気を使わざるを得ませんでした。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ●2-8 東京・有明 《FT情報》 ・アクセス JR/地下鉄新木場駅からバス18分。 地下鉄有楽町線、JR京葉線新木場駅より都営バス 20:40、21:30 首都圏から夜そのままフェリーで出発、渡道という場合に有効です。 ・周辺情報 豊州経由なら駅近くにコンビニ等有り。 《発着情報》 ・To: 苫小牧(ブルーハイウェイライン) 1999年4月6日東京発着はなくなりました。大洗での発着になります。 貨物船による乗用車のみの航送があり下記の通りです。 東京〜苫小牧貨物フェリー(日曜日を除く毎日) 東京発 14:50 → 苫小牧着 20:15 苫小牧発 00:15 → 東京着 06:00 乗用車(5m未満)38,850円. 二輪車は扱っていないとのことでした。 問い合わせ: 03-5401-3305 予約: 03-3528-0718 (1999年5月の情報) ●2-9 青森県青森 《FT情報》 ・アクセス JR青森駅から徒歩2、3分の古川から油川行きバスで15分ほどの木材港。 そこから徒歩で8分(結構不便ですな....)。 ・周辺情報 FT内の売店では北海道限定ビール(例.サッポロクラシック)が入手可能だっ たと記憶しております。また、今は全国規模で販売している「つぶつぶイチゴ ポッキー」も、北海道(+関西)限定の時代でもここで入手できたと思います。 ここら辺が北海道への玄関口、というのを意識できる所以でしょうか? FT周辺ではライダーが簡易テントを持参して夜営していたようです。かなりの 数がいたようですので、ポピュラーな光景である、と判断しました。 が、以下のような報告も受けております。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 青森のFTには海に向かって左端にライダーがキャンプしている場所があります。 トイレや簡単な水道もあったのでどうやらフェリー会社公認のようです。ただ し、1992年から工事のため使用できませんという看板がでていました。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ターミナルの建物の5Fに「ドライバー休憩室」とお風呂があります。ドライ バー休憩室は、まるでフェリーの2等船室と同じ作りで、ゆっくり寝ることが できました。数回利用しましたが、そこで他の利用者には会ったことがありま せん。また、そこには個室もありますが、トラックドライバーが寝ていますの で静かにしましょう。お風呂は夕方あいていたので利用したことがあります。 確か200円程度でした。(1994年頃の情報) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 車(or バイク)でアクセスすると、待時間(キャンセル待ちの整理券の入手や、 予約の有無に関わらず集合時間の確認は先に済ませること!!)を使って市場に 行くことができます。これは、JR青森駅前にある観光市場ですが、値段はやや 高(他の市場に比べて)、鮮度はまぁまぁでした。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 一旦波止場から離れ、駅前の市場にて朝食を調達。車で10分位か?御飯物少々、 ホタテ貝柱(中ぶりなもの8個を殻からさばいてもらって1,200円位。美味。85 点。)、ゆでた海老(冷凍されており、1,000円程度)、鮃の刺身、茹でたトウ モロコシ等を購入。フェリー待合室入り口にて食す。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 他にももっといい市場があるかと思うのですが、まだ発見には至っておりませ ん。この他、以下のような報告も受けています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= また、8月上旬に青森でねぷた祭りがあるので、へそ→ねぷた→美深宴会と回 る人が多数いたようです。 1990年の夏に へそ>ねぷた をやりました。ライダー(とくに滞在型の人)に は、このパターンが多いです。へそ祭りが終ると、「ねぷたに下りる」といっ て多くのライダーが青森FT(ここにキャンプする。青森FTには、200円で入れる お風呂がある)を目指していました。 が、最近の情報では、FTでは「キャンプできません」との看板が出ているとの こと。これをあてにしている方はご注意を。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ファミリーレストラン 「くどーぱん」 函館行きの埠頭からバイパスに出たところ。パン屋さんが経営しているらしい。 洋食と中華があり、すかいらーくやデニーズよりは少し安いと思う。ファミリ ーレストランで良いのならお勧め。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= あおもり健康ランド よくあるクアハウス風の風呂屋。1,700円(深夜料金+800円)と高め。 なので今回は利用せず。フェリーでも風呂に入れるし。夜行便とかで船中では 睡眠に専念したい時にはいいかもしれない。でも市内の銭湯の方が安いけど。 地元の人で結構(駐車場は)混んでいた。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 待合い室 フェリーの待合い室には温水の出る洗面所あり。船で風呂に入らない時にはこ こでさっぱりしておいてもいいかも(体を洗えるという意味ではありません:-)。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 《発着情報》 ・To: 函館(東日本フェリー) 運航時間は約4時間で、12便/日以上(季節によって便数は変動)運航してお り、しかもほぼ24時間くまなく運航している、というのが魅力です。高速フェ リー「ゆにこん」が就航し、運航時間も2時間に短縮されていますが、便数は 少ない(3往復)ので、要確認です。1999年3月1日〜12月31日のスケジュールは 2:30, 12:00, 19:00発。 料金は2等が1,420円、1等が2,850円、乗用車が16,510円です。 「ゆにこん」の方は、均一乗船料金2,130円、乗用車が18,200円です。 ※車が高すぎる!! このほか、貨物フェリーの「道南自動車フェリー(0138-43-4881)」も同乗者 旅客に限り乗船できます。料金はほとんど同じです。1日4便。但し、貨物車 だけですので、ご注意を。 ・To: 室蘭 運航時間は約7時間で、1便/日運航しています。14:45発。 料金は2等が3,460円、乗用車が20,280円です。 利用船名は「びなす」。 ※青森まで来て、そこから室蘭に逃げる人ってそんなにいるんでしょうかね? ここから室蘭に行くなら、仙台で力尽きて苫小牧へ、というのは関東人だけが 持つ価値観でしょうか?筆者ならわざわざ青森まで行くなら、そのまま函館に 行くのを目指すんですが.....道北、道東を目指すのかな? ●2-10 青森県八戸 《FT情報》 ・アクセス JR本八戸駅からバスで20分。 国道4号線方面からは、国道104号線に八戸道が合流した後の、根城交差点を左 折し、片側2車線道路を道なりに直進(馬淵川を渡り、線路を越え、国道45号 線をくぐり、トンネルを抜ける)。 ・周辺情報 FTから歩いていける範囲にコンビニは無かったはずで、FT内の売店に無いもの は、買って行った方がいいです。最後のコンビニは八戸市内からの橋を渡った 辺だと思います。(ただし国道104号線方面から来ると、この橋は渡りません。) (情報提供者:gotoさん) 《発着情報》 ・To: 室蘭(東日本フェリー) 運航時間は約8時間で、2便/日運航しています。 朝6:00前と夕方5:30に出発、昼2:00頃と深夜1:30頃に到着、というパターンで す。料金は2等が3,970円、特2等が6,000円、乗用車が20,900円です。 利用船名は「べにりあ」「びるたす」。 ・To: 苫小牧(東日本フェリー、川崎近海汽船) 運航時間は、約9時間で、2社合わせて3、4便/日(季節により変動)して います。 料金は、上記の八戸−室蘭と全く同じです。 利用船名は「シルバークイーン」「べが」「フェリーはちのへ」。 ●2-11 青森県大間 《FT情報》 ・アクセス 詳細不明。 ・周辺情報 大間温泉が数km以内にあります。 《発着情報》 ・To: 函館(東日本フェリー) 運航時間は2時間弱で、4〜5便(季節により変動)運航しています。 早朝、昼ごろ、夕方に出発(繁忙期は夜、深夜出発が増発)、というパターン です。 料金は、2等が1,010円、乗用車が12,530円です。 利用船名は「ばあゆ」ほか。 ※ここで述べた大間と、以下で述べる大畑、野辺地は1)遠い、2)便数が少 ないのであまりお勧めいたしません。まぁ他に予約が取れなければ、という程 度に考えておいた方がいいでしょう。 更に、海峡に近いためか船が小さいためか、より欠航になりやすい気がします。 大畑,大間は同時に欠航する事が多く、代替港(青森, 八戸)までは、一般道を 数時間かかるので、風が強いときは当日電話確認した方が安全です。欠航しな くても揺れるときは、単車だけが断られることもあるそうです。(情報提供者 :gotoさん) %編集者注:大畑発着便のフェリーは1999年度欠航が決まっています。 ●2-12 青森県大畑 《FT情報》 ・アクセス、周辺情報 データ無し。 《発着情報》 ・To: 室蘭(東日本フェリー) 1999年度は欠航 ●2-14 青森県三厩 《FT情報》 ・アクセス JR津軽線三厩駅よりタクシーで約5分。JR津軽海峡線今別駅よりタクシーで約 15分。青森より車で国道280号線を約1時間30分。 ・周辺情報 データ無し。 《発着情報》 ・To: 福島(東日本フェリー) 7月1日〜8月31日(2ヶ月間のみ) 37km 福島発 三厩着 三厩発 福島着 9:00 10:50 11:30 13:20 14:00 15:50 16:30 18:20 2等1,010円、航送料5m未満12,530円、バイク(750cc以下)1,120円 ●2-15 秋田県秋田 《FT情報》 ・アクセス 秋田駅から秋田市営交通バスがフェリーの発着に合わせて運転。 ・周辺情報 フェリーターミナルは1999年6月竣工の新しいもの。秋田港にはセリオンとい う展望タワーがあり、その中にはショッピングセンターやレストランがありま すが、苫小牧行の発着時間帯には営業していません。_o_ 《発着情報》 ・To: 苫小牧東港(新日本海フェリー) 運航時間は11時間20分。1便/日で、6:40 -> 18:00(日曜休航)。 利用船名は「ニューはまなす」、「ニューしらゆり」。 2等3,730円、2等寝室4,880円、乗用車12,250円。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 秋田市は同市内で車検登録している人に限ってフェリーでの自動車航送運賃の 一部を補助するそうです(乗用車=約10%, バス・トラックは約5%)。ただし、 予算に達し次第、打ち切るそうです。申請は乗船の前日までにフェリーターミ ナルで申し込みすることなります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 苫小牧港の情報は、●2-1 新潟県新潟港、●2-53-2 苫小牧東港 をご覧下さ い。 <<道内>> ●2-51 岩内 《FT情報》 ・アクセス、周辺情報 小樽方面から岩内の街にはいってくると、交差点で直進が岩内港とありますが、 フェリー埠頭に直に向かうなら右折です(小さく書いてあります)。国道229号 線を泊村方面にちょっと走って左折です。その角に最後のコンビニがあります。 《発着情報》 ・To: 新潟県直江津港(東日本フェリー) 火木土就航。23:55 -> 17:55 就航船:「ばるな」 >>2-2 直江津もご覧下さい →1999/12に入った情報です。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 1999/12/10付・北海道新聞によると、 1999/11/20 - 2000/2/14冬季運休中の岩内―直江津間の長距離フェリー航路に ついて、2000/2/15以降も、当分の間運航を再開しないことを決めたそうです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ●2-52 小樽 《FT情報》 ・アクセス 小樽オルゴール堂から徒歩10分程度。小樽駅からは40分程度?駅からタクシー で10分程度。バスの便はある(詳細は不明)。歩きの人は、ふつー「南小樽」 から歩きます。15分くらいかな。 早朝に小樽に着く便に合わせて、GWと夏休み時期には札幌行きの高速バス(注: 琴似、円山第一鳥居、厚生年金会館、北1条西4丁目で下車のみ可)が運行さ れています。料金は均一で大人\560。予約制ですが、船内で申し込めます。 ・周辺情報 町を歩けば銭湯はあったが、入らなかった。車で20〜30分のところに朝里川温 泉がある。寿司屋がたくさん有って、私は寿司を食べたあとタクシーで行った。 ガイド[1-3-3]に近くの温泉&カラオケボックスの情報出てます。 FT近隣に24HのGS有。 パチンコ屋 7-11■ //↑小樽市街 ↓ GS→● // ←札樽自動車道 |○(日石24H) // ================+============// | 臨港線 ◎GS \__________ \ ←札幌 |●←GS(三菱?) =================+================ ■ | ○臨海公園 オスパ | ■ FT 小樽FTの展望風呂とレストランの営業は「午前4:00〜」です。どちらも割高な 感じは否めないのですが、確かに景色は立派です。船内で展望風呂の割引券を 貰えます。割引券を貰い損なったときには、乗船券の半券(残ったほう)でも 割り引き料金になります。また、乗船前でしたら、乗船券でやはり割り引きに なります。本人が忘れていても、受付の人が「乗船券はお持ちですか?」と、 確認してくれます。 展望風呂の方には仮眠可能なロビーがある…らしいのですが、入ってないので 判りません(^^;。5階の女性用フロアには、それらしきものは確認できません でした。ただ、脱衣所のスペースがゆったりしていますので、仮眠は可能だと 思いました。 1999年3月小樽築港駅にマイカル小樽(http://www.mycal.co.jp/obc/index.html) が出来たので、時間のある人は寄ってみるといいかもしれません。小売店は 10:00から22:00まで、レストランは23:00まで営業。 《発着情報》 新日本海フェリー ・To: 新潟 10:30 -> 翌日5:30(月曜休航) 利用船:「Fあざれあ」「Fしらかば」 2等5,250円、乗用車17,950円 ・To: 敦賀 23:30 -> 翌日20:30(日曜休航) 利用船:「すずらん」「すいせん」 2等7,420円、乗用車28,160円 ・To: 舞鶴 10:00 -> 翌日17:00 利用船:「Fらいらっく」「Fあかしあ」「Fらべんだあ」 2等6,710円、乗用車25,720円 ●2-53 苫小牧 《FT情報》 苫小牧駅前よりタクシー。が、少数ながらバスも運行しているようです。一つ は札幌からくる中央バスで、苫小牧駅経由でFTに行きます。 16:20と20:20の2本です。所要時間は13分です。もう一つは苫小牧市営バスで、 朝昼夕に1本くらいずつ出ているようです。こちらの本数も少なく、1:00台の 次は5:00頃発でした。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 中央バスの時刻表によると、札幌発苫小牧港行のバスも、 札駅1500→苫小牧駅1625→1638FT 札駅1800→苫小牧駅1925→1938FT と時間が変わっているみたいですね。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= (1999/12 読者からの情報) ◆注:秋田、新潟、敦賀方面の乗り場は苫小牧東港・周文埠頭です 下記の●2-53-2 苫小牧東港をご覧下さい。 《発着情報》 ・To: 仙台 太平洋フェリー 18:30 -> 翌日9:00 利用船:「きそ」「いしかり」「きたかみ」 2等7,600円、乗用車27,200円 東日本フェリー 19:15 -> 翌日11:45 利用船:「ほるす」など 2等7,600円、乗用車27,200円 (両社とも運賃は来年6月までの期間限定) ・To: 名古屋 太平洋フェリー 18:30 -> 翌々日9:00(7月奇数日、8月偶数日) 利用船:「きそ」「いしかり」 2等10,200円、乗用車33,700円 (運賃は来年6月までの期間限定) ・To: 八戸 東日本フェリー・川崎近海汽船 9:30 -> 18:00(東日本フェリー) 21:15 -> 翌日 6:15(川崎近海汽船) 24:00 -> 翌日 9:30(共同運航) 利用船:「シルバークリーン」「べが」「Fはちのへ」 2等3,970円、乗用車20,900円 ・To: 大洗 フルーハイウェイライン 9:45 -> 翌日 6:30 23:45 -> 翌日19:00 利用船:「さんふらわあみと」「さんふらわあつくば」「さんふらわあおお あらい」「さんふらわあえりも」 2等6,000円、乗用車19,800円 (運賃は来年4/5までの特別割引運賃) ●2-53-2 苫小牧東港 《FT情報》 連絡バスは、苫小牧駅〜フェリーターミナル を、苫小牧駅前18:00(運賃700 円)が運行されています。タクシーだと、苫小牧駅より約30分。 日高自動車道厚真I・Cから約2.5km 車で約5分くらい。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 秋田, 敦賀便が発着する苫小牧東港は、他の便用の西港とは 直線距離でも15Km位は離れている別の港です。ここへ行くバスも、 苫小牧駅前1800→1840苫小牧東港(周文埠頭)1820→1900苫駅前, 700円となっ ており、ガイド中のバス(編集者注:上記●2-53 苫小牧港 の記事に関して の話)とは別便が出ているのだと思います。 苫小牧港は一つだと皆思ってトラブルになっていると、先日中央バスに聞いた ものですから。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= (1999/12 読者からの情報) 《発着情報》 ・To: 秋田、新潟、敦賀 新日本海フェリー 20:15 ->秋田 8:15 ->新潟 15:30 ->敦賀 6:30(敦賀便は土曜日発のみ) 利用船:「ニューはまなす」、「ニューしらゆり」 For 秋田: 2等3,730円、2等寝室4,880円、乗用車12,250円。 For 新潟: 2等5,250円、2等寝室7,030円、乗用車17,950円。 For 敦賀: 2等6,710円、2等寝室9,220円、乗用車25,720円。 ●2-56 函館 《FT情報》 ・アクセス 函館駅との間にシャトルバスが通っています(営業時間は不明)。当然タクシ ーよりも安いです。余談ですが、函館のタクシーの運転手さんは非常に商売熱 心です。このバスを待っている(予定時刻になってもバスが来ない)最中も「 今日は確かバスが運休なんでなかったかい?」と言ってしきりに誘いをかけて きます。が、だまされてはいけません。必ずバスは来る、と信じましょう。ち なみにここでタクシーに乗ってしまうと、次に出る台詞は「夜景見にいかんか ?」です。良い子の旅行者諸氏はこうした誘いに乗ってはいけません。 函館バス北大・上磯行きバス北大水産学部前下車徒歩5分 JR江差線七重浜駅より徒歩15分 ・周辺情報 FT周辺には(FT内の売店/お土産屋を除くと)あまり記憶にありません。 上述のシャトルバスで駅前に出るのが便利がいいでしょう。 《発着情報》 東日本フェリー ・To: 青森 フェリー9便/日 所要3時間20分 2等1,420円、乗用車16,510円 高速フェリー「ゆにこん」3便/日 8:30, 15:20, 23:00発 所要2時間強 (冬は減便されます) 2等2,130円、乗用車18,200円 ・To: 大間 5便/日 所要1時間40分 2等1,010円、乗用車12,530円 ●2-57 室蘭 《FT情報》 ・アクセス 駅と波止場はすぐ近く(車で1分程度)です。 ・周辺情報 歩いて5分ほどのところに2軒のコンビニ(確かローソンとセイコーマート) があります。室蘭駅付近には食堂等もぱらぱらあります。そこからもう少し行 くとアーケードになっている商店街があります。(歩いて行ける範囲です) FTの土産物屋は千歳空港などのボディーチェックを受けたあとの待合室にある 土産物屋くらいの大きさであまり大きなものではありません。 なお、FTが新しくなっているようです(一部工事中)。 1階が乗船カウンターで、2階が待合室と土産物屋、3階がレストラン。乗船 口が2階にあり、運転手以外の乗客はここからブリッジを渡って乗船できます。 《発着情報》 東日本フェリー ・To: 大洗 23:40 -> 翌日18:30(日曜休航) 利用船:「はあきゆり」「へすていあ」 2等4,900円、乗用車17,400円 (運賃は来年3月までの期間限定) ・To: 八戸 6:00 -> 14:00 19:15 -> 翌日3:15 利用船:「べにりあ」「びるたす」 2等3,970円、乗用車20,900円 ・To: 青森 23:25 -> 翌日 6:25 利用船:「びなす」など 2等3,460円、乗用車20,280円 ●2-58 利尻島、礼文島 稚内から上記の島への便として、2時間に1本程度就航しております。 《FT情報》 データ無し 《発着情報》 ・利尻−稚内 稚内港は、稚内駅から徒歩10分 東日本海フェリー 利尻(鴛泊) 稚内 稚内 利尻(鴛泊) 8:40 -> 10:20 6:30 -> 8:10 11:00 -> 12:40 7:50 -> 10:05 16:00 -> 17:50 11:10 -> 12:50 17:30 -> 19:10 15:30 -> 17:10 (1999/9/30までの時刻表) 2等1,880円、乗用車16,170円 ・礼文−稚内 東日本海フェリー 礼文(香深) 稚内 稚内 礼文(香深) 8:45 -> 10:40 6:20 -> 8:15 9:55 -> 12:40 7:30 -> 9:25 13:05 -> 15:00 7:50 -> 10:45 16:30 -> 18:25 10:50 -> 12:45 17:25 -> 19:20 15:10 -> 17:05 (1999/9/30までの時刻表) 2等2,100円、乗用車18,330円 ・利尻−礼文 東日本海フェリー 利尻(鴛泊)礼文(香深) 礼文(香深)利尻(鴛泊) 10:05 -> 10:45 9:55 -> 11:00 13:20 -> 14:00 13:45 -> 14:25 (1999/9/30までの時刻表) ・利尻−礼文 東日本海フェリー 利尻(沓形)礼文(香深) 礼文(沓形)利尻(鴛泊) 12:35 -> 13:15 11:05 -> 11:45 15:30 -> 16:10 14:30 -> 15:10 (1999/9/30までの時刻表) 利用船:ニュー宗谷、クイーン宗谷、プリンス宗谷、アインス宗谷 ●2-59 江差、奥尻、瀬棚 それぞれ2便/日程度の運航ですが、瀬棚−奥尻は季節運航ですので、ご注意 ください。 《FT情報》 データ無し #瀬棚−札幌、瀬棚−函館などバス便あり(本数は少ない) 《発着情報》 ・江差−奥尻 東日本海フェリー 江差 奥尻 奥尻 江差 6:50 -> 9:00 9:40 -> 11:55 13:00 -> 15:10 15:50 -> 18:05 (1999/4/30現在の時刻表) 2等2,100円、乗用車19,260円 ・瀬棚−奥尻 東日本海フェリー 瀬棚 奥尻 奥尻 瀬棚 10:20 -> 11;55 7:40 -> 9:15 14:50 -> 16:25 12:10 -> 14:15 (1999/4/21 - 8/31運航) 2等1,560円、乗用車13,490円 利用船:アヴローラおくしり、ニューひやま ●2-60 羽幌、天売、焼尻 《FT情報》 ・アクセス 羽幌のバス停(「本社バスターミナル」です。「羽幌ターミナル」という別の 停留所もありますので要注意)から港までは歩いて15分程度です。 FTに近いバス停は「本社ターミナル」です。札幌からの高速バスのチケットで は「羽幌」となっていますので注意してください。 なお、羽幌遊歩YHに宿泊の方は「羽幌ターミナル」が近いです。 ・周辺情報 データ無し 《発着情報》 ・羽幌−焼尻−天売 羽幌沿海フェリー 羽幌 焼尻 天売 8:00 -> 8:45 -> 9:00 高速船 8:50 10:00 10:20 フェリー 11:50 12:35 12:50 高速船 13:20 14:30 14:50 フェリー 天売 焼尻 焼尻 9:10 -> 9:35 -> 10:08 高速船 10:45 11:20 12:15 フェリー 13:00 13:25 13:58 高速船 15:05 15:40 16:35 フェリー 16:30 16:35 17:25 高速船 (1999/8/10までの時刻) 羽幌-焼尻 2等1,650円(高速船2,820円)乗用車9,590円 羽幌-天売 2等2,410円(高速船4,160円)乗用車13,970円 (1999/9/1からは割引あり) 利用船:フェリーおろろん(高速船:さんらいなあ) 10年ほど前の情報になってしまいますが、この辺りの便はかなり波が強いよう です。冬場(12月、3月)に欠航率が50%程度までになった事もあるそうな。そ れなりの御覚悟を持って行くのがよろしいかと思います。 ●2-61 福島 《FT情報》 ・アクセス ・周辺情報 データ無し 《発着情報》 ・三厩(青森県) 7月1日〜8月31日(2ヶ月間のみ) 37km 福島発 三厩着 三厩発 福島着 9:00 10:50 11:30 13:20 14:00 15:50 16:30 18:20 2等1,010円、航送料5m未満12,530円、バイク(750cc以下)1,120円 【3】フェリー会社別個別情報 ●3-1 新日本海フェリー ・予約 電話予約後は1週間以内に旅行代理店などで全額はらってクーポン券を購入し ないと、予約無効になります。夏季(7月25日〜8月25日)の前売券は5月25日か ら一斉発売、というのが通例でしたが、最近変わって通常日と同じシステムに なったとか? それ以外は個人2ヶ月前、団体(15名以上)1年前の同日より予 約受付開始往復割引を適用するには、『乗船日』2ヶ月前ではなく、『帰着日』 の2ヶ月前まで予約ができないようです。この場合、以下の技をつかいましょ う 。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 乗船日の2ヶ月前にまず予約しておいて、帰着日の2ヶ月前になったら予約時 に電話で「行きの分購入済みなので往復割引にしてください」といえば、行き の仮予約No.を聞かれますので、これを答えておけば往復割引になります。ご安 心を。仮予約No.のメモを捨てないようにご注意。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= また、ささいですが、以下のような事例も報告されています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 土曜日は東京予約センターのみ休みのため、そこにかけると新潟に電話が転送 されます。せっかく電話集中を一段くぐりぬけて転送されても、転送後に再び 新潟で電話決戦に挑まなくてはなりません。つまり、掛かる確率が新潟に比べ かなり低いと思われます。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 以下のような情報もあります -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 私はJR北海道幕張支店で予約/購入しましたが、クーポンは予約から1ヶ月後 に買いました。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 各船ともブリッジ下に「フォワードサロン」があり、*昼間だけ*無料で開放 されています。『宴会禁止』なので静かです。ソファーと衛星テレビがありま す。AC電源もあります。でも、船首にあるのでロビーより揺れます :-)。 新日本海フェリーで往復する場合、往路のチェック・インの際に復路の分も 処理できます。これによって、復路の港への到着が少々遅れても乗船可能にな ります。(1998年8月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 乗船地のFTに連絡さえ入れておけば、出港予定ギリギリでも乗船可・・・ あくまでも「連絡さえ入れておけば」です。舞鶴FTで私が実際にキャン待ちを 試みた時(8月8日ぐらいだったか、とにかく行きのピーク日)の状況は・・・ ○到着時、30人のキャン待ちがあったがたった5人分ぐらいしかキャンセルは 出なかった。 ○予約をしたが連絡を入れずに出港10分前に到着したファミリーに対して窓口 は・・・ 「すでにキャンセル待ちの人に席を割り当てているので、乗船できません。 途中に連絡ぐらい入れてくれれば事情も違うのですが・・・」どうも道に迷っ たらしいが情け容赦はなし。あの家族は結局北海道をあきらめるしかなかった はずです。私は結局、八戸まで30時間走ったわけです。 ○青函が3日待ちのとき、八戸FTに行くと、30人ほどのキャン待ちはなんと全 員乗れました。 ○小樽FT行きのバスはJR小樽駅前から出てましたが、要確認。 ○敦賀発は急行です。同じような時間に出て、舞鶴はつか翌々朝早朝に小樽に つきますが、敦賀発は翌々20:30に小樽へ着きます。どうせ1泊するわけだから、 早く着いたって意味ないのでは。ただしこの急行はバイク航送のスペースをほ とんどとっていません。ピーク時、ライダーは舞鶴発のほうが予約がとりやす いでしょう。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新潟−小樽を時々利用します。以下は、往路での経験です。 新潟で道に迷ったときがあります。40分くらい前に新潟のFTに電話を入れたと ころ、「電話をいただいたので、15分前まで待ちます。」と言われました。 実際には、30分前くらいに到着しましたが。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= %編集者注: 上記のように幸運にも連絡することによって乗船できた場合もありますが、も しも規定のチェック・イン終了時刻に間に合わないと思ったら、その時刻より 前に乗船予定のFTに電話しましょう。あくまでも運が良ければ :-)予約はキャ ンセルされません。 ・割引 JRで使う学割証がいる。 学割× 往復割引はOK。 ●3-2 ブルーハイウェイライン ・予約 予約を入れて1週間以内にその会社か旅行代理店で発券しなければならない。 取消は手数料有り。変更は無料。予約開始は2ヶ月前(新婚は6ヶ月前、団体 は1年前) 情報が入ってます(1997年7月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ここも、毎年、2ヶ月前に個人予約して、旅行代理店でクーポン発行しますが、 クーポンの購入は1ヶ月まえぐらいです。少なくとも、ブルーハイウエイの大 洗店は”乗船日の1週間前ぐらいまでには買っておいて欲しい”と曖昧なことを 言っていました。 ちなみに、JTBでクーポンを買うと手数料を取られますが、JR北海道は無料です (こんなこと書くと営業妨害になるのでしょうか?)。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 【4】その他あれこれ ●4-1 バイク/車の配送について 通常は、バイク/車に運転者が一緒に付いて乗るものですが、バイク/車のみ の輸送(例えば本人は飛行機)というのも可能です。下船の際、一般的に、自 分(か誰かに頼む)で荷降ろしをすれば只だが、フェリー会社に任せると有償 となるというルールがあります。これに関して以下のような事例も報告されて いるのでご注意を。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 東京でバイクの到着を待っていて、窓口にやはり車を待っているとおぼしきぢ いさんがいて、窓口のおにいちゃんと、「いつ降ろせるの?」「まだです」み たいな会話をしていました。私は、降ろすときにアナウンスでもあるんだろう なと勝手に思って待っていました。で、そろそろ半券に書いてある受けとり時 間かなと思い、さっきの窓口へ行ってみたところ、もう降ろしたので、荷降ろ し手数料○千円いただきます。とか言われて面食らいました(3,000円くらいだ と思いましたが)。当然、自分で降ろせばこのお金はかかりません。預けると きにそういう説明があったわけでもなく、半券等にそんなことは一言も書いて ないし、おまけに荷をおろす前どころか、降ろしてからも何のアナウンスもな かったので、非常に憤慨した記憶があります。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ●4-2 船酔いについて まず、酔い止めの薬について。 船内の売店には置いている場合が多いのですが、必要な方は早めに購入する事 をお勧めします(すぐ売り切れるようです)。ばら売りで無駄なく配れるシス テムをとっているところもあるようです。また、酔い止めのために手首に巻く バンドみたいなものを置いている便があるようです。これを1,000円で貸してく れます。しかも返すとお金は戻ってきます。あまり数がないみたいですから船 に乗ったらすかさず借りにいきましょう。 また、「民間療法」として以下にようなレポートもあります。 大荒れの天売島、焼尻島界隈の便にて。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 大の字に寝て、天井の1点を集中して見つめる。 呼吸は深呼吸にして、ゆっくりと大きく行なう。 頭の中では、楽しい事、好きな事を考える。 時計を見ない。 目はつぶらない。 体は船体の中央になるところで寝る。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= では、どう予防するか? 季節的に荒れそうな時期を避ける。台風が多い夏の終り、低気圧が発生し易い 冬。特に冬の日本海側は大シケになることもおおいです。 船内では、船首側が揺れが大きく、中央部から少し後ろの場所が比較的揺れが 少ないです。その代わりこの辺りは下にエンジンがあるのでうるさいのが難点 ですが。また、雑魚寝の2等より、2等寝台とかのしっかりと眠れる席がいい です。東日本フェリーの短距離航路では、航海中でも積み込まれた自分の車内 にいることができますが、車のサスペションが揺れを大きくするので気分が悪 くなることがあります。 最後に。 「船酔する前にさけ飲んでねりゃーいいべさ(笑い)」 ●4-3 欠航情報 長距離フェリーの欠航情報は、テレビラジオ等で確認できますが、青森発着の それになるとなかなか確認できません。 特に津波などの場合は、晴れていても欠航となりますので、注意が必要です。 東日本フェリーの場合、東京・仙台・青森・函館・札幌のような順に電話がか かりにくいという話ですので、旅立ち前に一発電話を入れる、というのが、基 本となりそうです。 また、長距離フェリーが欠航しても、案外、青森−函館は、生活必需路線であ るため、欠航しにくい、というポイントも見逃せません。 ●4-4 青森発か八戸発か 青森−函館が混んでいる、という場合は、意外にも八戸発着がすいている場合 もあります。特に、トラック便が少ない時期は要検討航路です。盛岡までの間 に電話を入れて混み具合を確かめるのも手でしょう。 ●4-5 ファミリールーム 「家族で行く北海道ネタ」ですが、フェリーに関係しますので、最近の報告か ら(1998年度) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 子どもを連れてフェリーに乗船する場合、チャイルドルームの有無はかなり重 要な要件になると思います。3歳、4歳の子持ちとしてはチャイルドルームの ない船に乗った日には、子どもの相手に疲れてしまいよく休息を取れずに北海 道上陸となりかねません。そんなわけでチャイルドルームのあるフェリーの情 報です。 ○新日本海フェリー・・・・・基本的に新潟、小樽とも10:30発の「フェリー あざれあ」、「フェリーしらかば」 ○東日本フェリー・・・・・・・室蘭−大洗の一部「びくとり」を使用した便 ○ブルーハイウェイライン・苫小牧−大洗の一部「さんふらわあ みと」を使 用した便 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 1997年11月、1998年5月に「さんふらわあ みと」を利用しましたが、シーズン オフのためだったかそれと思われる部屋は閉鎖されていました。 「さんふらわあ つくば」は、チャイルドルームがあったかは不明(多分なか った)。 この他、最近のフェリーは船内でビデオ、衛星テレビを放送していますので、 多客期には子どもが喜びそうなアニメなどもやっていますし、ビンゴゲームや、 甲板で輪投げなどの子ども向けイベントをやっている船もあります。 (ブルーハイウェイラインはやっていました) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 新日本海フェリーでは、すいか割りをやってました。さっきまでフロントだっ た兄ちゃんが司会進行役、という手作りのイベントです。かなり多くの子供が 参加できるのでよろこばれるようですね。 また、プールがついていますが、子供たちが占領し、大人は入れないぐらいに なります。 #このプール、かなり深いので、お子さん用に小さな浮き輪でも持っていくと 便利でしょう。 (1997年報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 青森->函館の1997年7月最後の土曜日朝8時頃の便で、入り口にドアが付いてい る2等船室がご婦人子供用と張り紙があり、チャイルドルームになっていまし た。ただ張り紙があるだけで、遊具があったわけでは無いようですが。 (1997/7報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= フェリーに関するWWWで調査したところ、 1.舞鶴−小樽 新日本海フェリー ○フェリーらいらっく,ニューあかしあ,フェリーらべんだあ チルドルーム 2.敦賀−小樽 新日本海フェリー ○すずらん、すいせん チルドレンルーム 3.新潟−小樽 新日本海フェリー ○ニューはまなす、ニューしらゆり、フェリーあざれあ、フェリーしらかば わからず... 4.直江津−室蘭・岩内 東日本フェリー ○へるめす、はあきゆり わからず 5.大洗−室蘭 東日本フェリー ○びくとり、へすていあ わからず 6.八戸−苫小牧 東日本フェリー ○びるたす、フェリーはちのへ わからず ※私の経験ではなかった、と思う 7.八戸−苫小牧 川崎近海汽船 ○シルバークィーン2 わからず 8.仙台−苫小牧 東日本フェリー ○ばるな、べが わからず ※私の経験ではなかった、と思う 9.名古屋−仙台−苫小牧 太平洋フェリー ○きそ、きたかみ、いしかり わからず ※私の経験ではなかった、と思う 10.大洗−苫小牧 ブルーハイウェイライン ○さんふらわあつくば、さんふらわあみと わからず 11.東京−大洗−苫小牧 ブルーハイウェイライン ○さんふらわあさつま、さんふらわきりしま わからず (1998/7調べ) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ●4-6 その他 会社/航路によっては冷蔵庫に物を保管してくれるサービス、というのをやっ ているようです。これは、例えば帰りにお土産として海産物(鮭、蟹他)を買 ってクーラーボックス等無くてもそのまま持ち帰れる、という技が使えます。 報告があったものでは、 舞鶴−小樽 室蘭−東京 苫小牧−大洗 八戸−苫小牧 の便で利用可能なようです。(有料らしいですが) 注意としては「航行中は出し入れできない」とのこと。 ●4-7 情報収集 -1.WWWによる情報収集 ・海事通信社のページ http://www.fune.co.jp/ この中の定期航路→本州−北海道を選んでください。 ・ブルーハイウェイライン http://www.sunflower.co.jp/ ・太平洋フェリー http://www.cjn.or.jp/taiheiyo/ ・新日本海フェリー http://www.snf.co.jp/ ・青森県三厩−北海道福島間フェリー http://www.hakodate.or.jp/fukushima/sightsee/ferry.htm ・El Puerto/北海道航路のフェリー情報を提供するホームページ http://www.iris.dti.ne.jp/~hermes/index.html -2.各社の住所及び電話番号 ・新日本海フェリー(株) 〒530-0001 大阪市北区梅田2-5-25 梅田阪神第1ビルディング15階 TEL 06-6345-2921 舞鶴−小樽、敦賀−小樽、新潟−小樽 ・東日本フェリー(株) 〒064-0804 札幌市中央区南四条西11丁目 蔦井ビル TEL 011-518-2718 岩内−室蘭・直江津、大洗−室蘭、八戸−苫小牧、八戸−室蘭、仙台−苫小牧 ・川崎近海汽船(株) 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル TEL 03-3502-4838 八戸−苫小牧 ・太平洋フェリー(株) 〒460-0008 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル9階 TEL 052-221-6615 名古屋−仙台−苫小牧 ・(株)ブルーハイウェイライン 〒105-8570 東京都港区海岸1-11-1 ニューピア竹芝ノースタワー10階 TEL 03-5404-4101 大洗−苫小牧 ・東日本海フェリー(株) 〒064-0804 札幌市中央区南4条西11丁目1292-4 TEL 011-518-2780 利尻島−礼文−稚内、江差・瀬棚−奥尻 ・羽幌沿海フェリー(株) 〒078-4120 北海道苫前郡羽幌町港町1 TEL 01646-2-1774 羽幌−焼尻−天売 【5】さらば、近海郵船・東京−釧路フェリー 「ほっかいどガイド」MLメンバーUさんの報告から -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ついに、近海郵船の東京<->釧路便のフェリーが最後の航海を終えました。 11/13に釧路発、11/14東京着が最終とのことで、何回もお世話になった航路で すので、11/14に東京・有明FTまで最後の姿を見に行ってきました。 釧路、十勝ではそれなりのセレモニーもあったようですが、到着地の東京側で はなんのセレモニーもなく、10人ほどのアマチュアカメラマンが来ているのみ で、さびしい最後ではありました。 たまたま、友人が最終便に乗っていたのですが、貨物のドライバーを含めても 30人程度の搭乗だそうで、半分は野鳥の会の団体さんだったそうです。 それにしても、新造されてから7、8年で最後を向かえたバブリーな2船は錆も多 く、あまり手入れもされていないようでした。今後は、中国、韓国に売却され て第2の人生を歩むとのことです。 これで、東京湾発の北海道行きフェリーがなくなってしまいましたが、近海郵 船の貨物専用RORO船(Roll On Roll Off)が乗用車の無人航送を行うかは未定の ようです。 (1999/11/17報告) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ご存知の山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」(主演:高倉健 公開年:1977年) では、赤いファミリア=花田欽也(武田鉄矢)の、北海道の旅の初めが、釧路タ ーミナルでした。 長い間、ありがとうございました。 >> 「サブリナ」「ブルーゼファー」