[3-2-3] 自家用車の旅
                                              ver.6.02     2000. 9. 20.

  このセクションは自家用車やレンタカーで北海道を旅する人に役立つ情報を
掲載しています。北海道の道路事情、道の駅などについても記述していますの
で、バイクや自転車で旅する方も参考にしてください。

1. はじめに
  1.1 車といっしょに北海道へ
  1.2 レンタカー
  1.3 地図
2. 北海道の道路事情
  2.1 一般道路
  2.2 高速道路
  2.3 冬季の道路について
  2.4 ガソリンスタンド
3. 北海道おすすめの道
4. 北海道おすすめでない道
5. 北海道渋滞する道
6. 道の駅

1.はじめに


1.1 車といっしょに北海道へ

[フェリー]
  北海道に自分の車を持って行くならフェリーが最適でしょう。本州と北海道
を結ぶフェリーに関する情報は [3-1-2] 「フェリーで行く北海道」に詳しく記
載されています。そちらを参照して下さい。

[カートレイン]
  どのようなものか簡単にいいますと、フェリーの鉄道版です。車は貨物車に乗
せて、人は同じ列車の寝台車へといったものです。1997年まで毎年北海道と本州
(東京など)の間を運行していましたが、利用客減などで休止していました。
  1999年は札幌と青森の間で運行されていましたが、2000年は運行されていない
ようです。復活しましたら、またご紹介します。

1.2 レンタカー

  フェリーで北海道へ行くにはそれなりの時間が必要です。鉄道や飛行機を利
用して北海道に渡り、レンタカーを使って北海道を旅行すると時間の節約にな
ります。レンタカー会社は道内の主要都市、空港、主要駅にあります。

[ハイシーズン]
  7/1〜8/31までをいいます。この期間は旅行者が多いので早めに予約をしてお
いた方が無難でしょう。また、この期間の北海道のレンタカー料金は本州各地
の夏料金よりさらに1000円から2000円程度高くなります。

[乗り捨て]
  レンタカーを借りた店ではなく別の支店に車を返却することで、乗り捨て料
金が必要となります。同一市内、同一エリア内(エリア区分は各レンタカー会
社で定めています)は無料にしている会社もあります。そのサービス内容は各
会社によって異なりますので、予め確認してください。

  レンタカー会社によっては、「ワンウエイレンタル」などと呼んでいるとこ
ろもあります。空港で借りて近隣の市街地で返すなどのように同一エリア内の
営業所間を無料とする制度は多くのレンタカー会社で実施していますが、この
他に特定のエリア間は無料というところもあります。
例えば、http://www.mrl-mazda.co.jp/areafree/area031.html など。
また、割り引きプランによっては北海道内どこでも乗り捨て無料というところ
もあります。(後述)

[走行キロ制限]
  レンタカーの料金は借りている期間によって決まりますが、北海道内だけは
走行距離が所定のキロ数を越えると 1 km あたり数十円程度の割増し料金がか
かるのが一般的です。数十円なら大したことはないと思っていると、北海道内
では距離が伸びがちになりますので、数十円×数百 km で結構な金額になるこ
とがあります。
  割り引きプランによっては距離料金がかからないものがあったり、会社によ
っては会員カードを示すと距離料金がかからないところがあったりします。事
前に良く調べて予想外の出費がないようにしたいものです。

[割り引きプラン]
  各社いろいろなプランがあるようですが、「とほ」([3-3-1]参照) に掲載さ
れている「とほレンタカープラン」http://www.toho.net/cm/matuda.gif など
はかなりお得なものの一つではないでしょうか。
  単に借りるだけでも通常料金より安くなっている上、前述の乗り捨て料金や
走行距離料金がすべて無料となります。
  「とほ宿」の宿泊とのセットというわけではなく、予約時に「とほレンタカ
ープラン」と言うだけで OK です。


1.3 地図

  自家用車で旅行をする場合に道路地図は必要ですね。いろいろな北海道道路
地図が出版されております。地図に関する情報は[3-3-2] ほっかいどうの情報
入手(本、www、etc) の章をご参考下さい。
  カーナビがついている車でもカーナビ任せに走るのではなく、地図やこの章
の  3. 北海道のおすすめの道 の項を参考にして自分なりのドライブルートを
設定されてみてはいかがでしょうか。

2.北海道の道路事情

2.1 一般道路

[ダート事情]
  北海道は一般道路網が良く整備されており、一般に道幅も広い上に交通量も
少なく、快適なドライブが可能です。最近は国道、主要な道道(どうどう:いわ
ゆる県道のことです)の舗装が進み、未舗装路(ダート)を走らなければ行けな
いような場所は少なくなってきました。とはいえ、一歩幹線道路から外れると
即ダートという所もありますし、全面舗装に見えても途中で急に舗装が切れる
こともあります。どうしてもダートを走りたくない場合は、事前に地図で調べ
ておきましょう。

[道路情報]

・有珠山噴火の影響
  2000年3月の有珠山の噴火の影響で2000年7月現在高速道路、国道などの一部
に不通区間が発生しております。詳細は、

     北海道警察本部 交通管制センター 011-251-0110(内)4267, 4268

や、以下の道路情報などでご確認のうえ通行下さい。


・北海道開発局
  1998年11月より北海道開発局が道路情報提供を開始しております。情報は電
話、FAX、インターネットで取り出すことができます。 1998年11月現在の情報
提供ポイントは 中山峠(国道230号線)、日勝峠(国道274号線)、石北峠(国
道39号線)、日高自動車道沼ノ端東IC です。

  電話:011-708-8675 音声案内に従って操作します。
                     0# 全峠、1#中山峠、2# 石北峠、3# 日勝峠
  FAX :011-708-8676 音声案内に従って操作します。
                     0# 全峠、1#中山峠、2# 石北峠、3# 日勝峠
  インターネット:http://www.hda.go.jp/hdb/
        国道230号中山峠 ・国道274号日勝峠 ・国道39号石北峠・日高自動車
        道沼ノ端東I.C ・一覧表示 のメニューがあります。

・道路交通情報センター
        北海道情報                     011-281-6511
        北海道高速情報                 011-891-8111
        JHハイウェイテレフォン・北海道 011-896-1620(札幌)
                                       0166-54-1620(旭川)
                                       0143-59-1620(室蘭)
                                       0155-42-1620(帯広)

・テレビ、ラジオ
  日本道路交通情報センターのweb page
        http://www1a.mesh.ne.jp/jartic/bcmenu/hokkaido.html
  には、北海道の放送局の道路交通情報放送予定時刻があります。

[速度注意]
  郊外の道路では、制限速度の標識のない法定速度(60km/h)区間が多いです。
こういう区間での地元の車の巡行速度は高速道路並みですが、街に近付くにつ
れて 50km/h, 40km/h,ときには 30km/h の制限速度の標識が出現し、地元の車
も速度を落とします。制限速度の変わり目や、車線の数が変わる所などで速度
取り締まりが行われることが多いので、注意しましょう。
  一般道路にもオービスがあります。ここではその位置は書きません。そんな
ものにお世話にならぬようスピードは控えめに安全運転を心がけてください。

[追い越し注意]
  郊外でははみ出し禁止でない区間も多く、対向車線を使ったハイスピードで
の追い越しが頻繁に発生します。特に、はみ出し禁止が終わった直後など、先
頭の遅い車を後続車が次々と追い越しにかかります。一緒になって追い越す場
合も対向車線に注意してください。  あなたが走っている速度以上で対向車が
走っている場合もあります。対向車線を走っているのがバイクだと、小さく見
えるため、距離感やスピード感を誤認しがちになります。正面衝突の危険もあ
るので十分注意してください。

[動物注意]
  北海道の道路には動物注意の看板が多数見られます。鹿やキツネが道路に出
てくることもしばしばあります。いきなり飛び出してくる場合もあるので十分
注意して走行してください。鹿と衝突して車が大破したという話もあります。
  牧場地帯では、牛や馬が道路を横切って移動しているところにでくわすこと
もあります。特に朝や夕方に多いので注意してください。

  わたしが10月の中旬、夜に国道38号線を北見から旭川方面へ走っていたとき
のことです。石北峠頂上手前の山道でいきなり何かが前を横切りました。一瞬
の出来事でした。幸いその物体は車にもあたることなく暗闇に消えていきまし
た。おそらく鹿だと思います。もしぶつかっていたらと思うとぞっとします。

[カントリーサイン]
  北海道の主要道路の市町村境界にある、まちのシンボル表示と一体となった
市町村案内標識です。これを見るとそのまちの特産品や観光名所が分かるよう
になっています。礼文島や奥尻島など島全体が一つの町になっているところに
もあります。このカントリーサインを一つ一つ写真に撮って集めている人もい
ます(わたしもその一人です。。。)。高速道路のカントリーサインと一般道
路のカントリーサインは異なります。

[なんだろう]
  北海道を走っていると

 +----+         +----+
 |    ↓         ↓    |
 |                     |
 |                     |
 |                     |
 |/~~~~~~~~~~~~~~~~~~~\|
 |                     |
       道路断面図

こんなものにでくわすことでしょう。積雪地帯に住んでいる人にとっては珍し
い物ではないと思いますが、そうでない人にとっては用途のわからない不思議
な標識です。これは積雪の際に路肩の位置を知るためのしかけです。道の脇に
立っている赤白まだらのポールも用途は同じですが、比較的積雪の少ない場所
に設置されています。ポールでは足りない場所では上から路肩を示すわけです。

2.2 高速道路

  本州に比べて道が広く、交通量が少ない北海道は一般道路でも快適に移動で
きるために、「高速道路なんか使わないよ」と思っている方も少なくはありま
せん。ですが、都市部近郊では渋滞が発生することもありますし、限られた時
間で有効に旅行するためにも高速道路をうまく活用してみてはいかがでしょう
か。

[路線]
  北海道は高速道路網の整備が進められていますが、まだ未発達です。
現在開通している主な路線は以下の通りです。

   道央自動車道     : 長万部IC〜室蘭〜千歳〜札幌(*)〜滝川〜旭川鷹栖IC
   札樽自動車道     : 札幌(*)〜小樽IC
   道東自動車道     : 十勝清水IC〜池田IC
   苫東自動車道     : 苫小牧東IC〜沼ノ端西IC(道央道苫小牧東ICと接続)
   深川留萌自動車道 : 道央道深川JCT〜深川西IC
   夕張自動車道     : 道央道千歳恵庭JCT〜夕張IC

   (*) 札樽自動車道と道央自動車道は直結しています。

[有珠山噴火の影響]

  2000年7月18日現在、虻田洞爺湖仮出入り口〜伊達ICの間が不通となっています。

[割引チケット]
  1998年から夏期に割引チケット(『夏得ハイウェイチケット』)が発売されて
おり、2000年も発売されます。札幌近郊発着のチケットですので、旅行者には
使いづらいかもしれませんが、うまく活用してみて下さい。今年は南チケット
が有珠山噴火の影響で、登別室蘭ICまでの区間となっています。

  2000年『夏得ハイウェイチケット』
    出発地(札幌近郊)と周遊エリアまでの往復券
    周遊エリア内で最大2回乗り降り可能
    通用区間路線内の170箇所の観光施設等の優待券や、次のSA等のスナック
    コーナーの無料コーヒーサービス券が附属
    ○道央自動車道 野幌PA, 岩見沢SA, 砂川SA, 輪厚PA, 樽前SA, 有珠山SA
    ○札樽自動車道 金山PA

  ・割引率       約20%
  ・通用期間     2000年7月20日(木)から10月9日(月)
  ・対象車種     軽自動車等、普通車及び中型車

   1. 北チケット: 道央自動車道  札幌IC〜旭川鷹栖IC
                   出発地        札幌IC〜江別東IC
                   周遊エリア    岩見沢IC〜旭川鷹栖IC
                   軽自動車等 4,100円 普通車 5,200円 中型車 6,100円
   2. 南チケット: 道央自動車道  札幌南IC〜登別室蘭IC
                   出発地        札幌南IC〜苫小牧西IC
                   周遊エリア    白老IC〜長万部IC
                   軽自動車等 3,600円 普通車 4,400円 中型車 5,200円

   JH北海道支社 地域広報課 011-896-5211
                           http://www.japan-highway.go.jp/

2.3 冬季の道路について

  冬道の運転は大変危険です。ちょっとしたことで大事故につながります。冬
道の運転に慣れてない方は極力車の運転を避けるべきでしょう。ここでは、冬
道の運転に関する注意が述べられていますので、冬道を運転する方は参考にし
て下さい。また、[2-4-5] 冬  の章にも冬道運転に関する情報が掲載されてい
ますので、そちらも参考にして下さい。

[冬道]
  冬季は全道的に道路に積雪が見られます。主要都市を結ぶ幹線道路は24時間
体制で除雪が行われますが、夜間の除雪は行われない道路などもあります。
  また、積雪のため通行止になる道路もあります。代表的なものに知床峠、美
深峠などの冬季閉鎖があります。一般に北海道の「冬季」は期間が長く、最も
長い場合 10月下旬から 6月上旬まで通行止になる道路もあります。 季節の変
わり目に旅行する場合は、閉鎖情報や開通情報に注意しましょう。

  冬季の北海道では、高速道路でも本州と比べると驚くほど積雪があったりし
ます。また、速度規制がなかなか行なわれないこともあります。そういう場合
でも、地元の車は雪道に慣れているのでかなりの速度で走っています。こうい
う時は無理してペースを合わせないこと。自車の後ろに車がたくさん繋がるよ
うでしたら、広くなっている場所で先に行かせましょう。くれぐれも用心して
運転して下さい。

  主要道路は除雪が行われていますが、僅かでも積雪がある場合、車線変更に
ご注意下さい。車線と車線の間に雪が溜っているような場合には、かなり慎重
に車線変更をしないと、ハンドルをもっていかれます。当然滑り易い路面でハ
ンドルをもっていかれますから、車は大きく振られます。

  なお、「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」により、指定さ
れた地域内の積雪または凍結の状態にない舗装道路でのスパイクタイヤの使用
が禁止されています。実際、指定された地域ではほとんどの車がスタッドレス
タイヤを履くようになりました。逆にこの規制の対象外となった地域では、ま
だスパイクタイヤを履いた車を見かけます。
  また、スパイクタイヤが禁止になった為、最近は脱着式のスパイク等も売ら
れています。タイヤの溝にはめ込む形式のものです。アスファルト露出路面の
場合、この脱着式スパイクも禁止対象になるそうです。

[アイスバーン]
  恐いのはアイスバーン、表面がつるつるになった氷の道路です。スパイクタ
イヤが使用されていたときは、スパイクタイヤが氷を削って表面のつるつるを
取り除いていましたが、スタッドレスタイヤに切り替わって、アイスバーンが
増えました。交差点付近の道路が凍結していると発進の際タイヤが空回りして
さらに道路をつるつるにしてしまい、アイスバーンよりもさらにつるつるなミ
ラーバーンとなってしまいます。こうなると最悪です。ますますタイヤが滑る
ので発進に手間取って渋滞が発生し、さらに追突事故の起こる危険性がぐーん
と増してしまいます.

  また、夜間の走行にも十分な注意が必要です。特にアイスバーンは暗いとよ
く分からない(近くにくるまで、アイスバーンと分からないものをブラックア
イスバーンと呼びます)ので、夏道と同じように走っていると大事故につなが
ります。注意して下さい。

  FF車は発進時に前輪から加重が抜けてすべりやすく、道路が傾いていたりす
ると低い方向へひきずられます。
  FR車やMR車に乗る方も注意が必要です。後輪駆動車はFF車に比べて滑りやす
いです。コーナーではフィギュアスケート選手も真っ青な回転をすることもあ
ります。
  4WD車はアイスバーン上での発進は2WD車に比べて楽ですが、滑ることには変
わりありません。やはり注意して下さい。

  少し古い話しですが、筆者が levin(TE71:FR車)に乗っていたとき、 停止
している状態(信号待ち)から発進して左折したとたん 1回転したことがあり
ます。左折した先が橋になっており、道路が少しかまぼこ状になっていたため
に回転しやすかったのだと思います。 幸いきれいな 1回転をして、何事もな
かったように車は走り出しましたが、とてもびっくりしました。

[春先の道]
  春が近づいてくると雨が降ったり、気温が上がったりして雪が融けだしてき
ます。アスファルトの上の積雪が多く残っているところ(一般的に主要道路で
はなく、住宅地の中の道など)では雪がシャーベット状になり、車がはまって
動けなくなることもあります。こうなると自力での脱出ができなくなり、通り
すがりの人や車に助けてもらうことになります。
  このような時期、大きな 4WD車(パジェロなど)に乗っているとあちこちか
らお呼びがかかる人気者になれます;-)。

2.4 ガソリンスタンド

[ガソリンスタンド事情]
  早朝や夜に北海道に到着するフェリーに乗って、そのままどこかへ走ろうと
計画しているあなた、ガソリンは大丈夫ですか?  フェリー乗り場近くには早
朝、深夜にもあいているガソリンスタンドがありますが、ここで給油を忘れる
と途中で非常に悲しい目に遭います。
  冬季にディーゼル車で北海道に上陸された方もここで、軽油を入れましょう。
寒冷地仕様の軽油でないと軽油が凍り付いてしまい、車が動かなくなります。

  人口の少ない地方へ行く場合、数十キロにわたってガソリンスタンドに出会
わない、ということも北海道ではさほど珍しいことではありません。また、ガ
ソリンスタンドに出会っても休日で営業していないということもありますし、
夜も早い時間に閉まっているといったようなこともあります。

実話:夕方に海に行こうと思い立ち、札幌から積丹半島方面へドライブに。
      道中ガソリンが少ないことに気づいて、入れようとしたけれどスタン
      ドはすでに閉店(夜8時ごろ)。近所でガソリンスタンドの店の人の
      家を尋ね、わざわざ店の人を呼び出して入れてもらったそうです。
      みなさんはこんなことのないように。

  さらに、ハイオクガソリンを置いていないスタンドも結構あります。こうい
う地方を走るときはガソリンの残量に注意して早め早めの給油を心掛けましょ
う。

[ホクレン]
  本州で普段よく見かけるメーカーのガソリンスタンド以外に北海道では黄色
い店舗が目印のホクレンのガソリンスタンドがあります。そのガソリンスタン
ドのサービスのひとつに ZigZag と呼ばれる毎年発行される地図があります。
道南・道央編、道北編、道東編と3部に別れており、道路地図だけでなく、付近
の観光名所や史跡などが掲載されています。結構使える地図だと筆者は思って
おり、毎年集めています。
  さて、その地図の入手方法ですが、2000年はこれまでと少し変わり、スタン
プ方式になりました。10Lの給油でスタンプ1つ、4つたまると地図と交換とな
りました。
  2000年のプレゼント期間は
   7/ 7(金)-16(日)   道東編 (チャリティー100円以上)
   7/21(金)-31(日)   道北編
   8/ 4(金)-13(日)   道南・道央編
です。スタンプカードには12個のスタンプ欄があり、全部貯まるとダブルチャ
ンスで灯油のプレゼントがあります。さすがに道外の方には別の商品になるそ
うですが、道外の人は三つ全部揃えることも大変ですね。
  1999年までは、給油したスタンドで、すでにプレゼント期間が終わっている
「**の地図余っていませんか?」なんて聞いてみると、「あるよ、持ってい
きな」なんてこともあったんですが、さて、2000年からはどうなるんでしょう。

[モダ石油]
  北海道では、安いことで有名です。100 円で現金会員カードを作ら
なければなりませんが、満タン1回でもとがとれます。概ね、他より
リッター当たり 5円安いです。美々(千歳)、鷲別(室蘭)、日高門
別、旭川、札幌市内などあっちこっちにあります。私は旅人なので、
1 年に数回利用する程度なのですが、20リットル以上じゃないと10円
高いとか、会員カードの有効期限は 1年だとか、行くたびにシステム
がちょこちょこ変わっているので、給油する前に確認した方がよいで
しょう。
  また、モダの前後のガソリンスタンドは対抗するため、同じ価格で
売っていたりもしますので、特にたまにしか利用しない旅人は損得を
勘定して利用しましょう。(と言っても合計金額でコーヒー 1 杯ぐら
いの違いですが^^;)


3.北海道おすすめの道路

  ここでは、ほっかいどガイドMLのメンバーや一般の読者から寄せられた声を
もとに、おすすめの道路をご紹介します。コメントはあくまで個人の主観に基
づくものであることをご了承下さい。
  なお[1-x-x]というコードはほっかいどガイドの関連する章番号です。

[オンロード編]
・朝里〜定山渓の道(朝里峠):[1-3-3]
        北海道の広くてまっすぐな道に飽きたならこの道がおすすめ。道幅は
        ちょっと狭いですがコーナリングを楽しめます。峠付近には、北海道
        では珍しくバイクの峠小僧たちがたむろしています。
        道幅が狭く、コーナーが多いのでペースはそれほど上がりませんが、
        国道5号線の渋滞がいやな人にはお勧めです。ただし、週末には、定
        山渓〜札幌間が結構渋滞するので注意。

        全線かは判りませんが、朝里峠は広いきれいな道が出来ているはずで
        す。また、上述の旧道は通行可能かどうかも判りません。ご存知の方
        は御一報下さい。

・積丹半島当丸峠(道道998号):[1-2-1]
        高速コーナーの続くワインディング。峠からの眺めはとても良いとい
        うほどのものではありませんが、全面舗装の道路で快適なドライブが
        可能です。

・道道 456号岩内〜ニセコ間、道道314号湯本温泉〜倶知安間:[1-2-1]
        この道はまさに「ワインディングロード」と呼ぶにふさわしい道です。
        岩内方面から湯本温泉まで登ってくると倶知安方面(314号)とニセコ
        方面(456号)に分かれますが、どちらも北海道の雄大さを十分満喫で
        きる道路だと思います。

・洞爺湖の周りの道:[1-2-2]
        アップダウンがかなりありますが、景色はいいです。湖畔を走りなが
        ら湖が一望できます。

・オロフレ峠(登別〜壮瞥):[1-2-2]
        バイク野郎にはいい道だと思います。車でも十分楽しめます。ちょっ
        と脇道(旧道)に入ったところに展望台があります。

・麓郷街道:[1-4-2]
        富良野から麓郷へ布部川沿いを走る道。緩やかなカーブの続くとても
        走りやすい道です。自転車で富良野から麓郷へ行く場合は、行きは緩
        やかな坂がずっと続くので少々しんどいかも知れませんが、その分帰
        りは楽でしょう。秋は紅葉が綺麗です。麓郷から布札別へ抜け、波状
        丘陵に行くこともできます。斜線道路に抜ける場合、一部未舗装路が
        残っているので注意。

・上富良野〜旭川の国道237号の裏道:[1-4-2]
        上富良野から国道237号を旭川方面に向かうと、以下のような交差点
        が現れるので、これを左折して日進方面に向かいます。

                          旭川
                           |
                 hotel hops|
        日進<<-------------+-----上富良野市街
                           |
                          R237

        この道を道なりに進むと、道道581号、道道509号を経由して旭川の西
        聖和という所で国道に戻ります。西聖和に出る前に素晴らしい波状丘
        陵が見られる所があります。晴れた日だと、波状丘陵の向こうに旭岳
        がくっきりと見えます。

・かなやま湖畔の道:[1-4-2]
        交通量が少なくゆったり走れる湖畔の道。紅葉が美しい。

・国道452号線(桂沢湖〜芦別):[1-2-3][1-2-4]
        札幌から富良野へ行くときに、国道12号線や国道275号線を使うより
        も早く移動ができます。また、交通量も少なく(信号がほとんどない)、
        かなり快適に移動できます。

・ベベルイ基線(零号線) (富良野市): [1-4-2]
        斜線道路の途中から、「ラベンダー羊ヶ丘」なる怪しげな看板に従っ
        て山の方へ入る。工事中で通行止めが多いが、途中ポプラ(?)並木も
        あり、景色が非常にいい。

・国道273号上士幌〜層雲峡間:[1-4-1][1-5-4]
        鉄道跡あり、温泉あり、歴史を感じさせる集落の廃墟はあり、景色は
        よし、チャレンジしがいのある厳しい坂はありで、北海道のサイクリ
        ングコースの中でもおすすめだと思います。上士幌から上っていくと
        糠平湖を過ぎたあたりから、原生林の中の一本道が続きます。三国峠
        付近は、高速ワインディングを堪能できます。なお、三国峠は、車が
        通行できる峠としては道内最高所。
        かつての交通の難所、ダート国道 60km は、現在、全舗装化に伴い通
        年通行可能となっています。

・二十間道路から日高町へ抜ける道:[1-5-1]
        サラブレッドの牧場の真ん中を通るたいへん気持ち良い道です。

・黄金道路(国道336号広尾〜庶野間):[1-5-2][1-5-4]
        トンネルと覆道が連続するダイナミックな海岸道路。巨費を投じて建
        設されたことからこの名がついた。山側は断崖が迫り、海側からは強
        い風が吹き波しぶきが道を洗う。見通しが良くないためはみ出し禁止
        区間が多い。難工事であったことから、お出になるとの話も‥‥

・ナウマン国道(国道336号広尾〜十勝川河口):[1-5-4]
        以前、この道はずーっとダートが続き、民家も少ないこともあってオ
        フローダーの天国のように言われていましたが、現在では完全舗装の
        素晴らしい道となり、まさに「ナウマンハイウェイ」です。最近十勝
        川河口の橋も完成し、川を渡るのに豊頃方面へ迂回する必要がなくな
        りました。広尾方面から釧路方面およびその逆を急ぐ時は絶対におす
        すめです。あっという間に着いてしまいます。

・道道73号と並行して走る道(池田〜豊頃間):[1-5-4]
        北のコタンの近くから利別川、十勝川に沿って走っている道で、十勝
        平野の広さを満喫できる道です。この道は交通量も少なく適度なアッ
        プダウンもあり、バイクで走るのに良い道です。(自転車では少しつ
        らいかも?)

・道道102号:[1-6-1]
        国道244号線の藻琴湖から人里を抜けて牧場の間を走って行くと小清
        水峠へ。斜里岳を正面に左右に広がる雄大な景色。更に藻琴山の麓を
        周ると眼下に屈斜路湖。ワインディングで急激に高度を下げて屈斜路
        湖畔で国道391号線へ。ゆったりと楽しめる道です。

・道道123号厚岸〜霧多布間:[1-6-2]
        この道は交通量が少なく、原生林や海岸線の景色も良いのでおすすめ
        です。「アヤメヶ原」「涙岬」「琵琶瀬展望台」等の見所もあります。
        全舗装ですが、ブラインドコーナーもあるのであまり景色にみとれな
        いように。

・厚岸と標茶を結ぶ道道14号:[1-6-2]
        道の両側に起伏のある牧場が広がり快適な展望が続きます。気分最高
        です。

・道道142号落石厚岸線:[1-6-3]
        林の中を走る道路です。車は少ないし、舗装はいいし、快適に走れま
        す。朝7時ごろ走ると鹿に出会えるかもしれません。

・ミルクロード(開陽台へ向かう道):[1-6-3]
        いわずと知れたミルクロードです。直線道路なのですが、アップダウ
        ンが激しい道路です。結構な高低差があります。

・国道244号線(根北峠):[5-3]
        斜里まであと数kmというあたり、越川周辺を斜里方面へ走ります。す
        ると、目の前にオホーツク海を望む素晴らしい景色!  道は奇麗でまっ
        すぐだし、天気が良いと最高です。ついでに、近くの越川温泉(渋い
        町民浴場)でひと風呂浴びると気分も壮快(^-^)

・道道13号大坂山付近(標茶〜虹別間):[1-6-5]
        標茶から来ると、丘を越えて一気に視界が開ける場所があって最高で
        す。

・野付半島の道:[1-6-3]
        道の両側に海が迫る道です。天気が良くて波がないと最高ですが、波
        が荒いとこんなにさいてーの道もありません。こんなときに自転車で
        はつらいでしょう。

・北25号線 (中標津町) 正式名称不明:[1-6-3]
        牧場の中をひたすら直線でつきぬける。多和平と開陽台を結ぶ道なの
        で好き :-)

・国道243号線:[1-6-1][1-6-3]
        網走と根室を結ぶ国道243号線(美幌までは国道39号線、厚床からは国
        道44号線と重複)自体、畑作地帯→阿寒国立公園→酪農地帯と風景の
        変化が楽しい道ですが、なんといっても美幌峠がお勧めです。ここは
        高速ワインディングといい、風景といい知床横断道路に引けをとらな
        いと思います。

・知床横断道路(国道334号ウトロ〜羅臼間):[1-6-5]
        知床半島のほぼ中央を横断するワインディングロードです。ウトロ側
        は高速コーナー、羅臼側は中低速コーナーと対照的な構造になってい
        ます。車/バイクの場合は羅臼側からの方が面白いでしょう。自転車
        だとウトロ側から登った方が楽です。
        運が良ければ山の斜面で鹿が草を喰んでいる場面を見る事ができます。
        例年、5月連休から通行できます(注)。
        そのころですと、数mの雪の壁の中を走ります。除雪をしてあるので、
        オートバイでも通行できます。だたし、突然の吹雪で通行止めになる
        ことも良くあります。

    注:例年4月末に開通しますが,積雪状況によって開通時期が変わります。
       夏期は 24時間通行可能ですが、4月下旬から 5月末にかけては夜間
       通行止めになります。天候によっては昼間でも通行止になります。
       1999年の場合、開通から5月18日までは 15:30〜翌日10:00 の時間が
       夜間通行止め、5月29日までは 16:30〜翌日 9:00 の時間が夜間通行
       止めでした。詳細は
       http://www.ohotuku26.or.jp/shari/shiretoko/traffic/traffic.htm
       をご参考下さい。

・国道334号線:[1-6-5]
        知床と言えばどうしても知床横断道路がクローズアップされますが、
        羅臼と美幌を結ぶ国道334号線も知床国立公園→海岸線→畑作地帯と
        風景の変化が楽しい道です。

・道道93号ウトロ〜知床五湖間:[1-6-5]
        五湖の手前に登り下りのないほんとにまっすぐな道があります。

・霧立国道(国道239号線 士別〜苫前):[1-7-1][1-7-4]
        北海道らしさにはやや欠けますが、交通量は少なく適度にワインディ
        ングしていて走りやすい道です。途中になんの見所もありません。車
        や自転車を使う方にとっては単なる通り道だと思いますが、バイクで
        回っている方はツーリングに最適の道です。苫前〜添牛内間の約55km
        は、高速コーナーの連続で大排気量車にはこたえられないでしょう。

        また、士別側にトヨタのテストコースがあり、ところどころで中が覗
        けるポイントがありましたが、最近木を植えて見えなくしているとの
        情報もあります。

・道道106号天塩〜稚内間:[1-7-1][1-7-3]
        交通量の少ないシーサイドライン。西に利尻富士、右にサロベツ原野
        を見ながら走るいかにも北海道らしい道です。この区間は途中にガソ
        リンスタンドがないので注意が必要です。
        この道路は南から北への一方通行です。と言うのは嘘で、南から北へ
        向かうのが正しい通行方法です。と言うのも嘘ですが、ぜひ北上した
        い道です。

        (ML会員 Yさんからの注意)
        オートバイ、自転車、徒歩の人は、雷雨の恐れがあるときは行かない
        方がいいです。途中、吹雪用待避所が1カ所にあるだけで雷から隠れ
        るところがありません。以前ここをオートバイで通った時に雷雨に遭
        い、自分の近くに雷が落ちまくる中を死を覚悟してつっ走ったことが
        あります。

・国道238号稚内〜紋別間:[1-7-2][1-7-3]
        オホーツク海沿岸を走る交通量の少ないルート。景色は比較的単調で
        すが、さびしく、なにもなく、牛だけが草を食む、といった雰囲気が
        良いです。

        流氷が着岸している時の光景は格別です。宗谷岬〜浜頓別は、何個所
        かで崖の上を走行します。この時、流氷が僅かに離岸してくれていて
        天気がいいと、青く輝く流氷を堪能出来ます。

・国道231号線:[1-3-2][1-7-1]
        本州の日本海沿岸とそんなにイメージは違いませんが、空いているし、
        道幅も広いです。

[オフロード編]

・芦別(国道38野花南付近)と美瑛(美馬牛)を結ぶ道道70号:[1-2-4][1-4-2]
        山越えの部分はまだほとんどがダートです。ごく一部狭いところもあ
        りますが、全体的に道幅はあり、それほど急坂もなく、路面もフラッ
        ト、変化もあります。 本格的ではありませんが、 普通車でダートを
        走ってみたい人にもお勧めです。そこそこのペースで走れますが、対
        向車も(この手の道路にしては)あったので気を付けてください。
        峠付近美瑛側で道幅が狭く砂利が深いので注意してください。大きい
        オートバイでは辛いかもしれません。

・道東大規模(スーパー)林道 (白糠−浦幌):[1-5-4][1-6-2]
    北海道で 1番のロングダート。全線で約80Kmあります。ルート中は、
    枝道も多く迷いやすいので注意。入るときにはガソリン満タンを忘れ
    ずに。ガレ場有り、アップダウン有り、鹿の飛び出し有り、のかなり
    ハードなコースです。なお、ゲートがあり、道路の状況により閉鎖さ
    れている事が良くあるようですので、注意してください。。
    上茶路側から入る場合は、R392を白糠側から北上するとやがて左手に
    道東林道の看板と木のでかい看板があるので分かり易いです。本別か
    R392を来た場合、二股の交差点から 3km ぐらい白糠に下った所です。
    留真温泉側から入る場合は、留真温泉の前を通り過ぎていけば、その
    まま林道入り口にたどり着けます。

        ***************** 注意 *****************
        この林道ですが、残念ですが 1999年6月末現在「通行止め」となって
        います。ML会員が問い合わせたところ以下のような説明をいただいて
        います。

        警察からの説明:
        崩落が頻繁におこり、一般通行に支障をきたすために、町役場に補修
        するよう連絡している。補修が終わらないまでは「通行止め」にする
        よう勧告した。

        町役場の説明:
        警察からの連絡により通行止めの規制をひいている。崩落個所の補修も
        行いたいが、予算の都合がつかない。また、学術調査などでの進入に関
        しては事前に届け出を出して欲しい。

        営林署の説明:
        関係方面から通行止めにするよう連絡があったので基本的には通行止め
        である。それでも進入する車両が絶えない。また他のルートからでもこ
        の林道に入れてしまうのも問題と考えている。あくまでも自己責任とい
        う判断をしている。

        決して無理して通ろうとしないで下さい。最新の雑誌でもこの林道が紹
        介されているなど、通行できると錯覚を起こしそうですが、現状は道が
        大雨で流されているなどかなり危険な状態です。復旧工事も行われてい
        るようですが開通の見通しは立っておりません。一日も早い復旧を祈り
        ましょう。
        ****************************************

・町営常呂川本流林道 (十勝三股−置戸):[1-5-4][1-6-4]
    置戸町の鹿の子ダムから、勝北峠を越え、R273十勝三股に抜ける林道。
    鹿の子ダムから勝北峠まではフラットで締まったダートが続く。勝北
    峠から十勝三股までは、道幅は狭いが走りやすい。渓谷沿いに走るが
    ガードレールがないので無理をしないように。距離は30km弱。初心者
    でも走破可能。

・鶴居村−ヒョウタン沼 (鶴見峠):[1-6-1][1-6-2]
    鶴居村から阿寒ヒョウタン沼に抜ける道。鶴見峠からヒョウタン沼側
    は多少砂利が深く、深砂利のタイトコーナーもあります。オンロード
    バイクでは辛いかも…ここ鶴見峠からは雄阿寒岳と阿寒湖の見事な景
    観を楽しめます。鹿がうろついている。ダートは10km強。

・池の湯林道:[1-6-1]
        摩周湖と屈斜路湖のちょうど間を走る国道を南下して、硫黄山の近く
        を過ぎたあたりに入口があります。そこから屈斜路湖まで、約10kmの
        林道です。一応ダートですが、結構走りやすい道で、湖畔の池の湯の
        近くまで続いています。林の中を走る道です。秋には周囲の林が黄色
        く色づいて、その中を走る事になります。なお、林道内はヒグマの生
        息地なので危険。通行には、営林署(01548-2-2161)にて入林の許可が
        必要かもしれません。
        ついでに、林道から少し離れたところにあった硫黄山温泉の跡地へ行
        き、放置されている湯船にお湯を入れて入ってしまうというのが通で
        す(爆笑)。

[番外編]

・小樽のフェリー乗り場から国道5号線に出る道:[1-3-3]
        私はいつもフェリーで小樽港に朝早く(5:00am〜6:00amくらい)着くの
        ですが、フェリー乗り場から5号線に出た時、北海道に上陸した、と
        いう実感が湧きます。逆にフェリー乗り場へ着いた時は、今年の夏も
        終った、と感じます。

4. あまりおすすめでない道

・国道12号美唄〜砂川間:[1-2-3][1-2-4]
        「日本一長い直線道路」らしいのですが、単なる市街地で信号も多く、
        その「直線さ」を実感できません。

・国道5号蘭島付近:[1-3-3]
        小樽と函館方面や積丹半島を結ぶ幹線道路ですが、信号の多い片側 1
        車線の区間のため、夏場は常に混んでいます。小樽から函館方面へ向
        かう場合は、国道393号、道道仁木赤井川線を経由した方が早いでしょ
        う。

・札樽自動車道:[1-3-3]
        高い! 札幌西〜小樽で普通車 750円、軽自動車/2輪車 600円です。
        しかし、国道5号線が混んでいる場合は、その混み具合により 20分〜
        2 時間の節約になります。
        ただし、夜小樽から札幌方面に向かって走ると札幌の夜景がきれいで
        す。

5.北海道渋滞する道

  渋滞の少ない北海道ですが、季節と時間帯によっては渋滞するところもあり
ます。夏の海水浴シーズンの海沿いの道や秋の紅葉(北海道では10月ごろです)
シーズンの山道などがそうです。
  ここではML会員から寄せられたレポートに基づいて、札幌近郊の渋滞する場
所とその対策についてまとめました。

[小樽〜余市 国道5号線]

  夏に小樽市内から余市方面に渋滞が発生するのは昔からありました。今は広
域農道(小樽市塩谷〜仁木町)ができたのと国道が拡張されたために大分緩和
されています。しかし、あまりに広域農道が知られてしまったために、広域農
道へつながる小樽環状線の天狗山麓付近の渋滞がひどくなりました。それでも
国道5号線よりはだいぶとましなようです。


[小樽〜札幌 国道5号線]

  休日の午後の国道 5号線札幌方向は、小樽〜札幌星置くらいまで、結構渋滞
します。特に朝里〜銭函間は、かなりのノロノロになります。他に逃げ道がな
いとせいだと言えますが、この時の札樽自動車道は有効ですね。
  銭函〜朝里の峠が一番混むので、この区間だけでも高速道路を利用するとか
なり楽です。
  冬なんかは、綺麗に除雪はいってるので、高速のほうが利用しやすいです。
  札樽道朝里インターから朝里温泉方面にちょっと行ったところと、毛無峠の
小樽よりの中腹とを結ぶ道路があるので、札幌〜赤井川間を移動する場合は小
樽を通らずに済みます。出来たばっかりの広い道路です。

[北広島〜札幌 国道36号線]

  ここ数年来、北広島〜札幌市清田区里塚は、頻繁に渋滞している様です。
  国道36号線の最大のガンは、札幌市を北広島市の間に小さな川が流れていて、
これが市界となっていて、その橋があまり無いと言う事です。この川を渡る為
に36号線に自動車が集中してしまいます。
  また、この近辺には北広島ICの出入口の信号、北広島市街地への交差点の信
号と僅かな距離に信号が密集しています。これもまた渋滞発生の大きな要因と
なっているようです。
  これらの渋滞を緩和させる為に中央線の移動装置が最近付きました。ITV の
監視によって渋滞が発生すると中央線を移動させて札幌市内方向を 3車線にし
たりしているようです。

  里塚、つまり札幌市内に入ってしまえば、国道36号線に並行する道路があり
ます。
  北広島方面から走行してきて札幌市内に入りますと、最初の信号を左折し直
進後、次の信号を右折すると羊ヶ丘通です。この通りは36号線の渋滞緩和の為
に設けられた片側 3車線の道路です。
  また札幌市内に入って、右折した場合にも、平岡通、北野通という36号線に
並行する道路に出られます。
  いずれのルートも朝のラッシュ時などは、混雑している様ですが、その他の
時間帯は、36号線よりもスムーズな場合が多いようです。

  私も北広島の工業団地入口より里塚まで1時間以上かかった事がありました。
最近この近辺を通る時は、恵庭ICから道央自動車道を北広島ICまで500円で乗っ
てます(^^)

[北広島〜札幌 国道274号線]

  休日の夕方など北広島から札幌方面に向けて渋滞します。

  10/10 の夕方に、国道274号線で北広島に入ってから札幌南インターまでの間
に 1時間近く掛かってしまいました。

  私は北広島の共栄交差点から右折して、少し行ったところを左に折れて「も
みじ台団地」に出てしまいます。南郷通りはそれほど混まないようです。

  十勝方面から小樽へ抜ける時、「札幌だけはお金かかるけど高速を使って抜
けた方が無難」と宿の人に教えられました。私のような道外者は道には全く不
案内ですし、インターの名前は忘れましたが、北広島のあたりから札樽に入る
手前まで乗った記憶があります。知らない大都会は運転に不安を感じますので、
安心をお金で買う方を選びました。時間帯によっては札幌−小樽間も海水浴や
行楽の車で動かなくなるので、札樽も使うのが良い、と言われました。

[中山峠〜定山渓〜札幌中心部 国道 230号線]

  休日の午後によく渋滞が発生する区間です。国道 230号線を中山峠から札幌
市中心部に向う方向に渋滞が発生します。定山渓温泉手前までは比較的流れが
スムーズですが、豊平峡温泉との交差点辺りから渋滞するときもあります。
  スキーシーズンはいっそう渋滞がひどくなります。定山渓トンネル手前から
渋滞することもあります。 1998-99年のスキーシーズンはスキー客の減少から
か少し渋滞が短かったようです。
  札幌市南区石山〜南30条間も休日の午後は特に渋滞します。石山から旧国道
を使って、真駒内に抜けてしまった方が早いようです。
  別ルートとしては、札幌市南区簾舞(みすまい)から脇道に入り、南区南沢
に抜ける道があります。さらには中央区盤渓(ばんけい)経由で中央区円山公
園や西区西野へスムーズに移動することができます。


6. 道の駅

  最近全国に増えている道の駅ですが、 ご多分にもれず北海道にもたくさん
(2000年7月現在 64箇所)あります。 ドライブの途中で、休憩、トイレ、食事、
にといろいろと便利な道の駅です。それぞれの道の駅にはその市町村の特産品
の展示、販売などいろいろな特色がありいろんな目的で楽しめます。さらに、
道路情報、付近の観光案内、などの情報も手に入るなどさまざまな目的で楽し
めるところです。

  毎年、道の駅スタンプラリーが催されるので、ドライブの一つの楽しみとし
てあなたも参加してみてはいかがでしょう。集めたスタンプの数によって、道
の駅の特産品などが抽選で当たります。
  2000年の開催期間は4月22日〜10月31日までです。ただし、完全制覇(道の駅
すべてを回ることです。)は3月31日まで参加できます。でも、完全制覇賞の賞
品の抽選対象は10月31日までの応募分となっています。

  以下道内各地の道の駅を紹介します。
  場所の中にある[1-x-x]はその道の駅のある地域について収録した「ほっかい
どがいど」の章番号です。道の駅の周辺情報は各章をご参考下さい。
  各道の駅に関するコメントはML会員から寄せられたもの、筆者の感じたもの
など、主観的で偏見のあるものであることをお断りしておきます。道の駅に関
してあなたのお気に入りのものがありましたらぜひ御一報下さい。

  また、北海道の道の駅のホームページは
  http://www.jsd.ne.jp/~michieki/
  です。

北海道の道の駅

【なとわ・えさん】 国道278号線沿い 恵山町   [1-1-2]

   「なとわ」とはこの地方の方言で「あなた(=な)と私(=わ)という意
  味だそうです。海水浴ができる浜に面しており、すぐ隣にキャンプ場があり
  ます。駅内には海産物をメインにしたレストランと売店があり、売店では生
  きているうにをその場で食べることができます。生うに(中350円、大500円)
  イカ刺し(300円)でした。(2000年8月10日)
    駅の上が展望台となっており、車椅子の人もスロープを使って上ることが
  できるようになっています。

【つど〜る・プラザ・さわら】 国道278号線沿い 砂原町   [1-1-2]

    展望ラウンジは土足禁止になっています。階段を4階まで上がらなければい
  けませんが、そこからは噴火湾や駒ケ岳が望むことができます。

【YOU・遊・もり】 国道5号線沿い  森町 [1-1-2]

    展望ラウンジからの眺めがいいです。駒ヶ岳や噴火湾遠くには羊蹄山が見
  えることも。裏手は公園になっています。

【横綱の里ふくしま】 国道228号線沿い  福島町 [1-1-3]

    千代の山、千代の富士の2人の横綱を輩出した町だけあって、駅の隣には、
  その横綱の功績を称える記念館があります。相撲が嫌いでなければ、なかな
  かに見ごたえがあって良いと思います。

【しりうち】 国道228号線沿い  知内町 [1-1-3]

    北島三郎の出身地で、たしか、さぶちゃん系のグッズがあった記憶あり。
  青函トンネルの入り口になる知内駅が合体しています。 日本最古の墓歴史モ
  ニュメントというものがあるそうです。

【上ノ国もんじゅ】 国道228号線沿い  上ノ国町 [1-1-3]

    日本海に関する資料なんかを集めた。海の図書館ってのがあります。 私に
  はレストランで食べた、鉄火丼が胡麻油がきいている不思議な味で(まずく
  は無かった)、その印象が強すぎます:-)

【江差】  国道228号線沿い  江差町 [1-1-3]

    国道沿いのこじんまりとした駅。ちょっとした売店が併設されています。
  駐車スペースもそれほど広くないです。

【あっさぶ】  国道227号線沿い  厚沢部町 [1-1-3]

    木の香りがする駅という印象があります。道の駅の裏手に森林公園があり
  ます。森林浴にいいです。


【てっくいランド大成】 国道229号線沿い  大成町 [1-1-3]

    シャワー施設があるので、夏は、前の浜で泳いでって使い方ができそう。
  車中泊にも便利。ちなみに「てっくい」とは「鮃(ひらめ)」のこと。

【ルート229元和台】 国道229号線沿い  乙部町 [1-1-3]

    日本海を臨む高台に作ってあってなかなかに眺めはいいです。付近に北海
  道の形をした海のプールがあります。

【くろまつない】            国道5号線沿い   黒松内町 [1-2-1]

    黒松内町の特産物展示販売施設 toit vert II (トワ・ヴェール ドゥー)
  が併設されています。ここでは同町の手づくり加工センター toit vert で作
  られるチーズ、ハム、ソーセージ、アイスクリームなどを購入でき、ファース
  トフード形式のベーカリーレストランも併設されているのでその場で食すこと
  もできます。おすすめは午後2時までの日替わりランチセットです。ホットドッ
  グ、ベーグルサンド、ハンバーガー風のいずれか一つと日替わりのシチュー、
  サラダ、ドリンクがセットになっています。(880円〜980円:2000.8.17日調査)
    さらに、パン工場があり焼き立てのパンを食すこともできます。
    また、地域の農家の方による野菜の直売もされています。

【よってけ島牧】 国道229号線沿い 島牧村 [1-2-1]

    自分の好きな海産物(まだ生きている新鮮なものもあります)なんかを選
  んでじゅーじゅーできます:-)。 
    水槽にあわび(950円)、ほっき貝(360円)、白貝(70円)、つぶ(20円)
  ほたて貝(130円)がおいしそうにたたずんでいました。(2000年8月17日)
    シーズンになると、浜で上がったばかりのしらすを釜あげにして売ってい
  ます。これはうまいっすよ。

【いわない】 国道229号線近く  岩内町 [1-2-1]

    施設自体はちょっとした案内所程度でとても小さいです。また、道の駅の
  くせに、駐車場がどこなんだか今一つわからないという、街の真ん中にある
  変わった駅:-)。 もともと、国鉄岩内駅だったらしいが、その面影もほとん
  ど感じない。
     MLメンバーにも分かりづらいと評判の駐車場は以下の場所にあります。
  といっても、駅舎周辺に路駐している車が多いんですけど:-)。

                          至 ニセコ
                 |  |      |  |
      -----------    ------    ------------
   至 積丹半島     国道229号線       至 島牧村
      -----------    ------    ------------
                 |  |      |  |
      -----------    ------    ----
      -----------    ------    ----
                 |  |    ☆|  |      ☆:道の駅駅舎「たら丸館」
      -----------    ------    ----  ★:道の駅駐車場
      -----------    ------    ----  ◎:「たら丸市場」
            ◎★ |  |    ●|  |      ●:バスターミナル
      -----------    ------   |公園

【ニセコビュープラザ】 国道 5号線沿い  ニセコ町 [1-2-1]

    ニセコ界隈の案内所+近所の農家の方の直売(無人販売所)合体型。10軒
  以上の農家の方がもってきたものを籠にいれておいてあるので、気に入った
  ものがあれば、料金入れにお金をいれて持ち帰る。たまに、おばちゃんが自
  ら手売りしていることもあり:-)
    これは、安い! ってものから、こんなもんにお金とるかー! という山菜
  までいろいろあり:-)

【望羊中山】 国道230号線沿い 喜茂別町 [1-2-1]

    中山峠に位置するため道内では一番利用が多いんじゃないかと思うくらい
  いつも混んでいる駅。1999年に大きく改装されました。コンビニもあるし、
  ファーストフードもあるといった具合に、ちょっと前の駅とは様変わり。
  でもあげいもはまだ健在。あと、外で農作物の他に山のものを扱っていて、
  春先は山菜、秋には、山葡萄なんかを買うこともできる。ニセコサイダーな
  る謎の飲物もおもしろい(味は単なるサイダー)。入口すぐのところにある
  アイスもおいしい。じゃがBなんていう、じゃがいもから作った発泡酒も売
  っていたりします。ドライバーの皆さんは持ち帰って飲みましょう。
      冬の晴れた日や、春先には山頂に雪をつけた羊蹄山の眺めがすごくいい
  ですよ。

  〜〜〜あげいものお話し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  この「あげいも」ですが、元は望羊中山の国道を挟んだ向かいの「峠の茶屋」
  で売っていた物です。勿論現在も売っています。
  店先に「元祖」と掲げていますが、望羊中山が出来るまでは、ここしかあり
  ませんでしたので、確かにその通りです。
  ここのあげいもと望羊中山のあげいもが同じ物かどうかについては、未確認
  なんですが、望羊中山の方で行列が出来ているような場合、トイレ等その他
  の用事を済ませて、峠の茶屋に行ってみて下さい。大型バスが並んでいない
  限り、そんなに行列にはなっていないと思います。

  道の駅から話題がずれてしまいますが、この峠の茶屋で「北海道バターまん
  じゅう」なる物を売っています。
  10個入700円程度だったと思います。
  今川焼の様な形状で生地にたっぷりとバターが練込んであります。
  あんは、カスタードクリームを、黒あんです。
  個人的には、バターの風味が強いのでカスタードクリームの方が合うように
  思います。
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【オスコイ!かもえない】 国道229号線沿い 神恵内村 [1-2-1]

    積丹らしくダイビング施設が併設されています。レストランもあり、夏期
  には生うに丼も食べることができます。
    トイレの手洗い場に、「ここで魚をおろすのはやめてください。」という
  張り紙がありました。 :-)

【みたら室蘭】 国道37号線から臨港道路祝津絵鞆線 室蘭市 [1-2-2]

    白鳥大橋の開通と同時にできた駅。展望台があって、夜はライトアップさ
  れた白鳥大橋を見ることができる。観光スポット的にまわる人がいるのか、
  いっつも混んでいる感じがします。

【そうべつサムズ】 国道453号線沿い  壮瞥町 [1-2-2]

    地場の農産物販売所というイメージ。あとは、北の湖のふるさとなのか、
  そういうパネルが少し展示してあったような記憶が…

【フォーレスト276大滝】 国道276号線沿い  大滝村 [1-2-2]

    大きなログハウスの道の駅。名産のきのこをいろいろと商品にして売って
  いる。おすすめは、飲食売店で売っているきのこ汁。100円だけど、これがな
  かなかいろいろときのこが入っていておいしい。あと、ここはログハウスの
  中のトイレ必見:-)

【三笠】 国道12号線沿い  三笠市 [1-2-3]

    北海道の中で一番最初に道の駅になった駅。レストラン(中華系)、売店が
  あり、近郊で採れた農産物の販売もしています。
    あと、ここには主にアンモナイトの化石も展示してあります。

【つるぬま】 国道275号線沿い 浦臼町   [1-2-3]

    トイレのすぐ裏手5mぐらいにJRの線路が通っていますが、JRの駅はない道
  の駅。物産館はとうふソフトが名物で、非常に柔らかくおいしい。道路を挟
  んで向かい側に鶴沼公園と温泉施設(浦臼町自然休養センター)があり、日
  帰り入浴が可能です。また、休養センターにはレストランもあります。

【スタープラザ芦別】 国道38号線沿い  芦別市 [1-2-4]

    トイレに一億円をかけたことで話題になりました。施設2階のレストランの
  天井は夜空の星をデザインしたものでなかなかいい雰囲気ですが、窓の外に
  見える大観音像がちょっと。。:-(

【うたしないチロルの湯】 国道38号線沿い  歌志内市 [1-2-4]

    チロルの湯という温泉とその手前の部分が駅になっています。温泉は、歌
  志内という土地柄か?若干油系の匂いがします。まだできたばかりで、駅の
  施設に関する情報がまだありません。
    温泉は宿泊も可能です。チロルの湯という名前のとおりスイス風の外観で
  見た目もよく、中もなかなか豪華です。 [1-2-4]の章にここに泊まった方の
  レポートが掲載されていますので御参考下さい。
    日帰り入浴も可能です。おとな 500円 10:00-22:00 電話 0125-42-5588
  (2000年5月2日現在)

【田園の里うりゅう】 国道275号線沿い  雨竜町 [1-2-4]

    シーズン中は、地元産のメロンがわりと安めで買えたような…あと、手作
  りパンを売っているのですが、これも安くておいしいです。ソフトクリーム
  もなかなかのもんらしいです。アイスクリームもおいしいらしいのですが、
  私は未体験です。食べられた方御感想をお聞かせ下さい。

【サンフラワー北竜】 国道275号線沿い  北竜町 [1-2-4]

    温泉施設が駅になっていて、日帰り入浴ができます。宿泊できるホテルも
  併設されています。日帰り入浴料金は 500円(1997年)です。温泉に関する記
  述が [1-2-4] の章に記載されています。御参考下さい。
    ここのお土産のメインは「ひまわり」関係です。ひまわりをプリントした
  グッズとか、ひまわりの種を使ったお菓子やアイスなどがあります。前述の
  温泉にもひまわり湯というものがあります。
    夜、青というか緑と言うかなんとも言えないライトアップが施されていて
  なかなかきれいというか不気味というか... :-)

【ハウスヤルビ奈井江】 国道12号線沿い  奈井江町 [1-2-4]

    日本一長い直線道路の途中にある道の駅です。 ここでは近所にある「から
  まつ園」の蕎麦が食べられます。実際に職人さんが来て、その場で手打ちし
  ています。蕎麦は田舎系のもの更科系のものの2種類があります。味もなかな
  かのもんです。

【たきかわ】        国道12号線沿い 滝川市   [1-2-4]

    中華系のレストランがある道の駅。とはいえ、ざるそば(480円)もあり、
  値段の割に量があって味もおいしかったです。できるだけ化学調味料を使わ
  ないようにしているとか。同じ建物内にはジェラート屋さんもあります。

【マオイの丘公園】 国道274号線沿い  長沼町 [1-3-2]

    駅施設の中に、地場の物産を扱う店が集まっています。タイミングが合え
  ば、新鮮なものがかなり安く買えそうです。札幌から近いので休みの日は朝
  から野菜目当ての人で賑わっています。パークゴルフ場、レストランも併設
  されています。

【スペースアップル余市】 国道229号線沿い 余市町 [1-3-4]

    毛利さんが宇宙にいった影響でできた、「余市宇宙記念館」が道の駅です。
  ここは入場料がちょっと高い(1200円 1999年 6月)けど、ここは結構楽しめ
  ると思います。これ以外の施設は小さな売店が1つあるだけなので、記念館
  に用が無い人はトイレ休憩くらいにしか使えないかも。道の駅ラリーのスタ
  ンプは宇宙記念館の前、各種情報パンフレットは宇宙記念館の中(入場料は
  いらない場所)にあります。
    売店では余市駅構内に店のあるイタリアンジェラードが食べられます。余
  市特産のりんごを使った「りんごのほっぺ」はなかなか。

【とうま】 国道39号線沿い  当麻町[1-4-1]

    農作物を扱っています。車泊は国道沿いで今一つ。

【南ふらの】 国道38号線沿い  南富良野町[1-4-2]

    物産館が駅になっています。物産館入ってすぐのところにある水槽では、
  結構でかいイトウが泳いでいます。

【樹海ロード日高】 国道274号線沿い  日高町 [1-5-1]

    日勝峠越え前後にあって必ず気合い入れで止まります:-)。 最新の日勝峠
  の情報が手に入るので重宝できます。
    八百屋系のコンビニ 1軒、酒屋系のコンビニ 1軒(こっちはほとんど酒屋
  だけど)、蕎麦屋が 1軒、喫茶店が 1軒の施設。となりにさらに蕎麦屋あり。

【みついし】 国道235号線沿い  三石町 [1-5-1]

    オートキャンプ場併設。ちょっとした土産屋系コンビニあり。コンビニに
  は、使い捨てのジンギスカン鍋、肉、野菜、タレ、使い捨ての皿、コップ、
  炭など、手ぶらで来てもパーベキューやジンギスカンを楽しめるものが揃っ
  ていました。海水浴客も相手にするのか、シャワールームも併設されてい
  ました。

【サラブレッドロード新冠】 国道235号線沿い  新冠町 [1-5-1]

    「レ・コード館」併設。入場料がちょっと高い記憶があるのですが、中は
  見ごたえあります。好きな人には結構堪えられないものがあるのかもしれま
  せん。Aコープもお隣にあってちょっとした買い物もできます。さらに、花
  屋さんも併設されています。

【おとふけ】 国道241号線沿い  音更町 [1-5-3]

    飯どきにはいると、十勝和牛を扱うレストランからうまそうな匂いがして
  いる印象が大きいです(食べたことはありません)。名産の豆に関するお土
  産が目に付きます。

【ピア21しほろ】 国道241号線沿い  士幌町 [1-5-4]

    地元の高校で作ったチーズなんかが売ってたりすることがあって掘り出し
  物にあたる可能性あり(これが安くて結構おいしいです)。
    レストランでは、士幌牛のステーキなんかも食べられます (これも結構
  リーズナブルです)。
    アイスクリームも売っているのですが、ここを訪れたときはいつも寒いと
  きなので食べたことがありません。

【さらべつ】 道道更別幕別線  更別村   [1-5-4]

    情報を求めています。

【なかさつない】 国道236号線沿い  中札内村 [1-5-4]

    開拓記念館が隣接されています。レストランもあります。

【忠類】 国道236号線沿い  忠類村 [1-5-4]

    ナウマン象記念館の隣です。駅自体はこじんまりしています。温泉施設(ア
  ルコ236)が隣にあり、ちょっとのんびりできます。
    アルコ236のレストランで「わさびアイスが」食べられます。温泉上がりに
  食べるといいっすよ。

【足寄湖】 国道241号線沿い  足寄町 [1-5-4]

    足寄のチーズ工場を駅にしています。1Fでは実際にカマンベールなどを発
  酵させているのを見学することもできます。 生産量が少なく、 お目当ての
  チーズが売りきれていることもしばしば。「オンネトーブルー」が売れ筋の
  ようで、売り切れていることが多いです。おばちゃん曰く「事前に連絡して
  くれれば取り置くよ」だそうですが、真意は不明です。

【摩周温泉】   国道241号線沿い  弟子屈町 [1-6-1]

    こじんまりとした施設です。付近の観光案内をしてくれる方がいらっしゃ
  います。わたしが訪れたときはとても話好きなおばちゃんでした。トイレに
  は「洗濯禁止」の張り紙が。(^^;

【阿寒丹頂の里】 国道240号線沿い  阿寒町 [1-6-2]

    丹頂の観察センターの近く。こじんまりとしています。

【しらぬか恋問】 国道38号線沿い  白糠町 [1-6-2]

    海沿いで、休憩には気持ちのいいところです。日本一あずましいトイレと
  いう立派なトイレがありますが、利用者が多いのか、あまりきれいな印象は
  ありません。(週末のせいか?)
    レストランでは白糠牛のステーキがけっこうおいしかったです。豚丼は豚
  がはみ出していてなかなか見ごたえあり。
    売店で目についたのは、紫蘇を使った商品(紫蘇焼酎、紫蘇そば・うどん)
  と絵文字昆布。(「寿」などの文字に切りぬいた昆布、お湯に入れるとひろ
  がる)以前は白糠の「じゅんさい」があって、買うのは楽しみにしていたん
  ですが、最近は見つかりません。
   「ほたてソフト薫製」が売っていました。なにかのTVでみてほしいな〜っと
  は思いましたが、量の割に高かった(といっても1600円ぐらい?)のでやめま
  したが。
    ラーメンの寳龍も同じ敷地内にあります。

【厚岸グルメパーク】 R44号線から道道別海厚岸線  厚岸町 [1-6-2]

    名前の通りお腹を空かせて行きましょう。二階では、海産物を適当に選ん
  で自分でジュージューして食べることができます:-)。普通のレストランも
  あります。一階には、プチ水族館なるものがあって、シマエビやカレイ、花
  咲ガニ等、北海道近海に生息するおいしそうな(^^;;魚介類が泳いでいます。

【スワン44ねむろ】 国道44号線沿い 根室市 [1-6-3]

    道の駅の中には双眼鏡が何台か置いてあり、居ながらにしてバードウオッ
  チングが楽しめるようになっています。
    国道のすぐ近くのため、車泊にはむきません。

【サロマ湖】 国道238号線沿い 佐呂間町 [1-6-4]

    海産物なんかを扱っている売店がちょっと安くて欲しくなるものがあった
  りして買った事があります。あと、昼間は施設の前でホタテを焼いて売って
  います。サロマ湖らしい:-)

【オホーツク紋別】 国道238号線沿い 紋別市 [1-6-4]

    オホーツク流氷センター(大人250円 大学生80円 小中高無料)と合体して
  います。氷点下20度を体験でき、夏でも流氷にあえます。駅内の喫茶店で生
  田原町の「ノルディックファーム」のソフトクリームを食べることができま
  す(テイクアウトOK)。

【まるせっぷ】 国道333号線沿い 丸瀬布町 [1-6-4]

    丸瀬布らしく地元産の木を使った展示のコーナーがあります。靴を脱いで
  入るので、なかなかに寛げます。国道沿いですが、車泊はどうかなあ。。
  ちょっと気になるかも。

【中湧別】 国道242から道道中湧別停車場線 [1-6-4] 上湧別町

    昔のJRの駅がぶつ切りで残っています。施設的にはかなり立派で、漫画図
  書館なんかも入っています。チューリップ公園に比較的近い。車泊はちょっ
  とし難そう。

【愛ランド湧別】  国道238号線沿い [1-6-4] 湧別町

    遊園地併設。トイレ休憩にしかつかったことないので、それ以上の印象は
  ありません。車泊もちょっとうるさそう?

【おんねゆ温泉】 国道38号線沿い  留辺蘂町 [1-6-4]

    裏にある日本一(らしい)のからくり時計がおもしろいです。行くなら正
  時の時報に合わせてどうぞ。
    あと、売店がいくつかあるんですが、 その中の一軒に「生牛乳飲み放題
  300円」ってのがあります。おいしいですが、飲みすぎには注意しましょう。

【香りの里たきのうえ】 国道273沿い 滝上町  [1-6-4]

    滝上公園の近く。夜中でも明るい照明と机なんかがおいてあるので、日記
  をつけたりしたいときはいいかも。ただし、明るいので車泊には向かない。
    売店はハーブを用いた特産品がひしめいており、こういうのが好きな人に
  はたまらないかも。近くにハーブ園もあります。

【知床・らうす】            国道335号線沿い 羅臼町   [1-6-5]

    情報を求めています。

【おびら鰊番屋】 国道232号線沿い  小平町 [1-7-1]

    国指定の重要文化財、旧花田家番屋の隣にある駅です。レストランは海鮮
 系のものがいろいろとあった気がします。
   車泊するには、国道の交通量がちょっと気になります。

【ほっと☆はぼろ(☆はハートマーク)】国道232号線沿い 羽幌町 [1-7-1]

    ホテルと海鳥のなんかの間一帯を道の駅にしているようなちょっと変なパ
  ターン。スタンプラリーの時、どこにスタンプあるのかわかりにくかった。
  宿があるような施設なので車泊はちょっと恥ずかしいかも。:-) ホテルの温
  泉には日帰り入浴可能で、ジャクジー・寝湯・サウナ・露天などがあります。

【富士見】 国道232号線沿い 遠別町 [1-7-1]

    国道232号線を走っていると、食事をとる場所が少ないのですが、ここは
  そんな悩みを解決してくれます。レストランメニューで少々値段がはります
  が、カレーはリーズナブルな値段でおいしいです。このレストランには階段
  を何段も登らないといけないので、行くのに疲れるのが欠点:-)。

【おうむ】 国道238号線沿い 雄武町 [1-7-2]

    オホーツクを臨む展望棟があります。隣はAコープなので、買い物できま
  す。国道沿いでちょっとうるさいので、車泊には向きません。
    近くにある出塚食品本社の「かまぼこ」がおいしいです。うに、かに、ほ
  たて があり、それぞれが中に入っていてなかなかのものです。

【おこっぺ】 国道238号線沿い 興部町 [1-7-2]

    施設自体はこぢんまりしています。国鉄時代の客車を使った無料の宿泊施
  設がおいてあります。国道から一本はいっており、車泊もできます。近くに
  24時間のローソンもあり。

【マリーンアイランド岡島】 国道238号線沿い  枝幸町 [1-7-2]

    船の形をした特徴的な駅です。レストランあり。

【さるふつ公園】 国道238号線沿い 猿払村 [1-7-2]

    妙にだだっぴろい印象が残っています。レストランあり。

【ピンネシリ】 国道275号線沿い 中頓別町 [1-7-2]

    山間にあり、オートキャンプ場が併設されています。向かいがピンネシリ
  温泉になっています。花が綺麗にさいていました。

【びふか】  国道40号線沿い 美深町 [1-7-4]

    いろいろとおやつが手に入る道の駅です。コロッケと羊乳のアイスがおす
  すめです。白樺樹液の「森の雫」(最近は道内各地で販売されているようで
  す)が売られています。裏手に美深温泉があります。車泊もできそうでした。
    駅舎内に郵便局もあります。

【おといねっぷ】 国道275号線沿い(国道40号線近く) 音威子府村 [1-7-4]

    ここもこぢんまりしています。地域でできた農産物なんかを少し売ってい
  ます。レストランでは音威子府名物の蕎麦も食べることができます。
  #この道の駅のレストランですが、夏のある日曜日に臨時休業していたこと
  #があります。近所で運動会らしいものをしていたので、このせいかも。。


【森と湖の里ほろかない】  国道275号線沿い 幌加内町 [1-7-4]

    温泉施設(政和温泉ルオント)と合体しています。レストランでは幌加内
  の蕎麦を食べることができます。MLメンバーにもなかなか好評のお味です。
  交通量の少ない道沿いなので、車泊OK:-)

これからオープンする道の駅

  年々道の駅は増えています。2000年8月18日新規に以下の道の駅が登録されま
した。これからこれらの道の駅を訪れた方、印象をほっかいどガイドまでお寄
せ下さい。

【だて歴史の杜】国道37号 伊達市  2000年10月オープン予定
【あさひかわ】国道237号 旭川市  2000年10月オープン予定
【自然体感しむかっぷ】国道237号 占冠村 2000年8月オープン予定
【にしおこっぺ花夢】国道239号 西興部村 2000年8月オープン予定
【(仮称)オーロラタウン93りくべつ】 国道242号 2001年1月
【はなやか(葉菜野花)小清水】 国道244号 小清水町 2000年11月オープン予定

以上で ほっかいどがいど[3-2-3] 自家用車の旅 はおしまいです。安全運転で
楽しい旅行をお楽しみ下さい。

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